- 建築逍遥
谷の地形の建築──京都駅:山家 京子 - エッセイ
エッセイ「仕事」と「働き」:三宮 麻由子
- 対談
映画と仕事:小栗 康平/前田 英樹
- 特集評論
- 南極とメシと仕事:渡貫 淳子
- ダンスと仕事:ラッキィ 池田
- 漫画家の仕事:高浜 寛
- 《仕事》をしない:神田 山陽
- 愛の中心に手紙がある:中川 素子
- 生きる、はたらく、よろこぶ、:白崎 映美
- 遅筆堂文庫と地域おこし──山形県川西町にて:井上 恒
- 直接的な仕事と間接的な仕事の間で葛藤し続けて:香山 リカ
- 仕事と旅:関野 吉晴
- インタビュー 母と祖母から受け継ぐもの:宇佐 照代
- 詩
凍えの冬の根のあたり:松尾 真由美 - 論壇時評
米国の世紀の終わりとウクライナ停戦:下斗米 伸夫 - 美術
横浜人形の家のモノとコト:大坪 潤子 - 文芸
「あなた」の「ことば」とともに──世田谷文学館三〇周年をふりかえる:中垣 理子 - 科学
土に立つ:金子 信博 - 世界から/世界へ
パディントン、「暗黒のペルー」に帰る:後藤 雄介 - 羇旅奇譚(第3回)
異質なものに触れる旅:ブルナ・ルカーシュ - 小沢昭一を読む(1)
私は河原乞食・考:上島 敏昭 - 研究の周辺
ヒストリカル・イマジネーション──わが学問の出発点:飯田 泰三 - 書評
- 石井桃子・いぬいとみこ・鈴木晋一・瀬田貞二・松居直・渡辺茂男著/斎藤惇夫解説『子どもと文学増補新版』:伊藤 明美
- 北村洋著『淀川長治──「映画の伝道師」と日本のモダン』:永 千絵
- モーリス・ジュヌヴォワ著/宇京賴三訳『第一次世界大戦記:ポワリュの戦争日誌』:小野塚 知二
- 大塚奈奈絵著『ちりめん本とジェイムス夫人―ちりめん本が世界に伝えた日本の昔話』:村井 まや子
- 魏明毅著/黒羽夏彦訳『静かな基隆港―埠頭労働者たちの昼と夜』:北波 道子
- 荻野富士夫著『検証治安維持法』:内田 文
- 長谷川四郎著/堀江敏幸編『シベリヤ物語―長谷川四郎傑作選』『鶴―長谷川四郎傑作選』:小林 真二
- 小林孝𠮷著『内村鑑三:再臨の風景―臨りつつあるイエスと生命の水の河』:安彦 忠彦
- 編集者のおぼえ書きこれまで考えてきたこと:伊藤 伸恵
- コラム
「正岡子規 人生のことば」その六十三:復本 一郎 - 歴史の証言 古文書の語る時代と社会
朝鮮総督府内務局社会課『市街地に於ける借家状況調査』について:砂本 文彦 - 図書館のみかた
「子どもと若者の図書館」を運営して──文化をはぐくむ場づくり五年間の歩み:北川 幸子
特集=仕事
- 第110号予告
- 販売書店一覧
- バックナンバー一覧
- 執筆者紹介
- 表紙:《横浜開港人形》。関東大震災復興期の横浜で一九二七年に誕生した郷土人形。居留地を警護した通称「菜っ葉隊」や駐屯中のイギリス兵、西洋婦人など、開港当時の横浜の風俗を表している(横浜人形の家所蔵、常設展示中)。