海外渡航における危機管理
海外では、不慣れな場所で、どこにどのような危険があるのかが十分に把握できないこともあるため、交通事故・窃盗・強盗・詐欺など、様々な被害に遭う可能性が高くなります。そのため、各プログラムの主管部署において、海外渡航における危機管理についてまとめた『海外危機管理マニュアル』を作成しています。海外に渡航する学生は必ず各担当者から配付されるマニュアルを熟読し、海外でのリスクについて事前に知り、十分に準備するようにしてくださいさい。
また、渡航前には「海外渡航申請書」をプログラム主管部署へ提出し、渡航中は常に「緊急通報先手持ちメモ」「緊急連絡カード」を携帯してください。
(様式の収納先:WeB St@tion>HOME>リンク>神奈川大学危機管理情報(学生用))
海外旅行保険の包括契約について
大学のプログラムで海外に渡航する学生は、大学が指定する海外旅行保険に必ず加入してください。また、留学先大学によっては、留学先大学が指定する医療保険に加入する場合があります。その場合でも、神奈川大学が指定する海外旅行保険に加入しなければなりません。
申込用紙、保険料詳細については各プログラム担当者から配布します。
参考
(加入する料金設定および補償項目については各プログラム担当から配布される保険料表で確認してください)
海外危機管理サポート「JCSOS, Japanese Council for the Safety of Overseas Students」について
海外においては、「自分自身で身を守る」ということが基本です。予期しないトラブルに巻き込まれた際、自ら対応できるよう海外でのリスクについて事前にしっかりと準備をしておいてください。 大学のプログラムもしくは大学の所属者(学会出張、ゼミ合宿など)として海外渡航を計画されている方は、必ず危機管理の手引きをよく読み、必要書類を提出してください。
危機管理の手引き
教職員用
学生用(J-TAS)
- 加入費用は自己負担となり、大学指定の海外旅行保険加入が条件となります。
(収納先:WeB St@tion>HOME>リンク>学生生活に関すること)
申込用紙
教職員用
- 提出先
- ・業務及び研修出張、正課授業科目指導出張、課外活動引率等出張、課外活動学生募集出張:総務課
・学会出張、研究調査出張、ゼミナール・卒業研究指導出張:研究推進課
- 複数名が同じ行程や宿泊先となる場合には下記ファイルにデータ入力の上、提出することができます。
学生用(J-TAS)
- 加入費用は自己負担となり、大学指定の海外旅行保険加入が条件となります。
- 加入申込み方法はWeB St@tionをご確認ください。
(収納先:WeB St@tion>HOME>リンク>学生生活に関すること)
感染症対策について
海外では日本には存在しない感染症がある場合と日本にある感染症を持ち込むことを禁じている場合があります。そのため、渡航先の感染症情報を調べ、予防接種を受け、感染症にかかるリスクのある行動を避け、感染症にかかることを予防するだけでなく蔓延させないための対策をしておいてください。
情報収集
海外渡航の中止や帰国勧告について
外務省の海外安全ホームページでは国・地域別の渡航情報や危険情報、感染症危険情報など、危機管理に関する情報を公開しています。 神奈川大学では、出発時もしくは留学中に渡航の注意喚起が出ている国・地域へ留学する場合には、安全を最優先に考え、渡航の延期・中止もしくは帰国勧告を検討することがあります。その際には個別に連絡を行いますので、指示に従ってください。
参考
日本大使館・領事館への「在留届」の提出
旅券法第16条により、外国に住所または居所を定めて3カ月以上滞在する日本人は、住所または居所を管轄する日本の大使館または総領事館(在外公館)に「在留届」を提出するよう義務付けられています。留学中いつ起こるかわからない事故や災害、緊急事態にあった場合、日本国大使館や総領事館は「在留届」をもとに緊急連絡や援護をします。留学先に到着後、住所などが決まったら、速やかに近くの在外日本公館へ「在留届」を提出してください。提出はインターネット、FAX、郵送でできます。また、「在留届」提出後、転居などで記載事項に変更があったときや帰国するときにも、必ず提出した在外日本公館に連絡してください。
また、3カ月未満の場合は、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。専用サイトに必要事項(旅行日程・滞在先・連絡先)を入力することにより、滞在先の最新情報や緊急事態発生時の連絡メール、あるいは、いざという時の緊急連絡等の受け取りが可能です。 なお、外国籍の方は「たびレジ簡易登録」にメールアドレス、対象国・地域を指定して登録すると海外安全情報発出の案内メールに加えて、各在外公館が発出する緊急一斉通報(メール)を受信することができますのでこちらをご活用ください。
日本国籍者
外国籍者
海外渡航中の報告・連絡・相談
海外渡航中、何か問題が生じた場合や相談事があるような場合、また緊急事態等が発生した場合は、速やかにプログラムの担当者や神奈川大学の担当者に報告・連絡・相談してください。
また、現地で天災、新型インフルエンザ等の感染症、テロ等が発生した場合は、たとえ自分には何も被害がなくても、安否について速やかに神奈川大学の担当者に連絡してください。なお、家族にも定期的に連絡を取るようにしてください。
なお、海外ではSNSが使用できない可能性もあるため、電話やメールなど複数の連絡方法を各担当者やご家族に共有してから渡航するようにしてください。