お知らせ

2021.12.27

国際学生寮「神奈川大学栗田谷アカデメイア」にて2021年度後学期SDGs PBLプログラムのアイデア発表が行われました。

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2021年12月11日(土)、本学国際学生寮「栗田谷アカデメイア」にて、「2021年度後学期SDGs PBLプログラム」の最終アイデア発表がZoomによるオンラインにて開催されました。このプログラムは、当寮のコンセプト「神奈川大学ダイバーシティ宣言に基づき、SDGsを推進できる人材を育成する」ことを目的として、昨年4月から学期ごとに開催されております。

2021年度後学期SDGsPBLプログラムは、SDGs17のgoalの中から自分たちの興味関心あるgoalを選び、身近なところから取り組めるアイデアを考える取り組みとあわせ、「ディスカッション」「アイディエーション」「プレゼンテーション」のスキルを学ぶコンテンツ、世界で活躍するグローバルゲストを招いての講演を交え、全6回で構成されています。

 

SDGs PBLプログラムの最終アイデア発表では、「身近なところから世界を変えていく持続可能な取組みアイデア」をテーマに、各チームで取り組んだアイデアを発表しました。発表後、国際センター的場所長より寮生に「栗田谷アカデメイアSDGs大使」認定証書が授与されました。授与の際には、「世界を視野に活動を広げてください」との激励がありました。

 

寮生からは、「普段生活しているだけでは考えることが出来ない観点でSDGsについて学ぶことが出来た」「一人で取り組むのではなく仲間と取り組むことの有効性を実感した」「SDGs PBLプログラムを通して、アイデア出しやプレゼンテーションのコツが分かり役に立ちました」「身近なところに問題が転がっていて、意外に簡単に解決できるのだと気づきました。」「自分ができることはたくさんあり、実行することの大切さを学ぶことが出来た」「素晴らしい発表で聞いていてとても楽しかった。発表を聞いた上でそれぞれにゴールについて自分なりにあらためて考えていきたいと思った」等の感想があがりました。

 

国際センター的場所長より

「昨年に続き皆さんの活動の発表を聞かせていただきました。発表数は昨年よりも減りましたが大変密度が濃く、神奈川大学として取り組んでいること、本寮で掲げているコンセプトが定着してきた印象です。残念ながらコロナ感染症の影響で、本来この寮で実現したい「顔と顔を合わせた国際交流」ができない一年ではありましたが、そのような中でもSDGsの各ゴールの達成にむけ頑張ってくれていることは非常に素晴らしいことです。今年度、寮内の小さなコミュニティの中での取り組みとなりましたが、次年度はぜひ世界を視野に入れた活動となることを期待しています。」

ファシリテーターより

「各メンバーの個性を活かして、数々の素晴らしいアイデアが創発されました。この素晴らしいアイデアをまずは自分たち自身で味わってみてください。アイデアを味わうためには、実際に行動に移す必要があります。今回、プロトタイプを作ってアイデアの価値を試してみるチームが現れたことで、栗田谷アカデメイアから少しずつ世界が変わっていく感触を得ることが出来ました。せっかくのアイデアですから、味わい、改良し、色々な人に味見してもらって、巻き込みながら、少しずつ世界を変えていきましょう。」

 

主な取り組み内容は以下の通りです。

■Goal1,2,3,12 NO POVERTY他…「食品ロスをなくそう」

■Goal2 ZERO HUNGER…「来る世界の食料不足に備え、昆虫食に対する抵抗感をなくすためにはどうすればいいか」

■Goal 4 QUALITYE DUCATION…「学校教育のあり方を見直して、生徒も一緒に参加する能動的な授業をどのように創るか」