奨学生からの感謝の言葉
皆さまからお寄せいただきましたご厚志は、奨学金として学生のさまざまな支援のために活用させていただいています。
こちらでは、2024年度に採用された奨学生からの感謝の言葉をご紹介いたします。(募金事業だより第15号より抜粋)
米田吉盛教育奨学金募金
給費生
この度は、米田吉盛教育奨学金にご寄付を賜り、誠にありがとうございます。
私は現在、経営学部国際経営学科に在籍している三年生です。高校生の頃、母に会計を薦められたことをきっかけに興味を持ち、大学で会計を学びたいと考えていました。しかし、学校生活のストレスから高校三年生の五月頃にうつ病を発症してしまい、一時は勉強が困難な状況になってしまいました。夏休みになり志望校を本格的に検討していた際、神奈川大学に「給費生試験」という制度があることを知りました。地元で受験でき、結果が早く出るこの給費生試験が目標となり、勉強を少しずつ再開。無事、給費生として合格することができました。
いただいている奨学金は、学費および住居費に充てさせていただいております。大学進学と同時に一人暮らしも始まり、不安も大きかったですが、精神的な負担もなく、これまで勉強に集中することができています。そのおかげもあり、先日、日商簿記二級を取得しました。また第二言語として中国語を学んでおり、中国語の検定HSKでは四級を取得しました。二年時には特色あるプログラムの起業家養成コースに参加し、チラシの作成・配布、SNSでの集客を自分一人で行い、有料のイベントを開催しました。マーケティングを実践的に学ぶだけでなく、決めたことをやり遂げる行動力も身についたと感じています。
今年からはゼミが始まり、管理会計を学ぶゼミに所属しました。管理会計は企業が自社の経営に活用することを目的とした社内向けの会計です。この管理会計を使って企業経営をどのように行うかを、大学で株主総会を開いて出資を募り、神奈川大学の学園祭で出店をすることで実践的に学んでいきます。企業が目標に向かって戦略を実行する際は、数字に基づいた判断が必要不可欠です。私は管理会計の知識を通じて、そうした意思決定を支えられる存在になりたいと思っています。
最後になりますが、日ごろ支援してくださっている皆様には改めて感謝申し上げます。今後も自分が給費生であることを自覚し、神大生の見本となれるよう精進していきます。
経営学部国際経営学科三年
大学院給費生
この度は、大学院給費生に採用いただき、誠にありがとうございます。米田吉盛教育奨学金にご支援いただいたみなさまのお力添えに、深く御礼申し上げます。
大学院では、「ヤミ市」(終戦後に立ち現れた売買の場)や「ヤミ市の系譜を継ぐ商いの場」において営まれる「交易」の様相を明らかにするために、主にメディア資料の分析や聞き書き調査に取り組んでいます。
「ヤミ市」は法外的な商売が横行する場所として厳しい視線が向けられた一方で、その当時の人々の生活にとっては、容易に手放すことができない商いの場でもありました。取締りによってわずか数年の間に姿を消してしまうヤミ市ですが、なかにはヤミ市由来の商業空間を現在まで受け継ぐ地域もみられます。こうした空間で紡がれてきた人々の関わり合いは、戦後の困窮した生活における交易の様相をたどるだけでなく、人々が生きるために必然的に必要とする交易という行為そのものを捉えることにも繋がります。
研究方法は主に文献収集をはじめ、ヤミ市由来の店舗をめぐり店主やお客さんと会話を重ねていくフィールドワークとなりますが、これらの費用をアルバイトだけで賄うことは難しく、思うように研究を進められないことが度々ありました。そのようななかで、本大学の給費生制度は研究を後押ししてくださる魅力的なものとして目にとまりました。
実際に給費生に採用していただいてからは、東京 23 区内に点在したヤミ市の跡地をめぐり、いくつかのフィールドを定めて聞き書き調査を行っています。また、これまで以上にさまざまな文献に触れられるようになり、手元に保存できる資料も着実に増えてきました。さらに、研究費に対する不安が軽減されたことで、自身の研究を楽しみながら存分にフィールドに赴くことができており、こうした研究環境を与えてくださったことに大変感謝しております。
今後は給費生として与えられた貴重な学びの場のもとで、学会発表や論文投稿を重ねていき、卒業後は大学院での研究を活かしながら、自身の研究を社会に還元できる職に携わることができればと考えております。
歴史民俗資料学研究科歴史民俗資料学専攻
博士前期課程二年
修学支援奨学金
この度は、修学支援奨学金奨学生としてご支援いただき、誠にありがとうございました。
私が本奨学制度の申請に至った経緯は、両親の経済的負担の軽減のためでした。私は現在、神奈川大学在学のために地元を離れ、一人暮らしをしております。一人暮らしをするにあたり、授業料・教材費だけでなく、生活費の面も考える必要があり、現在の家庭の状況では金銭的に負担が大きく、授業料の支払いを行ってくれている両親の負担の面も考え、本奨学金制度に申請させていただきました。
