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地域組織からのお知らせ

神奈川大学同学会(宮陵会)大連支部 設立報告

編集長よりあいさつ

 このたび神奈川大学同学会大連支部の設立にあたりまして、広報の編集長に任命されました渡部と申します。今後、定期的に電子雑誌や壁新聞などの発行を積極的に行っていく予定でおりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 私自身、今年の3月に同大学を卒業し、6月に大連にきました。そのため大連も、社会人としてもまだまだ新人であります。最初は、初めての社会人生活に加え、初めての海外生活ということもあり、不安だらけのスタートでした。そんな右も左もわからない自分を迎え入れてくれたのがこの同窓生の集まりでした。大連在住の同大学卒業生は思っていたよりも多く、月に数回行われる食事会も毎回にぎやかでアットホームな集まりです。年齢は違っても、皆が同じ大学、皆が同じような悩みを経験しているというのがこのメンバーの強みだと感じています。
 大連にきて、まだ半年も経っていませんが、いろいろなことを経験しました。いいこともつらいこともたくさんありました。中国のいいところ、悪いところを見ることで、日本のいいところ、悪いところも客観的に見て感じることができました。今では「いい経験をしているな」と自分自身で感じることができています。日に日に大連での生活も楽しくなってきました。これからもたくさんの困難が待ち受けていると思います。それも含めて、こちらでの生活をよりよいものにするということが今の目標です。中国に興味のある方はぜひ一度、旅行でもいいので大連にいらしてください。「百聞は一見にしかず」ということです。
 最後に、同窓会設立にあたりご尽力いただいた全ての方に、心からお礼を申し上げ、挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。そして、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

渡部慎太郎

事務局長よりあいさつ

神奈川大学的留学生同学们
你们好
我是孟令龙,2006年毕业于外国语学部英语英文学科,现在担任神奈川大学同学会大连支部的事务局的工作。大连支部的主要工作是扩大和当地大学的交流,促进中日文化交流,不断提高神奈川大学在东北三省的知名度和美誉度。大连支部正在积极努力和当地的大学和日资企业取得联系,可以为各位回国后的就职工作提供支持。我本人是大连人,所以如果将来各位学成归国之后,想在大连生活和工作的话,我相信大连支部可以为各位提供有力的支持!欢迎各位随时联系支部长武井同学和我。

