学術論文盗用チェックツールの利用について

本学では、研究活動における不正行為の防止の一環として、学術論文盗用チェックツール「iThenticate(アイセンティケイト)」を専任教員及び本学大学院在籍者向けに導入しています。
「盗用」は、文部科学省「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」において、特定不正行為※の1つとして指定されており、他の研究者のアイディア、試料、分析・解析方法、データ、研究結果、論文又は用語を当該研究者の了解又は適切な表示なく流用する行為と定義されています。また、これらの行為の証拠隠滅又は立証妨害も不正行為とされています。
本ツールを使用することで、論文における引用の度合いや引用の適正性などをチェックすることができ、論文盗用の疑いが生じないよう、未然の防止が可能になります。
つきましては、本ツールを積極的にご活用いただき、研究活動における不正行為の防止に努めていただきますようお願いいたします。

※文部科学省のガイドラインでは、「捏造」「改ざん」「盗用」を特定不正行為として指定しています。

ツール概要

「iThenticate(アイセンティケイト)」は、ある論文における他の論文等からの引用部分について、すでに公開されている論文やインターネット上のサイトからなるデータベースを使って類似性をチェックするオンラインツールです。また、Node機能(プライベートリポジトリ)の利用により、公開されていない論文の類似性チェックも可能です。主に、①学位論文・学術論文等の作成指導、②自己防衛(共著の方の作業確認)、③自己剽窃の確認(自身の過去の論文との比較)にお役立ていただけます。

申込・利用方法

  1. 利用申込書を記入し、研究推進部担当あてにメールにてお送りください。
  2. iThenticateより、タイトル「アカウントが作成されました」メールが自動送信されます。メールの案内に沿って、初回ログインとパスワードの設定をしてください。
  3. iThenticateのサイトにて、チェックしたい論文をアップロードしてください。

留意事項

  • 専任教員の方は、一度登録されると在職中は継続して利用できます。
  • 大学院生の方は、年度ごとにお申込みください。当該年度はいつでも利用できます。
  • 活用方法等について不明な点等ございましたら、担当までお問合せください。
申込み・問い合わせ先

研究推進部