奨学金を支援していただいたおかげで、学費の一部に利用させていただくだけでなく、生活費や教材費、更には自分が将来就きたい職業に繋がるような資格取得のための教材の購入費や、受験料に充てることが出来ております。そのため、今まで以上に学業に専念することが可能となりました。
三年生になり、実習が始まっただけでなく、私は研究室の早期配属が決まりました。一年生や二年生の時とは違い、本格的に研究に携わる機会が増えてきており、同時に自分が取り組みたい研究について考える機会も増えました。私は、脳科学について興味があり、研究室では脳機能に関係があるような研究を行いたいと考えております。また、大学卒業後は大学院への進学を考えており、更に本格的な研究を行いたいと考えております。
将来は、脳の認知機能についての研究や、医学といった研究を応用できるような職に就きたいと考えております。そのために、現在は動物学を中心とした授業の履修や、自分自身でも図書館などを利用して基礎的なことを調べております。今後は、本大学だけでなく他大学の教授の元を訪ねてお話を伺うことで、更に専門知識を広げていきたいと考えております。
改めまして、この度は修学支援奨学金奨学生としてご支援いただき、心より感謝申し上げます。採用に恥じないよう、これからも勉学に励んで参ります。
理学部理学科三年
新入生・地方出身学生支援奨学金
この度は、米田吉盛教育奨学金にご寄付いただきありがとうございます。皆様からいただいた寄付金のおかげで、新入生奨学金および地方出身学生支援奨学金を受け取ることができました。
私が奨学金を申請するに至った経緯は、一人親家庭で経済的余裕があまりないためです。経済的余裕があまりない中、進学することを応援してくれた家族に感謝し、それを当たり前だと思うことなく、少しでも学費の負担を減らしたいと考えていました。また、私には兄が二人おり、大学院や専門学校に通っていたため、今までもたくさんのお金がかかっていました。以上の理由から、奨学金を申請するに至りました。奨学金の活用方法については、いただいた奨学金はすべて学費に当てさせていただきます。
大学では、主にプログラミングや計算機の勉強に励んでいます。プログラミングでは、プログラムの書き方が分かる瞬間がとても楽しいので、プログラムを書くための知識をつけることを頑張っています。私は物事を理解するのにとても時間がかかるため、たくさんの時間をかけて知識を身につけることができるように取り組んでいます。また、数学の講義もたくさん受講して学んでいます。別の講義でも同じ事柄を扱うことがよくあるので、知っている内容が出てくると勉強した内容を活かすことができ、その講義の内容と結びついて新たな発見がある場合もあり、とても楽しく学んでいます。さらに、共通教養科目では、シラバスを確認して興味のある授業を受講しています。私は古典に興味があるので、海外の人々は日本の古典作品についてどのように感じているのかを知ることができる講義があり、日本人とは少し違うとらえ方をする部分があることが分かり、とても興味深かったです。
今後は、今まで以上に興味のあることはとことん追求し、分からないことがあればじっくりと時間をかけて考えて、たくさんの知識を身につけていきます。また、やりたいことがあった時に、いつかではなく今すぐに行動に移すことができる行動力を身につけていきたいです。
情報学部計算機科学科二年
激励奨学寄付金
この度は神奈川大学激励奨学金奨学生としてご支援をいただき、誠にありがとうございました。奨学生を代表いたしまして心より感謝申し上げます。
今回、私が本奨学金の申請に至った目的は、大学生活による家計への経済的負担を軽減させることにあります。私は、経済学を学ぶことによって、現代社会で何が起きているのかを理解し、臨機応変な判断のできる社会人になりたいと考えて本学の経済学部に進学しました。しかし、大学一年次の夏に父が急逝したことで家計が急変し、収入の大部分が母一人に依存してしまう形となりました。そのような状況で、私の大学在学による費用も賄うことには困難があるため、本奨学金を申請させていただくこととなりました。
いただいた奨学金の活用方法としては神奈川大学に通うための学費はもちろん、大学への通学に伴う定期券の購入、講義内で利用する教科書や参考書の入手などがあげられます。また、簿記をはじめとする資格取得の費用にも充てております。奨学金によるご支援をしていただけたおかげで、大学での学習を不自由なく継続することができ、感謝の念に堪えません。
私は現在、財務・会計のゼミナールに所属しております。ゼミでは、株価や財務データから統計的分析によって抽出した企業や業種ごとの関連性や傾向を用い、仮説検証していく活動を行っております。その活動の中ではデータを正しく分析するための統計的分析の手法を中心に学習しています。また、ゼミのメンバーとの協力が必須となるグループ課題では、効率的な役割分担をすることの難しさやメンバー間の意志統一の重要さを学びました。まだそれぞれの強みを活かした分担が出来ているとは言えないため、これからのゼミ活動の中では自己研鑽だけでなく協力による効率化も目指し、少しでも多くの経験を積みたいと思っております。
