お知らせ

2024.04.01

理学部 2023年度集中講義「化学国際交流」を開講しました

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2023年7月31日から8月10日の間、夏期集中講義として「化学国際交流」が開講されました。化学国際交流は化学コース独自のプログラムの一つであり、神奈川大学の学生と国立台湾大学の学生と教員が横浜または台北に集い、最新の化学を学ぶとともに学生同士の国際交流を深めることを目的としています。2019年度を最後にしばらく開講されませんでしたが、2023年度より再開しました。
2023年度は国立台湾大学の学生12名と教員3名が横浜キャンパスに来訪しました。集中講義では両大学の教員による最新の研究成果およびそれを理解するための基礎的内容を講義しました。さらに、その内容を踏まえて両大学の学生がグループとなり、課題について議論し、解答をプレゼンテーションする機会もあり、化学を通じた国際交流が行われました。集中講義終了後も学生同士で観光や食事などのアクティビティを楽しみました。
2024年度の化学国際交流は、神奈川大学の学生が国立台湾大学に訪問する予定です。理学部理学科の学生はもちろん、化学を通じて国際交流を体験したい他学部の学生皆様の参加もお待ちしています。

参加者の体験記
化学国際交流を履修して本当に良かったと思っています。この授業を受けようと思ったきっかけは英語の授業の延長線でもっと体系的に学びたいと感じたことでした。その一方で、英語でコミュニケーションがとれるか不安でとても緊張もしました。実際には、国立台湾大学の学生たちは、すごく親切で、わからなそうな雰囲気を感じ取ると別の分かりやすい表現で伝えてくれたので、そこまで身構える必要はなかったと気づきました。この授業を通して一番印象に残っているのは、彼らのレベルの高さです。学ぶ姿やプレゼン力、またそれに対する質問の鋭さから国立台湾大学では普段から質もレベルも高い内容を学んでいるのだと感じました。それと同時に自分ももっと頑張らなきゃと思い、モチベーションが上がりました。授業後には一緒にごはんを食べて、いろんなところを観光する楽しい交流もありました。夏休みに大学に来ることが負担になるかもしれませんが、海外の友達ができたり、モチベーションがあがったりなどそれ以上に良いことばかりだったので化学国際交流を履修して良かったと思いました。