イベント

2019.05.08

湘南ひらつかキャンパス開設30年記念 理学部・理学研究科卒業生による講演会(第4回)開催のお知らせ

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湘南ひらつかキャンパスは平成元年に開設され、開設30周年を迎えます。
この機会に各界で活躍する理学部・理学研究科の卒業生をお招きして講演会を開催いたします。

日時

2019年5月31日(金)13:30~15:00

会場

神奈川大学湘南ひらつかキャンパス 6号館205講義室

講演者

角田 恒雄 氏 (山梨大学大学院総合研究部 法医学講座・特任助教)


【略歴】
神奈川大学理学部応用生物科学科卒業(1993年)、神奈川大学大学院博士後期課程修了、博士(理学)取得(1998年)。神奈川大学客員研究員、国立科学博物館・動物研究部、分子生物多様性研究資料センター、人類研究部の技術補佐員・支援研究員を経て、2014年より現職。

講演内容

演題:ミトコンドリアDNA分析からみた日本人の起源

 

【要旨】
日本列島にはおよそ4万年前より人類集団が進入し、その後も何度かの進入を経て、現代の日本人集団が成立したと考えられている。日本人の起源に関してはこれまで、骨の形態的特徴などから埴原和郎によって提唱された二重構造説が広く受け入れられていた。しかし最近、古代DNA分析技術の劇的な進歩によって得られる膨大な情報から、二重構造説だけでは説明できない事象が明らかになってきている。演者は本学にて生物科学におけるDNA分析の基礎を学び、科学博物館の各部署において昆虫から大型哺乳類、そして遺跡から出土する古人骨の分析に携わり、現職においても同様の研究を進めている。本講演ではおもにミトコンドリアDNA分析の結果からみた、最新の日本人集団の成立説に関して解説を行う。

参加方法

申込不要。どなたでもご聴講いただけます。

主催

神奈川大学理学部・大学院理学研究科

共催

神奈川大学総合理学研究所

お問い合わせ

神奈川大学 理学部・教授 井上 和仁

電話:0463-59-4111(代)