神奈川大学は1928年に横浜学院として、わが国の開港の地である横浜に校舎を置いたことにはじまります。翌年、横浜専門学校を設立すると間もなく、後に長い歴史を刻むことになる貿易科を設置しました。
戦後、神奈川大学となってからも、その伝統は引き継がれ新たに設置された商経学部には外国貿易専修課程(後の現代ビジネス学科)が設置され、貿易学にかかる専門科目はもとより外国語教育に力を注ぎました。1965年には、当時としては設置例の少ない外国語学部を新設、1989年には新設の湘南ひらつかキャンパスに、国際社会で活躍する人材の育成を目的として経営学部国際経営学科を設置しました。
このように本学は、その前身の旧制横浜専門学校のころから海外への視点を欠かさず貿易学科というユニークな学科を発展的に展開、また、熱心に語学教育に取り組み国際社会で活躍できる人材の育成を目指してきました。