「よこはま事業共創プログラム with YOXO」は、社会人の職業に必要な能力の向上を図る機会の拡大を目的とし、社会人や企業等のニーズに応じた実践的・専門的なプログラムである「職業実践力育成プログラム」(Brush up Program for professional)として、文部科学大臣から認定を受けています。修了者には履修証明書が発行され、履歴書等に記載が可能です。
よこはま事業共創プログラム with YOXO

神奈川大学、関東学院大学、横浜市立大学、横浜国立大学と「イノベーション創出の推進機関」である横浜未来機構が連携し、ビジネスの最前線で活躍する中堅若手社員を含めた、事業を創造する際に必要な基礎知識と手法を提供するプログラム。2023年度から開講した「YOXOアントレプレナー育成プログラム」をアップデートし、2025年度より「よこはま事業共創プログラム with YOXO」として実施いたします。本プログラムでは、CSV(企業が事業を営む地域社会の経済条件や社会状況を改善しながら、みずからの競争力を高める方針とその実行)のマインドを体得し、企業が自身の利益だけを追求するのではなく、社会の問題解決に貢献することについての考え方や理論を、3つの視点(社会課題解決・アントレプレナーシップ・事業創造力)から学びます。CSVマインドを軸に、企業の経営幹部が行う「トップマネジメント講座」をはじめ、「ソーシャルデザイン・価値創造」、「技術経営とイノベーション」、「国際ビジネス」の分野にて、経営学のエキスパートが事業創造に必要な知識と方法論を実践的に講義します。
※一般教育訓練給付金対象(教育訓練経費の20%)…一般教育給付金は現在変更申請中です。一部変更となる場合があります。
プログラム内容
企業の経営幹部から意思決定を学ぶ
技術経営とイノベーションを学ぶ
ソーシャルデザイン・価値創造を学ぶ
さまざまな視点から国際ビジネスを学ぶ

- (様式1)「職業実践力育成プログラム」(BP)への申請について
(109KB)
- (様式2)授業科目の概要について
(65KB)
- よこはま事業共創プログラム with YOXO シラバス
(254KB)
- よこはま事業共創プログラム with YOXO パンフレット
(1.79MB)
開催日時 | 期間:2025年5月14日(水)~2025年12月13日(土) 全25回
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対象者/定員 | 30名 【履修資格】
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受講料 | 200,000円(税込) |
共催 | YOXO横浜未来機構 |
会場 | 神奈川大学みなとみらいキャンパス(横浜市西区みなとみらい4-5-3)
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申込期間 | 2025年4月20日(日)まで
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- お問い合わせ
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神奈川⼤学(KUポートスクエア)
TEL : 045-682-5553(直)
月~土曜日 9:00〜17:00(日曜・祝日・大学所定の休日を除く)- 講座の開講状況によって変動する場合があります。
講師紹介

高野 雅彰
株式会社DG TAKANO 代表取締役/ CEO。
2009年、節水ノズル「Bubble90」を開発し、「超モノづくり部品大賞」を受賞。翌2010年に法人化し、日本の主要外食チェーンで約80%の市場シェアを確立するなど、業界を代表する企業へと成長を遂げた。2019年、日経ビジネス「世界を動かす日本人50」に選出。2023年にはForbes Japan「ChatGPT後の日本の勝ち方10」にも選ばれ、未来志向のビジネス戦略が注目を集めた。同年、「meliordesign」シリーズを展開し、「マーケター・オブ・ザ・イヤー」および「省エネ大賞」を受賞。さらに2024年には「Red Dot Design Award」を受賞し、国際的な評価を獲得している。現在、サウジアラビアの未来都市開発プロジェクトに参画し、革新的な水資源技術で貢献。DG TAKANOは革新性と社会貢献性を兼ね備えたグローバル企業として、成長を続けている。

芝田 崇行
株式会社スピック 代表取締役/CEO。
1973年神奈川県横須賀市生まれ。1996年中央大学文学部哲学科卒業後、有限会社スピックマネージメントコンサルタンツ(現株式会社スピック)入社。美容、医療分野のコンサルタントとして主にシステム構築やフランチャイズ開発、商品開発を担当。2007年取締役社長、2010年代表取締役社長に就任。全国のサロンやクリニックの経営指導と現場改革を推進。その後、医療現場が求める商品開発を進める中でリポソーム技術に着目。2015年Lypo-Cの販売を開始。全国のクリニックで販売を進める中、オンライン販売も強化。2018年東京で開催された国際医学会を契機に、海外展開を本格的にスタート。現在は台湾、シンガポールに現地法人を設立し、世界へ向けて新しいウェルネス体験の提案を強化。「未来の健康を、つくる。」をスローガンに掲げ、世界の方々に新しいウェルネスの「体感」と「価値観」拡大に努める。

