お知らせ

2018.10.12

2018年度 神奈川大学学術褒賞授与式・研究発表会を開催しました

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2018年10月5日(金)横浜キャンパスにおいて「2018年度 神奈川大学学術褒賞授与式・研究発表会」が行われました。
神奈川大学学術褒賞は、本学における専任の教育職員の学術研究を推進、奨励するため、その優れた業績に対して褒賞するものです。

今年度は、経済学部の西村陽一郎准教授と外国語学部の松本和也教授の2名が受賞され、兼子学長から表彰状等が贈られました。

2018年度 神奈川大学学術褒賞受賞者

西村 陽一郎 准教授 (経済学部)
研究課題名:「Executive succession:The importance of social capital in CEO appointments」


松本 和也 教授 (外国語学部)
研究課題名:「日中戦争期文学の歴史的研究」

横澤 勉 副学長 挨拶

2018年度「神奈川大学学術褒賞授与式」を執り行うにあたり、研究担当の副学長として一言ご挨拶を申し上げます。

この神奈川大学学術褒賞制度ですが、専任の教育職員の学術研究を推進、奨励するため、その優れた業績に対し褒賞することを目的とした制度で、1999年度に開始し今年度で20年目を迎えました。今年度までに自薦、他薦合わせて48件の申請があり、28名が褒賞を受賞しております。

過去に受賞された方の中には、法学部佐橋 亮先生や工学部の岩倉いずみ先生等本学の将来の学術研究を担う優秀な研究者がいらっしゃいます。

今年度の審査経過ですが、4月4日から5月18日までを申請受付期間とし、7月5日に審査委員会を開催し、神奈川大学学術褒賞規程及び同規程に基づく褒賞審査等に関する申合せに基づき、厳正に審査を行いました。

その結果、経済学部 西村陽一郎先生、外国語学部 松本和也先生を本年度の受賞者とすることが、審査員の満場一致で承認されました。

今般の学術褒賞受賞を機に、先人たちが築いてこられたこの学術褒賞制度の価値を今後の研究でさらに高めていただき、本学の学術研究推進の担い手としてその成果を教育に還元し、「教育と研究の高度な結合」を実現されることを希望します。

今後の西村先生と松本先生の益々のご活躍をお祈りしまして、簡単ではございますが、副学長の挨拶に代えさせていただきます。
西村先生、松本先生、本日は本当におめでとうございます。

◆受賞者のコメント

西村陽一郎 准教授

このたびは、このように名誉ありそして身に余る賞を頂戴することができ、大変光栄でございます。本当にありがとうございました。そして、このような名誉ある賞を頂戴できましたのも、ひとえに、研究開始当時の学部長であり現在、本学学長である兼子良夫先生、現在の学部長である戸田龍介先生、ご退職されておりますが本学名誉教授である小林康宏先生、現在大学院の経済学研究科委員長の上沼克德先生、国際センター委員の小山和伸先生、経済学部学科主任の三島斉紀先生など、研究にご理解がある諸先生方に恵まれたことだと存じております。記してこれら諸先生方に御礼を申し上げたいと申します。誠にありがとうございました。

 

松本和也 教授

この度、『日中戦争開戦後の文学場 報告/芸術/戦場』(神奈川大学出版会)を主たる業績とした研究課題「日中戦争期文学の歴史的研究」により、神奈川大学学術褒賞を頂くこととなりました。これまでお世話になった方々に、改めて心よりの感謝を申し上げます。神奈川大学に赴任以来、研究支援体制から同僚のサポート・刺激まで、たいへん恵まれた環境で研究を進めてくることができました。文学をめぐる研究・教育は、なかなかに厳しい昨今ですが、今後のさらなる精進を誓って、お礼の言葉に代えさせて頂きます。