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2018.05.29

工学部 客野遥准教授が「2018年度ATI研究奨励賞」を受賞しました

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工学部 客野 遥 准教授が、公益財団法人 新世代研究所より「2018年度ATI研究奨励賞」の表彰を受けました。

本賞は、公益財団法人 新世代研究所が若手研究者の研究をさらに奨励することを目的として、2014年度より新世代研究所の研究助成を受けた方を対象に、研究計画が十分に達成され、かつ、優れた研究成果を出したと評価しうる研究を表彰するためのものです。

客野准教授は「水のナノ構造制御による新規物性・機能の設計」をテーマに、単層カーボンナノチューブ(SWCNT)に内包された水の性質を実験とシミュレーションの両面から調べました。その結果、水の構造や運動性は、閉じ込めるナノ空洞のサイズや空洞壁の性質(親水/疎水性)によって著しく変化することを明らかにしました。本研究は、新しいナノ材料やナノデバイスの開発に繋がることが期待されます。

今回の受賞に際して客野准教授は、「このたび、自身の研究がこのような形で評価を受けたことを大変光栄に思います。この奨励賞では、ATI研究助成期間終了後に行った研究も審査の対象になります。私は昨年度から神奈川大学 共同研究奨励助成を受けており、その中で行った研究も高く評価されて今回の受賞につながりました。関わるすべての方々に感謝申し上げます」と喜びをコメントされました。

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