お知らせ
2019.10.11
工学部機械工学科の江上正教授が国際福祉機器展に本学から初出展しました
国際福祉機器展は、世界の福祉機器が一同に会する、アジア最大規模の展示会です。今回の展示会では、14か国1地域より500社前後の企業・団体が数多くの製品を展示しました。
開催期間の全日とも本学ブースには多くの来場者が訪れ、大盛況に終わりました。今後の更なる発展が期待されます。
出展内容
① 体動により操作可能な倒立振子型電動車いす
搭乗者の直感的な体の重心の移動により前進・後退・旋回の操作を行うことができる倒立振子型の電動車いすを開発しました。
本車椅子の用途を障害者だけでなく、一般の方にまで広げ、歩行者と共存する乗り物として、幅広く利用してもらえることを目指しています。
② 段差乗り越え補助装置
体動により操作可能な電動車いすに取付可能な段差乗り越え補助装置です。カム機構を用いているため、押上および収納がスムーズに短時間で行えます。
③ 松葉杖を用いた段差乗り越え補助機構
通常の手動車いすに後付け可能な段差乗り越え補助装置です。補助機構を段差に押し当てて支え棒とすることで、前輪を持ち上げ段差を乗り越え、降りる際には補助機構を先に地面につけることで前輪をゆっくり降ろすことが可能です。
-
技術内容
(929KB)