早藤 正史
株式会社成城石井 常務執行役員 事業推進本部長。
1997年成城石井に入社。当時より成城石井は拘った商品を品揃えをしているところが魅力で入社。同10月にアトレ恵比寿の開業にて初の「エキナカ」店舗を経験。2000年市が尾店店長、2006年営業本部店舗運営部AMG、2010年営業本部店舗運営部部長、2011年執行役員営業本部副本部長に就任。現在は常務執行役員 事業推進本部長として新規出店の開発、卸売営業の拡大を主な業務として取り組んでおり、現在は店舗運営本部と商品本部を管掌。

中見 真也
神奈川大学 経営学部国際経営学科 教授。
専門はマーケティング戦略論、流通システム論。
編著に『オムニチャネルと顧客戦略の現在』(千倉書房)、『小売DX大全』(日経BP)、『ケースブック オムニチャネルと顧客戦略の現在』(千倉書房)がある。日本マーケティング学会理事、一般社団法人社会的健康戦略研究所理事、一般社団法人オムニチャネル協会学術フェロー、ネクストリテールラボ常務理事等を務める。

行本 勢基
神奈川大学 経営学部国際経営学科 教授。
1975年生まれ。名古屋大学大学院国際開発研究科博士後期課程修了(博士(学術))。財団法人とっとり政策総合研究センター研究員、早稲田大学商学学術院助手、高松大学経営学部専任講師を経て、現職。専門分野は、国際経営論、ベンチャービジネス論、中小企業論。

一条 智行
神奈川大学 経営学部 講師。
1997年慶應義塾大学法学部卒、同年日本輸出入銀行(現㈱国際協力銀行)入行。主として海外鉄道セクター向けプロジェクトファイナンス案件の組成に携わり、2014年より同行シンガポール駐在員事務所上席駐在員、2016年より同首席駐在員等を経て、2021年より現職。

越智 信仁
関東学院大学 経営学部 教授。
京都大学博士(経済学)、筑波大学博士(法学)。専門は会計学。日本社会関連会計学会理事、グローバル会計学会理事。日本銀行勤務等を経て2021年から現職。

伊藤 智明
横浜市立大学 国際商学部 准教授。
専門はアントレプレナーシップ、スタートアップ。京都大学経営管理大学院 特定講師などを経て現職。2024年4月に株式会社STUDIUS(横浜市立大学発認定スタートアップ)設立、Chief Creative Officer 就任。2024年5月に横浜市立大学共創イノベーションセンター スタートアップ推進部門 部門長 就任。日本ベンチャー学会において2016年 第11回 清成忠男賞 論文部門(奨励賞)受賞。同学会2020年 第13回 レフェリー賞受賞。

真鍋 誠司
横浜国立大学 大学院国際社会科学府・研究院 教授。
博士(経営学)。専門は、技術経営論、イノベーション・マネジメント論。神戸大学経済経営研究所を経て、2004年より横浜国立大学。
総合学術高等研究院・共創革新ダイナミクス研究ユニット長、台風科学技術研究センター・社会実装推進ラボ長、地域連携推進機構ネクストアーバンラボ・横浜産学官共創推進ユニット長(全て横浜国立大学)。横浜未来機構・フェロー。

為近 恵美
横浜国立大学 地域連携推進機構 教授。
大学院博士課程物理学専攻修了後、NTT入社。NTT LSI研究所において、半導体関連、光通信等の研究に従事した後、NTT先端技術総合研究所企画部にて情報戦略担当部長として、研究広報に携わる。2013年NTTアドバンステクノロジ(株)、経営企画部技術輸出管理室長を経て2016年から現職。博士(理学)。

本橋 永至
横浜国立大学大学院 国際社会科学府・研究院 教授。
専門はマーケティング・サイエンス、ビジネス・データサイエンス。2013年総合研究大学院大学複合科学研究科統計科学専攻博士課程修了。博士(学術)。日本学術振興会特別研究員、横浜国立大学大学院国際社会科学研究院講師、准教授を経て、2023年より現職。

中村 陽一
立教大学 名誉教授。
立教大学名誉教授、東京大学大学院情報学環特任教授、青森中央学院大学経営法学部特任教授、神奈川大学国際経営研究所客員研究員、一般社団法人社会デザイン・ビジネスラボ代表理事、株式会社ブルーブラックカンパニー代表取締役、社会デザイン学会会長。編集者、消費社会研究センター代表、東京大学客員助教授、都留文科大学教授、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科・法学部教授、社会デザイン研究所所長等を経て現職。