お知らせ

2024.07.02

【報告】駐日モロッコ大使館後援『モロッコウィーク』を実施しました

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2024年6月17日(月)〜6月22日(土)に実施された「モロッコウィーク」の全イベントが無事に終了いたしました。駐日モロッコ王国大使館後援のもと行われたこのイベントでは、多彩なプログラムを通じてモロッコの魅力を紹介しました。その他にも書籍や民族衣装、雑貨、民芸品の展示、観光地を紹介するパネル展示、各キャンパスの学食で提供されたモロッコ風料理のメニューなど、多くの方に楽しんでいただきました。

 

初日には、ラシャド・ブフラル駐日モロッコ大使による講演会「Outline of the Kingdom of Morocco~モロッコ王国の概要~」が開催されました。この講演会を通じて、日本とモロッコの多くの類似点や関係性、観光地や経済活動について学ぶ貴重な機会となりました。同日には、グナワ東京によるモロッコ民族楽器のライブパフォーマンスも行われ、「グナワ音楽」の心地よいリズムとボーカルの一体感を楽しむことができました。

 

2日目には、「株式会社ファティマ」の大原真樹氏による講演会「色彩の国、魅惑のモロッコ」が実施されました。モロッコでの経験を写真や映像を交えて紹介し、バイヤーの視点からモロッコの魅力を語っていただきました。

 

3日目には、モロッコ政府観光局による講演会が行われ、観光地の紹介や観光の注意点、ツアーの組み方のアドバイスなど、興味深い内容をご講演いただき、モロッコの美しい写真を見ながら、現地の観光について具体的なイメージを膨らませることができました。

 

4日目には、モロッコの健康・美容に関するレクチャーとワークショップが行われました。アルガンオイル、ガッスール(モロッコ溶岩クレイ)、はちみつの歴史や地域についてのレクチャーに加え、実際にこれらを体験し、モロッコの健康・美容について理解を深めました。同日の夕方には、本学協定校である「モハメッド6世工科大学」の担当者を迎え、オンラインでの留学説明会を実施しました。大学のプログラムや施設を具体的に知ることができました。

 

5日目には、フェズ刺繡ワークショップを開催。フェズ刺繡作家のアタマンチャック中山奈穂美先生を特別講師に迎え、幾何学模様の刺繍コースターの作成に挑戦しました。参加者は先生の指導のもと、フェズ刺繡の魅力を体感しながら、モロッコ文化への理解を深めました。同日の夕方には、「モハメッド6世工科大学」との言語交流プログラムがオンラインで行われ、モロッコ、日本、双方の学生が国や大学のプレゼンテーションを行い、穏やかな雰囲気の中、英語を使用した楽しい交流会となりました。

 

最終日には、駐日モロッコ王国大使館から公邸料理人を招き、「モロッコ料理教室」が行われました。参加者は「チキンレモンタジン」、「ハリラ」、「キャロットサラダ」の作り方を学び、シェフの巧みな包丁さばきを目の当たりにしました。最後の試食では、参加者全員から「本当に美味しかった!」との感想を多数いただきました。

 

多くの方にモロッコの魅力を感じていただけた「モロッコウィーク」。今後の神奈川大学「ナショナルウィーク」にも、ぜひご期待ください!