お知らせ

2018.09.28

本学研究員の橋本征奈さんの研究が横浜学術教育振興財団 研究助成に採択されました

  • LINEでシェア
  • Xでポスト
  • Facebookでシェア

本学研究員の橋本征奈さん(2018年工学研究科応用化学専攻博士後期課程修了)の研究が、横浜学術教育振興財団 研究助成に採択されました。

この研究助成は、横浜市内の大学や研究機関に所属する研究者の研究支援を行うことにより、横浜市内における学術研究活動の振興を図り、もって広く社会の学術・教育・文化の発展に寄与することを目的としたものです。また、国際的、学際的な研究活動で、1年程度で一定の成果を得られる活動の支援をしています。

橋本さんは今回の採択について、「このたび横浜教育振興財団の研究助成に採択され、大変嬉しく思っています。また、推薦して下さった先生方に感謝しております。学生時代から改良を積み重ねて作り上げた測定装置を使って、より面白い研究に邁進したいと思います」と今後への意気込みを示しました。

研究テーマについて

【研究課題】スペクトル可変近紫外サブ10-fsパルス光を用いる光反応遷移状態の解析
これまでサブ10-fsパルス光を用いる分子振動の実時間分光により、 種々の分子内光反応過程が可視化されてきた。しかし、分子間光反応過程を分子振動数の実時間変化として計測した例はなく、大きな課題であった。 本研究では分子間光反応過程の可視化を目的に、スペクトル整形可能な近紫外- サブ10-fsパルス光の発生を目指す。

関連リンク