孟令龙

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大連支部設立までの経緯

 大連支部の正式設立(設立総会)までを振り返ると、本格的に設立へ向けて動き出してから約1年、大連支部の話を初めて耳にした時から数えても約1年半、長いようですが、あっという間でした。大連支部設立の話を、私が初めて耳にしたのは、2010年3月であったと思います。
 2010年3月中旬、大里浩秋先生(中国語学科教授)、孫安石先生(中国語学科教授)、冨井正憲先生(韓国漢陽大学教授、元神大建築学科教授)の3名が研究のため、大連までいらっしゃいました。そして、先生方の大連滞在中に、同学会大連支部の話を初めて耳にしたと記憶しています。先生方は遼寧師範大学の国際交流センターへ宿泊し、その縁で、私は遼寧師範大学教育学院教授の楊暁先生や遼寧師範大学大学院生の方々と知り合う機会もいただきました。大里先生、孫先生、冨井先生の3名は、神奈川大学同窓会(宮陵会)の上海支部設立にも深く関わりがあり、上海支部の設立総会にも出席された先生方です。ですので、中国で2つ目の支部として、大連支部設立の発想をお持ちであったのかと思います。ちなみに、大連支部は、5つ目の神奈川大学同窓会海外支部です。これまでには既に、バンコク、ニューヨーク、ロスアンゼルス、上海に支部が設立されています。
 大里先生と孫先生、冨井先生が大連を離れてから間もない2010年3月下旬、今度は鈴木陽一先生(中国語学科教授)、馬興国先生(特別招聘教授)、秋山憲治先生(経済学部教授)、留学課次長(当時)の池原治さんが大連までいらっしゃいました。当時、鈴木先生は国際交流担当の学長補佐。馬先生は瀋陽出身で遼寧省留日同学会の名誉会長でもあり、中国で幅広い人脈を持っています。秋山先生は、国際経済を専門とし、豊富な海外経験もあり、学生へ向け海外での活躍を強く推奨しています(※秋山先生の略歴は“神大の先生”というページにあります)。池原さんは、当時は留学課次長、現在は国際センターの事務部長として、正に大学の国際交流の最前線で活躍していらっしゃる方です。この顔ぶれが示す通り、今回の中国訪問の目的は、国際交流拡大へ向けた視察であり、中国各大学の訪問でした。
 私は鈴木先生の教え子ですので、恩師を訪ね、鈴木先生たちが滞在しているホテルへ伺いました。その時、神奈川大学に国際交流拡大の方針があり、その重点地域に、大連も含む中国東北部が含まれていると知りました。この時のお話の中に、大連支部の設立がどのように話題になったか、はっきりと覚えてはいません。
 ですが、この日を境に、私は主に池原さんと、神大の国際交流拡大につき、メール交換を始めました。最初、池原さんと私の話題は、神奈川大学への留学生増加が主な内容でしたが、徐々に大連支部設立の件も、話題に上るようになりました。
 なお、大学の国際化を推進するという神奈川大学の「将来構想」計画は、設立総会に際し、学長の中島先生からいただいた祝辞でも触れられています。
 それから約半年後の2010年10月上旬、今度は馬興国先生がお1人で大連までいらっしゃいました。携帯電話へ馬先生から突然のメールがあり、私はその日の夜、東北財経大学の国際交流処に滞在中の馬先生を訪ねました。この日、馬先生から、中島三千男学長の大連支部を設立してほしいという意思を伝えられ、「大連に何人の神大卒業生がいるのか調べて欲しい」ということ、「大連で同窓会の支部を設立する」ということ、この2点を伺いました。
 この日から、大連支部設立に向けて、本格的な準備が始まりました。私は、『Concierge(中外文広告)』や『Whenever』など、大連で発行されている情報誌へ広告を載せ、大連在住の神大卒業生から連絡を募りました。この時は正直、何人の方から連絡をいただけるのか、不安がありました。
 掲載を依頼した広告は、各誌の2010年11月号へ掲載されました。間もなくして、2名の卒業生から連絡をいただき、2010年11月20日(土)に第1回の食事会を開きました。この第1回の食事会は、副支部長の藤高涼さん、梅本亜衣里さん、私の3名でした。
 第2回の食事会は、2010年12月19日(日)に開催し、参加者は5名へと増えました。
 そして、年が変わり2011年3月下旬、鈴木陽一先生と馬興国先生が、再び大連までいらっしゃいました。
 この時は、遼寧師範大学の劉凡夫先生、李韡先生と食事をご一緒する機会も得ました。そして、鈴木先生と馬先生とは、「大連支部の設立計画は、このまま進める」ということ、「設立総会も視野に入れる時期となった」ということを確認しました。
 その後は、池原さんと、設立総会の開催についてもメールをやり取りするようになり、大まかな目処の立ってきた2011年6月からは、宮陵会の田口様と設立総会の開催に向けて、本格的な調整に入りました。
 そして、2011年9月17日(土)、大連支部の設立総会は、無事に開催されました。馬先生のご尽力で、大連の各大学からも御来賓をお招きすることが叶い、正に大連支部の船出にふさわしい会であったと思っております。
 大連支部設立までには、常に中島学長や馬先生、鈴木先生、池原さんの励ましがあり、これまでご協力いただいた方々、大連支部の活動に参加してくださった方々、全ての方々へ感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。(武井克真)

