2023年6月26日（月）〜7月1日（土）に実施された「メキシコウィーク」の全イベントが終了しました。在日メキシコ大使館後援のもと、実施したメキシコウィーク。各種イベントをはじめ、メキシコに関する書籍の展示、メキシコ人フォトグラファー写真パネル展示、各キャンパス学食・キッチンカーでのメキシコメニュー提供なども実施しました。

初日は、本学副学長からの開会挨拶、駐日メキシコ大使からのビデオメッセージにはじまり、在日メキシコ大使館参事官による講演会「メキシコと日本 -知られざる400年の友好の歴史-」が行われました。アステカ文明やマヤ文明、独立戦争から現代までのメキシコの歴史を通して、多くのことを学ぶことができました。学生にとっても授業とは異なり、両国の長い歴史についてお話を伺う、貴重な機会となりました。その後「Mariachi Mexican La Fiesta Japan」による、心揺さぶる情熱的なライブパフォーマンスにあわせて踊ったり、歌ったりと、メキシコの歴史・文化と情熱を感じる一日となりました。

2日目は、メキシコシティにある日本メキシコ学院の生徒と言語交流プログラムを実施。交流の一環としてキャンパスツアーも行われ、21階の学食では絶景を眺めながら参加者全員で昼食を楽しみました。スペイン語・日本語・英語と様々な言語で、笑顔の絶えない交流会となりました。夜には、メキシコ映画「TAKEDA」を上映。「TAKEDA」はメキシコ人監督、ヤアシブ・バスケス・コルメナレスによるドキュメンタリー映画で、メキシコを愛し、約60年にわたり現地に在住している日本人画家、竹田鎭三郎氏の視点を通して人間の真髄に迫る映画です。日本、メキシコで撮影された鮮やかな色彩からなる映像や、伝統的な音楽などを通して日墨の伝統や芸術を知ることができました。

３日目は、「メキシコ留学説明会」と「本学スペイン語学科教員による講演」を実施。留学説明会では、本学協定校のベラクルス大学とテックミレニオ大学の担当者から、大学紹介をしていただきました。テックミレニオ大学からの受入交換留学生も参加。メキシコの大学生活や、大学の環境について知ることができ、日本とメキシコの14時間の時差を超え、リアルタイムでメキシコ留学について知ることのできる良い機会となりました。講演では「聖なる力に満たされた宇宙古代アステカ・マヤから現代メキシコへ」をテーマに、スペイン語学科 岩崎 賢准教授が講演。歴史からもメキシコの一面を知ることができました。

４日目は、「メキシコ人留学生との交流会」と「メキシコ観光・貿易分野企業講演会」を実施。交流会は、本学SIPSメンバーによる英語での司会ではじまり、本学協定校のテックミレニオ大学からの受入交換留学生からメキシコやメキシコ料理について紹介してもらいました。企業講演会では、旅行会社「株式会社メキシコ観光」、貿易会社「株式会社カサナチュラル」より講師をお招きし、講演会を実施。会社概要、業界紹介に加え、就活や人生のアドバイスもいただきました。

メキシコウィーク5日目は、「メキシコ留学体験談」「メキシコ大使館シェフによる料理教室」を実施。本学SIPSメンバーによる司会で開始した留学体験談では、本学協定校「メキシコ国際大学」へ留学をした学生からも貴重な経験談を聞くことができ、皆、真剣に聞き入っていました。夜の料理教室では、メキシコのソースづくりなどを体験。楽しみながらメキシコの文化や本場の味を学べる貴重な機会となりました。

メキシコに関連する様々なイベントを通して、メキシコを実感できたメキシコウィーク。

今後の「ナショナルウィーク」にも、ぜひご期待ください！

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