お知らせ

2022.04.04

【開催報告】SDGsよこはまCITY冬へのご参加ありがとうございました

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2022年2月20日(日)、本学が加盟する よこはま国際協力・国際交流プラットフォーム運営委員会主催の「SDGsよこはまCITY冬」をオンライン(Zoom、YouTubeLiveなど)にて開催しました。


本学からは、国際学生寮「栗田谷アカデメイア」入寮学生および本学卒業生で東京オリンピック2020男子サーフィン強化指定選手にも選出された石川拳大 氏による講座を出展しました。

講座テーマ

国際学生寮「栗田谷アカデメイア」入寮学生

本学国際学生寮「栗田谷アカデメイア」では、当寮のコンセプト「神奈川大学ダイバーシティ宣言に基づき、SDGsを推進できる人材を育成する」ことを目的として、「SDGs PBLプログラム」を昨年4月から学期ごとに開催。今回のSDGsよこはまCITY冬では、「身近なところから世界を変えていく持続可能な取組みアイデア」をテーマに、本寮生4チームが「SDGs PBLプログラム」での取り組みを発表した。

  • テーマ①:フードロスをなくそう

食品ロスを減らすための身近な取り組みとして、「食材を無駄にしないこと」を挙げ、余りがちな食材を活用したレシピを紹介した。
 

  • テーマ②:国際寮で防災に備えよう

災害に強いまちづくりをテーマに、避難バッグの考案や手描きポスターの作成・提示を行い、楽しみながらSDGsの活動に取り組むことができることを紹介した。
 

  • テーマ③:コオロギプロテインが世界を救う~今後起こる飢餓に備えて~

タンパク質の含有量が豊富で地球環境への負担も少ないコオロギを活用し、コオロギプロテインの商品化を提案。見た目と衛生面に問題のあるコオロギ食に対する意識改革とコオロギ食の普及を目指した。
 

  • テーマ④:教育レベルの高い日本、しかし実際は…

国内における教育の貧富の差に着目し、子どもへの学習支援の場や子どもの居場所として栗田谷アカデメイア内にKU寺子屋(仮称)を設置することを提案した。

石川 拳大 氏(2018年神奈川大学卒)

サーフィンとサステイナビリティ - OCEANTREE PROJECT

2018年に本学経営学部を卒業した石川拳大さん。
4歳からサーフィンを始め、現在はサーフィン業界初の社会人アスリートとして、日本情報通信(株)に所属。その傍ら、「自然と共に生きること」をテーマに掲げたプロジェクト ”OCEANTREE PROJECT” に従事し、社会・環境問題の解決に取り組む。

講演では、海の環境問題にフォーカス。海のゴミの70%は街から来ており、まるで海が地球のゴミ箱のようになっている現状を問題提起。海だけ見ていても、海の問題は解決されないこの状況に、国際環境NGO Surfrider Foundation Japanの事務局長として取り組んだ、未来を担う若者を対象としてサーフィンと環境・防災を結び付けた教育活動「海の寺子屋」や、「OCEANTREE PROJECT」での、アライア(間伐材使用の木製サーフボード)製作の旅をきっかけとし、自然や社会のみならず、文化や生活の歴史・現状を見つめ直し、本質と向き合う姿を映像化している活動の一部を紹介。
海との接点が少ない方でも、持続可能なカタチで日々の暮らしを見つめ直すことが海の環境改善に繋がることを伝えた。

主催:よこはま国際協力・国際交流プラットフォーム運営委員会 SDGsよこはまCITY プロジェクト

<構成団体>(特活)横浜NGOネットワーク / 公益財団法人横浜市国際交流協会(YOKE) / JICA横浜/神奈川大学

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神奈川大学 学長室