Suzuki Yuichi

鈴木 祐一 准教授

所属
国際日本学部
国際文化交流学科
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専門分野

第二言語習得

キーワード

Profile

「どのように人は外国語を身につけるか?」という問題を科学的に検証する、第二言語習得研究が専門です。そして、その知見を英語教育や日本語教育にどう役立てることができるかを、さまざまな観点から考えています。

出身地/東京都
血液型/A型
尊敬する人/大学院の指導教官
趣味/バスケット、映画鑑賞
休日の過ごし方/家族や友人と過ごします。あとは研究しています
好きな映画/「The Lord of the Rings」
好きな食べ物/豚の角煮
好きな国/ベルギー

英語(外国語)の学習には大量の練習と努力が必要です。では具体的にどのように練習すればいいのか? その方法を教えます。

大学時代の集中英語演習がターニングポイント

専門は外国語(英語など)の学習と教授法に関する研究です。神奈川大学に赴任するまでは、日本の大学・大学院で外国語教育に関して学び、アメリカの大学院で「第二言語習得(Second Language Acquisition)」という分野の研究を行っていました。
この分野を専門にした最初のきっかけは、東京学芸大学・教育学部に通い始めた1年生の夏休みでした。学部の専攻は、日本語を第二言語として外国人に教える「日本語教育」でしたが、中学・高校時代から英語に興味があったため、1週間の集中英語演習という授業に参加しました。朝から夕方5時過ぎまで、話す言葉も聞く言葉もすべて英語というのは初めての経験で、高校までは50分の授業の中で英語を少ししか使ったことのなかった私にとって、その授業はとても刺激的でした(授業後の雑談で友人が話す日本語さえも英語に聞こえたことに衝撃を受けました)。このときから英語に対する自信がつき、大学でもっと英語を勉強したいという気持ちにスイッチが入ったのです。英語を使えるようになりたい学生を集めた泊まり込みの合宿の運営にも携わり、さまざまな英語教材を作った経験やそこで学んだことは、現在の担当講義でも役立っています。
学部卒業後は修士課程で英語教育について研究し、博士課程に進んでから現在に至るまで「第二言語習得(Second Language Acquisition)」を専門とし、外国語の学習法や教授法に関する研究を続けています。現在取り組んでいる課題のひとつは、学習の間隔と習得の関連です。たとえば、1日おきに英語の勉強をした場合と1週間おきの場合では、どちらがより効率的に学習内容が定着するか、といった実験などを行っています。
こういった研究成果は、今後さまざまな形で教育の場にフィードバックしていきたいと考えています。現在は、高校の英語の授業をどのようにすればより良いものにできるかということを、本の出版やワークショップを通じて現場の先生に提案しています。

さまざまな英語学習法を知り、自律的に学ぶ力を身につけて

英語(外国語)を学ぶ目的は皆さんそれぞれだと思いますが、語学の学習には、それなりの時間と努力が必要です。授業で勉強するだけでは、なかなか思うような成果を得ることはできません。それでは、具体的にどのような努力をすればいいのでしょうか? 私は担当講義の中で、その方法を皆さんに紹介しています。
皆さんが高校までに受けた英語の授業は、おそらく教科書の英文を読み、分からない単語を調べながら日本語に訳していく、といった形式が多かったのではないでしょうか? けれど英語の学習法はそれだけではありません。現在の担当講義「英語専門演習」では、さまざまな英語学習法を体験してもらいます。英語の音声を聞いてそのまま復唱するシャドーイング、大量の簡単な英文を読んだり聞いたりする多読や多聴、難しい単語の意味も理解しながら英文をしっかりと読み込む精読、英語で読んだり聞いたりしたものに関して英語でまとめたり討論する活動など。こういった学習法を実際に経験することで、それまでの自分の学習法に足りなかった点に気づき、自律的な英語の勉強法を身につけてほしいと考えています。
さらに、科学的な観点から、これらの学習法にどのような効果があるかを考え、学習のメカニズムを探りながら、私の専門でもある「第二言語習得(Second Language Acquisition)」という研究分野についても同時に学びます。理論的な講義なのでまぶたが重くなる学生もいますが、学習のメカニズムが分かれば、英語をどのように学べばいいか、どのように教えればいいかが見えてきます。

英語に触れる機会を作り、学ぶ楽しさを感じてほしい

繰り返しになりますが、英語(外国語)の学習は、とても時間がかかります。簡単に成果が出るものではなく、忍耐強く頑張り続ける精神力も必要です。けれど一度でも成果を実感できれば、学ぶことが楽しくなってくるはずです。そのため大学では、サークルや部活動、ボランティアやアルバイトなど、授業以外でも英語に関わる機会を率先して作ることをおすすめします。可能であれば留学も経験してください。夏休みを利用した短期留学であっても、異文化に触れる経験や、世界中から学びに来る人たちとの交流で刺激を受け、語学学習へのモチベーションもいっそう上がるでしょう。

Photos

  • 英語の達人と呼ばれる方々の行った効果的な英語学習に関して、データに基づいた紹介をしています。授業でも、学生自身の英語学習方法を考えてもらうために紹介しています 竹内 理著 『「達人」の英語学習法』(草思社)

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