神奈川大学評論

1987年に創刊した「神奈川大学評論」は、“アカデミック・ジャーナリズム”をコンセプトとする雑誌です。 <知>の現場である大学ならではの広く深いテーマと、一大学という枠にとらわれない執筆陣による充実した特集。社会、歴史、政治、生命、思想、ジェンダー、世界情勢、記憶、未来──私たちをとりまく<いま> を、さまざまな切り口で展開しています。

最新号:第108号

神奈川大学評論 最新号表紙

  1. 建築逍遥
    まちなかの塔 ナショナル・リフト・タワー:文・写真 岩本 靜男
  2. エッセイ

    イエローサブマリン物語:山崎 佳代子

  3. 特集=翻訳

  4. 対談

    翻訳とAIと愛:柴田 元幸・平野 暁人

  5. 特集評論
    • 自動翻訳のあけぼの:柴田 元幸
    • 言奏する身体について:平野 暁人
    • 「不実な美女」から「翻訳する女たち」へ:大橋 由香子
    • だれもがいっしょに楽しめる舞台を:石川 絵理・廣川 麻子
    • 四冊の詩集とその序文──谷川俊太郎の中国語版詩集につて:田原
    • 日本戦後知識人と翻訳:ルボフスキ 伊藤 綾
    • 言葉を失う時、人は何を失うのか:柾谷 伸夫
    • 不肖の弟子の翻訳論:内田 兆史

  6. 反響:姜 湖宙
  7. 特別寄稿
    新宿の人骨事件と常石敬一さん:川村 一之
  8. 論壇時評
    裏金とジャーナリズム:上脇 博之
  9. 美術
    鏡、あるいはプリズムとして──町田市立国際版画美術館の活動にかえて:藤村 拓也
  10. 映画
    忘れられた日本の文化を記録する──民族文化映像研究所・半世紀の歩み:小原 信之
  11. 演芸
    歩く哲学 ちんどん人生:林 幸治郎
  12. 文芸
    文学の力を信じて──県立神奈川近代文学館と神奈川文学振興会:野見山 陽子
  13. 科学
    『うんこと死体の復権』をめぐって──未知なる菌の世界へ:出川 洋介
  14. 世界から/世界へ
    彼らは本当に「怠け者」なのか?──南ラオスのゴム・プランテーション開発の現場から:中田 友子
  15. 羇旅奇譚(第2回)
    旅は道連れ世は情け:ブルナ・ルカーシュ
  16. ルポ・あまり報道されない重大事(第1回)
    「むのたけじ賞」消滅の内幕──言論人の発言責任を考える:斎藤 貴男
  17. 書評
    • 松浦努著『馬喰の流通経済学的研究──北海道 蘭越町・八雲町・森町・七飯町の事例を中心として』:河﨑 秋子
    • 黒川みどり著『評伝 丸山眞男──その思想と生涯』:田澤 晴子
    • 斎藤真理子著『在日コリアン翻訳者の群像』:林 浩治
    • 金井真紀著・絵『テヘランのすてきな女』:円城 由美子
    • 遠藤織枝著『寿岳章子 女とことばと憲法と』:中島 俊郎
    • バルザック著・西川祐子訳『「人間喜劇」総序・金色の眼の娘』:谷本 道昭
    • ハリー・パーカー著・川野太郎訳『ハイブリッド・ヒューマンたち──人と機械の接合の前線から』:末永 恵子
    • 平野(野元)美佐著『沖縄のもあい大研究──模合をめぐるお金、助け合い、親睦の人類学』:小馬 徹
    • 小森田秋夫著『〈日本学術会議問題〉とは何か──任命拒否と法人化論にみる「学問と政治」のゆくえ』:三成 美保
    • 森田ゆり著『多様性とエンパワメント──競争から共生へ・つながるいのち』:荻野 佳代子
  18. 編集者のおぼえ書き
    出版の「幹」と支柱:小野 静男
  19. 遅筆堂文庫だより(10)
    「米原万里の反語法」:井上 恒
  20. コラム
    「正岡子規 人生のことば」その六十二:復本 一郎
  21. 歴史の証言 古文書の語る時代と社会(102)
    感想は何を語るのか?:新垣 夢乃
  22. 図書館のみかた
    「子どもと本の幸せな出会い」願い続けて50年──東京子ども図書館の歩み:張替 惠子
  • 第109号予告
  • 販売書店一覧
  • バックナンバー一覧
  • 執筆者紹介
  • 表紙:アタナシウス・キルヒャー著『シナ図説』(1667年刊、町田市立国際版画美術館蔵)より《「プサ」の像》。童子を伴う仏菩薩の図像が、西洋に伝播するまでに視覚的に翻訳(翻案)された作例。

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第40号より誌代が1冊本体809円+税となりました(それ以前のものは1冊本体476円+税)。
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