マップホールの由来

マップホールの由来

マップホール

1965(昭和40)年12月、延べ床面積7,755m²の6階建て8号館が竣工しました。そこには2階、3階吹き抜けの大きな壁面に世界地図の壁画が描かれ、屋上には時計塔が設置されました。壁画は高さ6.2m、幅13.0mという大きなもので、13色のガラスのモザイクにより描かれています。

本学は国際港都横浜にあり、当時、教育方針として質実剛健・積極進取をうたい、着実有能にして国際的感覚に富む青年を育成することを目的としていました。校歌には「世界は呼ぶ 世界は呼ぶ ひかりはここに われらわれら 神奈川大学」と世界に雄飛する心意気がうたわれています。創立者米田吉盛先生は、ホールに出入りする学生たちがこの壁画に対し雄大な心をかきたてることを望んだのです。そして、いつの日かこのホールは「マップホール」と呼ばれるようになりました。

マップホールは、米田吉盛先生の大学教育への情熱と想いを、今そして未来へと伝える象徴的なホールなのです。

*創立者米田吉盛先生と神奈川大学の歴史については、3号館展示ホール「創立者・神奈川大学史展示室」にて詳しく紹介しています。