研究成果の公開(論文投稿など)

神奈川大学オープンアクセス方針

2019年2月 本学の教育研究活動において生産された研究成果を広く学内外に公開することにより、学術研究のさらなる発展に寄与すること、その成果を社会に還元することを目的としてオ ープンアクセス方針が制定されました。

(趣旨)

1 神奈川大学(以下「本学」という。)は、本学の教育研究活動において生産された研究成果を広く学内外に公開することにより、学術研究のさらなる発展に寄与すること、またその成果を社会に還元することを目的として、オープンアクセスに関する方針を以下のように定める。

(研究成果の公開)

2 本学は、出版社、学協会、学内部局等が発行する学術雑誌等に掲載された、本学に在籍する教職員の研究成果を、「神奈川大学学術機関リポジトリ」(以下「リポジトリ」という。)等によって公開する。ただし、研究成果の著作権は、本学には移転しない。

(適用の例外)

3 前項にかかわらず、著作権等の理由により、リポジトリによる公開が不適切である場合は、本学は当該研究成果を公開しない。

(適用の不遡及)

4 本方針施行以前に出版された研究成果や、本方針施行以前に本方針と相反する契約を締結した研究成果には、本方針は適用しない。

(リポジトリへの登録)

5 リポジトリへの登録、公開に関する事項は、「神奈川大学学術機関リポジトリ運用指針」に基づき取り扱う。

(その他)

6 本方針に定めるもののほか、オープンアクセスに関し必要な事項は、関係者間で協議して定める。

神奈川大学研究データポリシー

2024年12月 本学の論文のオープンアクセスと研究データのオープン化を進めるオープンサイエンスを促進することを目的として、研究データの基本的な取扱いを定める研究データポリシーが制定されました。

(前文)

神奈川大学の研究者等は、神奈川大学研究倫理綱領に基づき、学問研究の⾃由と真理探究の権利のもとに、⼈類の平和的共存、社会の文化的発展、地球環境の保全など公益と福祉のために研究を⾏うものとし、その研究成果は社会に還元されなければならない。
本学では、これらの研究成果の信頼性の担保として研究データを適切に管理し、また、研究データの公開により利活⽤を促進することで学問研究のさらなる発展に寄与することを目的として研究データポリシーを以下のとおり定める。

(研究データの定義)

1 本ポリシーにおける「研究データ」とは、本学における研究活動の過程で研究者等によって収集または⽣成されたデータを指し、デジタルか否かを問わない。

(研究データの管理等)

2 研究データの管理ならびに公開及び利活⽤に供する⽅法は、それを収集または⽣成した研究者等が、それぞれの研究分野における特性を踏まえ、法令、神奈川⼤学の規程等、共同研究契約等、倫理的要件を遵守する範囲内において、適切に管理する。

(研究データの公開・利活⽤)

3 研究者等は、前項に掲げる範囲内において、研究データを可能な限り公開し、その利活⽤を促進する。

(本学の役割)

4 本学は、研究データの管理及び公開を⽀援する環境の整備を推進する。

(その他)

5 本ポリシーは、社会情勢や学術環境の変化等に応じて、適宜⾒直しを⾏う。

学術機関リポジトリの紹介

神奈川大学学術機関リポジトリとは

神奈川大学で生産された研究成果(全文)を電子的に保存し、インターネット上で発信するための保存書庫です。
無償で公開することにより、学術研究の振興及び社会貢献に寄与することを目的としています。

リポジトリに登録するメリットは

  • 可視性の向上
  • 新たな研究成果の発表の場
  • 被引用率のアップ
  • ブランディング力の向上
  • 学術研究成果の保存・管理
  • 学術コミュニティの発展・活性化

登録対象コンテンツ

紀要掲載論文、学術雑誌掲載論文、学位論文(博士学位論文)、研究報告書、学会発表資料等、本学リポジトリの 目的に合致したもの。
※学術雑誌に掲載された論文のプレプリント版や学会発表資料等をリポジトリに掲載できる場合があります。 詳しくは下記問い合わせ先までご相談ください。
※本学発行紀要論文、博士論文にDOIを付与できます。

登録するには

登録を希望する研究者は、神奈川大学学術機関リポジトリ運用指針を確認し、KUreOS別ウインドウから申請を⾏うか、指定の申請書に記入の上、登録データとともに図書館までご提出ください。
※共著者の方がいる場合は全員の許諾を取ってから申請してください。

運用指針・申請書様式・紹介資料

申込・お問い合わせ

神奈川大学学術機関リポジトリ担当