今後の学生生活の中では気を緩めることなく学習を継続しながら、このような恵まれた環境に感謝し、積極的な姿勢で少しでも多くの学びを得られるように努力いたします。それに加え学生生活で学んだことを周囲に広げ、仲間たちとのさらなる研鑽を図ってまいります。最後に、ご支援いただいた方々の期待を裏切ることのないよう、神奈川大学の学生としてふさわしい学生生活を送ることを遵守します。
末筆となりますが、神奈川大学激励奨学金への寄付を賜りましたこと、重ねてお礼申し上げます。
経済学部経済学科三年
この度は、激励奨学金奨学生に採用していただき、誠にありがとうございます。
本奨学金を申請するに至った経緯としましては、母親への感謝と恩返しの気持ちを込めて、自ら支払う学費の一部に充てたいと考えたからです。私の家庭は母子家庭で、小さいころから母が女手一つで私を育ててくれました。大学進学に関しても経済的な負担が懸念される状況ではありましたが、私の思いを尊重しこの進学という決断を後押ししてくれました。そのおかげで、今私は学びたいことを学び、夢を追うことができています。このような背景から、感謝を込め、現在借りている奨学金は自らの貯蓄で返済することを考えており、その一助として本奨学金制度を申請いたしました。
ご支援いただいた奨学金は前述のとおり、授業料の支払いのために借りている奨学金の返済に充てさせていただきます。二年次となり、より一層忙しくなる中で、アルバイトに十分な時間を割くことが難しくなっておりますが、この奨学金により安心して学業に励むことができております。心より感謝申し上げます。
私は現在、人間科学部人間科学科に所属し、心理発達コースを専攻しています。またその中でも、公認心理師の資格を所得するために必要な授業を履修し、来年度の実習に必要とされるGPA3.1以上の成績を収められるよう、日々尽力しております。特に、心理学実験の授業では成績基準が厳しいため、より優先順位を上げ、高い評価を得るために精進しております。
私は公認心理師の資格を取得した後、特に青年期から壮年期にかけての世代に対する心理的支援に携わりたいと考えております。具体的には、高校や大学におけるスクールカウンセラーや心理相談員として勤務し、学生の悩みに寄り添いながら、心の支えとなるような関わりをしていきたいと考えています。また、企業に勤める方々のメンタルヘルスを支えるために企業内カウンセラーとして働くことにも興味があります。私を通して少しでも多くの方の心の傷が癒されるよう、これからも勉学に励み、人との関わりを大切にしながら成長していきたいです。
改めまして、この度はご支援くださり、誠にありがとうございました。
人間科学部人間科学科二年
この度は、激励奨学金にご寄付いただき誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
私は母子家庭で育ち、幼少期から経済的に厳しい環境にありました。大学進学に際しても、大学受験費や学費はすべて自分で工面する必要があり、高校一年生のころからアルバイトをしながら学業を続けております。そのような中、大学からのメールで激励奨学金の募集を知り、藁にもすがる思いで応募させていただきました。
給付いただいた奨学金は、主に後期の学費の一部として使わせていただきました。また、将来のキャリア形成のためTOEICの教材費や受験費用にも充てることができ、試験に向けて毎日勉強しています。
私は現在、経済学部現代ビジネス学科の二年生です。一年次は基礎的な経済学や経営学を幅広く学びましたが、その中でも特に企業の財務分析や会計制度に強い関心を持つようになりました。後期からは企業会計を専門とするゼミに所属し、より深く学びを進めていく予定です。
将来は証券業界に興味があり、企業の価値を正しく評価し、投資家の皆様に適切な情報提供ができる証券アナリストを目指したいと考えています。ただし、まだ就活を始めていないので今は視野を広く持ち、金融業界全体や企業の財務部門なども含めて検討していきたいと思います。
この激励奨学金は、単に経済的支援をいただいただけでなく、私の学業への意欲をさらに高めてくださいました。将来、社会人として活躍できるようになった際には、今度は私が後輩たちを支援する側に回りたいと強く思っています。困難な環境にある学生たちが学業に専念できるよう、何らかの形で恩返しをしていくことをお約束いたします。
また、この経験を通して、支援してくださる方々の温かいお気持ちの重さを実感いたしました。一人の学生を支えるために多くの方が関わってくださっていることに深く感謝し、その思いを胸に刻んで歩んでまいります。
今後とも学業に励み、皆様のご期待に応えられるよう精進してまいります。改めて、この度は貴重な機会を与えていただき、ありがとうございました。今後とも学業に励み、皆様のご期待に応えられるよう精進してまいります。
経済学部現代ビジネス学科二年
- お問い合わせ
-
神奈川大学 財務部財務課
〒221-8686
神奈川県横浜市神奈川区六角橋3-27-1
TEL : 045-481-5661(代)
FAX : 045-481-2731
E-mail:bokin-jml@kanagawa-u.ac.jp