お知らせ

2024.11.12

2024年度 神奈川大学学術褒賞授与式・研究発表会を開催しました

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2024年10月23日(水)横浜キャンパスにおいて「2024年度 神奈川大学学術褒賞授与式・研究発表会」が行われました。

神奈川大学学術褒賞は、本学における専任の教育職員の学術研究を推進、奨励するため、その優れた業績に対して褒賞するものです。

今年度は、工学部の張斌准教授、建築学部の芹川真緒准教授、化学生命学部の岩倉いずみ教授の3名が受賞され、小熊学長から表彰状等が贈られました。

2024年度 神奈川大学学術褒賞受賞者

  • 張 斌 准教授(工学部)
    研究課題名:「視覚環境を音声で表現可能な盲導犬ロボットに関する研究」
  • 芹川 真緒 准教授(建築学部)
    研究課題名:「脱炭素化に向けた住宅・建築物の空調・機器の省エネに係る研究」
  • 岩倉 いずみ 教授(化学生命学部)
    研究課題名:「5フェムト秒パルス光による分光と有機化学」

小熊学長 挨拶

2024年度「神奈川大学学術褒賞授与式」にあたり、学長として一言ご挨拶を申し上げます。この神奈川大学学術褒賞制度ですが、専任の教育職員の学術研究を推進、奨励するため、その優れた業績に対し褒賞することを目的とした制度で、1999年度に開始し、今年度で25年目を迎え、これまで40名の方々が受賞されてきました。

今年度の申請者につきまして、規定に基づき、厳正に審査を行いました。その結果、工学部 張 斌 先生、建築学部 芹川 真緒先生、化学生命学部 岩倉 いずみ先生を今年度の受賞者とすることが決定されました。今回の受賞を機に、長年本学において歴史を紡いできたこの学術褒賞制度の価値を今後の研究でさらに高めていただくとともに、その成果を教育に還元されることで、若手研究者の模範となることを願っております。

今回受賞された3名の先生方の、今後の益々のご活躍をお祈りしまして、簡単ではございますが、学長の挨拶に代えさせていただきます。

この度は誠におめでとうございます。

受賞者のコメント

張 斌 准教授(工学部)

このたび、神奈川大学学術褒賞を受賞したことを、大変うれしく存じます。本研究にご協力をいただいた工学部の知能機械研究室・ロボティクス研究室の皆様に心から感謝を申し上げます。

本研究で開発した目の不自由な方への生活支援システムをはじめ、様々なAIや知能ロボット技術が我々の日常生活にも少しずつ導入され、SDGsの目標である「すべての人に健康と福祉を」を推進できることを期待しております。今後はAI・知能ロボット関連の技術を活用し、より思いやりのある社会と機械のおもてなしの実現に尽力していきたいと存じます。


 

芹川 真緒 准教授(建築学部)

このたびは、神奈川大学学術褒賞を授与していただき、大変光栄に存じます。共同研究者の皆様、関係者の皆様に心より御礼申し上げます。

住宅・非住宅建築物を対象に、内部で過ごす人の快適性を確保しつつ環境負荷の低減を目指す研究を行っており、脱炭素社会の実現に向けた課題の解決に寄与できるよう取り組んでいます。今回の受賞を励みに、今後も、教育、研究活動に精進してまいります。


 

岩倉 いずみ 教授(化学生命学部)

本日は学術褒賞を頂き、大変嬉しく思っております。誠にありがとうございます。神奈川大学に着任してから12年間、学内の多くの方々に支えられ、「5-fs有機化学」という新分野を開拓することができました。皆様には、心から感謝しております。
これからも、学生と研究を楽しみながら、更なる高みを目指して前進していきたいと思っております。今後とも、何卒よろしくお願いいたします。