設立総会の報告

 2011年9月17日(土)、大連支部の設立総会が開催されました。
 御来賓の紹介は、後の本文に譲りますが、参加者は総勢で20名強、『Concierge(中外文広告)』の新井麻衣子記者と『Whenever』の道正早波子記者も取材にいらっしゃり、総会の様子は、この2つの雑誌でも紹介されることとなりました。『Concierge(中外文広告)』と『Whenever』は、共に大連を代表する日本語情報誌です。
 また、通訳として大連外国語学院出身の項琳琳さんもお招きしました。司会は私が務めました。
 設立総会は、2部構成で開催し、第1部が格林豪泰ホテル(五五路店)を会場としての設立総会、第2部が会場を大清花餃子へ移しての食事会でした。
 第1部の設立総会は、孟令龍事務局長の開式の挨拶で幕を開けました。
 最初に、御来賓の紹介をし、まず地元である大連からの御来賓を紹介しました。大連からの御来賓は、以下の方々です。
 肖正揚教授(遼寧省留日同学会副会長、大連工業大学元学長)、張語辞教授(東北財経大学国際交流処副処長)、張健教授(東北財経大学国際漢語文化学院院長)、劉凡夫教授(遼寧師範大学外国語学院副院長)、李韡教授(遼寧師範大学日本語学科科長)
 次に、神奈川大学からの出席者を紹介しました。神奈川大学からご出席を賜ったのは以下の方々です。
 小川勲夫様(神奈川大学同窓会(宮陵会)副会長)、池上和夫教授(神奈川大学副学長)、馬興国教授 (神奈川大学特別招聘教授、遼寧省留日同学会名誉会長)、鈴木陽一教授(神奈川大学教授、外国語学部長)
 御来賓紹介の後は、ご出席の方々からご挨拶をいただき、小川勲夫副会長、池上和夫副学長、鈴木陽一教授、肖正揚教授、張語辞教授、劉凡夫教授の各氏が挨拶を述べられました。
 ご出席の皆さまからご挨拶をいただいた後は、少しの休憩をはさみ、大連支部の役員選出へ移りました。大連支部は役員として、以下の5名を選出しました。
 事務局長 孟令龍、支部長 武井克真、副支部長 李真、藤高涼、会計監査 賀薇
 役員選出の後は、各種文書(設立趣意書、会則、事業計画)の紹介と承認が行われました。ここでは、大連支部の事業計画につき、詳述いたします。大連支部では、以下の6項目を事業計画として掲げました。
(1) 会員による食事会
(2) 神奈川大学同学会大連支部主催の中日交流会
(3) 神奈川大学への情報発信(電子雑誌の発行)
(4) 大連の各大学との交流
(5) 大連への就職支援、及び大連への留学支援
(6) 神奈川大学への留学支援
 (1)の食事会は、2010年11月に第1回を開催し、大連支部設立の準備段階から行っていたものです。この食事会は、今後も変わらず続けていくことが、確認されました。
 (2)は、まだ計画の段階ですが、順調に進めば、2011年12月に第1回を開催できる見込みです。これは主に、神奈川大学の知名度向上を目指し、大連の人々に広く神奈川大学を知っていただくことが目的です。
 (3)は、正にこの刊行物の事を指しております。今回を臨時の創刊号としまして、今後も定期的に神奈川大学へ向けて、大連情報(中国情報)を発信していきます。これは、この国際化の時代、主に在校生の皆さんへ海外事情を紹介し、外への興味を持っていただくことを目指しています。
 (4)は、これもまだ計画の段階ですが、主に遼寧師範大学と東北財経大学との交流を考えております。これも、(2)と重なる部分がありますが、神奈川大学の知名度向上を狙っております。
 (5)は、大連支部の正式設立前から行っていたことですが、今後も変わらず続けていきます。在校生や卒業生に、大連での求人(留学)情報を提供、就活支援も行い、海外就職(留学)の扉を開きます。大連支部が受け皿となり、大連へ渡航しやすい環境を提供します。
 (6)は、(2)と(4)の延長となりますが、日本留学を目指す方々へ、神奈川大学を紹介し、神奈川大学への留学生増加を目指します。
 各種文書の承認後、大連支部の会員紹介となりました。詳細は、ここでは割愛いたします。
 大連支部会員の紹介が終わると、祝辞の紹介となりました。祝辞は、各方面から、以下の方々よりいただきました。
 狩野七郎様(神奈川大学同窓会(宮陵会)会長)、中島三千男教授(神奈川大学学長、斎田寿様大連・神奈川経済貿易事務所首席代表)、秋山憲治教授(神奈川大学教授(前経済学部長)、日本貿易学会元会長)、木山英雄先生(中国文学者、元神奈川大学教授)、郷田正萬教授(神奈川大学名誉教授、復旦大学客員教授)、大里浩秋教授(神奈川大学教授、非文字資料研究センター副センター長)、加藤宏紀準教授(神奈川大学準教授)、池原治様(神奈川大学国際センター事務部長)
 祝辞の紹介が終わると、馬興国教授の閉式の挨拶で、設立総会は幕を閉じました。
 馬興国教授の挨拶の後は、記念撮影を行い、第2部の食事会へと会場を移しました。
 食事会の始まりでは、私より乾杯の音頭として、ご出席の方々への謝意を述べました。歓談の途中、張健教授と李韡教授からご挨拶をいただきました。最後は、取材にいらっしゃった新井記者から感想をいただき、第2部の食事会も幕を閉じました。
 以上、大連支部の設立総会が成功裏に終わったのも、全てお世話になった皆さまのおかげです。この場を借りまして、満腔の謝意を表し、本報告の筆を置きます。
 誠にありがとうございました。(武井克真)

神奈川大学同学会(宮陵会)大連支部設立

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