お知らせ
2017.12.08
講演会「未来に歩みを進める義足プロジェクト~アフリカ・ルワンダで活動するNGOを招いて」開催のお知らせ

このたび、法学研究所では下記の通り講演会を開催いたします。
1994年のルワンダ大虐殺で障害を負った人びとのために障害者支援NGOを設立し、20年以上にわたって義足製作を行ってきたガテラ・ルダシングワ・エマニュエルさん、ルダシングワ(吉田)真美さんをお招きします。近年では職業訓練による障害者の社会参加へと活動の幅を広げているプロジェクト内容と、ルワンダの人びとの過去を乗り越えるための努力とコミュニティー再生について学びます。
未だアフリカで活動する日本のNGOも少なく、その情報も限られているのが現状です。これを機会に、アフリカを身近に感じ、その開発と発展を一緒に考えたいと思います。多くのみなさまの参加をお待ちしています。
※開催前週の12月11日(月)「地域国際協力特論(4限 14:40~16:10/3号館B101号室/担当:荻村哲朗)」において、アフリカ・ルワンダの歴史、社会状況、コミュニティ再生の試み等と国連・NGOの活動内容について、小峯茂嗣 氏(立教 大学異文化コミュニケーション学部助教)を招いて公開授業を行います。本学の学生に限らず、一般の方もご参加いただけますので、ぜひご参加下さい。
2人からのメッセージ
ルワンダでは、ヨーロッパ諸国の植民地政策という間違った政治のために、国民を分けられ、憎しみの感情を教えられ、その結果国民同士が殺し合う悲劇が起こりました。大虐殺の時に失われたものを取り戻すために、ルワンダの人々は努力を続けています。しかし、そんな今も、世界のどこかで争いは続いています。地球上には、たくさんの人々が暮らしています。見た目はみな違います。お互いがその違いを認めた上で、相手を尊敬すれば、無駄な争いはなくなるのではないでしょうか?
ルワンダでは、分けられてしまった国民が争うことによって、多くの血が流されました。そんな悲劇が2度と起こらないように願いを込めて、私たちは「ワンラブ―ひとつになって愛し合おう」と言う名前を付けました。そしてルワンダの傷ついた人たちが、肉体的・精神的・経済的に自立できるよう、応援しています。これからも少しでも平和な世界になるように、私たちは地球上の人たちと力を合わせていきたいと思います。
未来に歩みを進める義足プロジェクト~アフリカ・ルワンダで活動するNGOを招いて
日時 |
2017年12月18日(月)14:40~16:10 |
---|---|
会場 |
神奈川大学横浜キャンパス3号館305講堂 |
講師 |
![]() ガテラ・ルダシングワ・エマニュエルさん |
参加方法 |
参加無料・事前申し込み不要。直接会場へお越しください。 |
お問い合わせ |
神奈川大学法学研究所 |