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2018.08.24

工学研究科 原山雅也さんが「第9回JIA ・テスクチャレンジ設計コンペ」で優秀賞を受賞しました

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7月22日に札幌で開催された「第9回JIA ・テスクチャレンジ設計コンペ」のテーマ“冬の光と過ごす空間”において、工学研究科 建築学専攻 博士前期課程2年 原山雅也さんが作品「光を読む」のプレゼンを行い、優秀賞を受賞しました。「JIA ・テスクチャレンジ設計コンペ」は公益社団法人日本建築家協会北海道支部と株式会社テスクの共催の北海道における建築に関するコンペティションです。

原山さんはCGで空間をデザインするとともにポスターを作成し、プレゼンを行いました。北海道の冬は長く、雪が多く降り積もり、必然的に建物の中で過ごす時間が増えます。しかし、そんな冬の環境を良いものとして体感できる空間はつくれないか、内に籠ることで何かに集中する時間を作る機会になるのではないか、と考えました。また、冬のやわらかい光は本を読むのに適していることから、冬の太陽光を利用し、冬の時間を楽しめる公共の空間を提案した作品が「光を読む」です。冬の光の入り方からつくられた円弧状の空間に、人々が読書を楽しんでいる様子が手書きの優しいタッチで表現されています。

この受賞を受けて原山さんは、「今回このコンペティションにて、優秀賞をいただくことができ大変嬉しく思っております。作品に取り組んだのは5月頃だったため、季節的に北海道の厳しい冬のイメージを膨らませるのに苦労しましたが、故郷である長野県の冬を思い出しながら制作しました。惜しくも最優秀賞にはあと一歩届かず残念でしたが、これまで培ってきた事や思い描いた作品を評価していただき、とても光栄に思っております。今後もさらに精進を重ねていきたいと思っております」とコメントされました。

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