イベント

2022.12.12

聴覚障がいを体感して理解を深めるイベントを開催

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12月15日(木)~16日(金)の2日間にかけて、同イベントを工学部 経営工学科 高野倉ゼミが実施いたします。聴覚障がいを体験しながらジェスチャーゲームを行うことで、音のない世界でのコミュニケーションの難しさを、楽しく体感します。また実際に聴覚障がいの方と関わる機会になった時、どうコミュニケーションを取ればいいのか、の一助になればと思います。
所要時間は15分程度ですので、ぜひお一人様でも、お友達とでも、お気軽にお越しください。

また、同日同時刻に、コミュニケーション支援アプリを用いて制作した、聴覚障がいについて深く知るための音声スライドを展示しております。聴覚障がいについて、興味であったり、不安を覚えている方がいらっしゃれば、是非足をお運びください。 

聴覚障がい体験とは


耳栓をした上から、ホワイトノイズを流したヘッドフォンをしていただくことで、周りの音を遮断し、擬似的に聴覚障がいを体験します。

ジェスチャーゲームとは

今回行っていただくのは、「サイレントジェスチャーゲーム 口パクチャレンジ!!!」というものです。これは発声を禁止としたジェスチャーゲームで、通常のジェスチャーゲームの前に、まずは口パクのみで単語を伝えていただきます。数秒経ったらジェスチャーを許可し、回答者はお貸しするホワイトボードにて筆記で、もしくはタブレットからUDトークというアプリを使用して回答していただきます。
このゲームによって、音のない中でコミュニケーションをすることの難しさと共に、手話だけじゃなくてジェスチャーでも伝わるということを知っていただければと思います。

ゲームは3人で実施いたしますが、もし人数が足りなければ私たちスタッフが参加いたしますので、ぜひお一人様でも大歓迎です!お待ちしております。 

音声スライドについて

昨年度から続けてきたゼミ活動の中で関わってきた、多くの聴覚障がい者やその関係者の方々に伺った話を元に制作しました。また、スライドの音声は、聴覚障がい者の方が実際に使用している合成音声となっています。音声の精度やイントネーション等を体感出来る良い機会になればと思います。 


【主催】工学部 経営工学科 高野倉ゼミ
【協力】教育支援センター