周りの目を意識して、最低限のモラルを心掛けよう
- 電車・バスの利用時に迷惑行為はしない
- 通学路を広がって歩かない
- 自動車やバイク通学の際は、最低限の運転マナーを意識する
大学は個人の自主性を尊重し、自由が認められる場所です。しかし、自由が認められると言うことは皆さん一人ひとりの行動に「責任」が伴ってくることを忘れてはいけません。また、自由な行動は一般的なルールやマナー、モラルを守った上で認められる事が前提となります。だからこそ、大学生は社会的に「大人」として扱われるのです。
大学生として、社会とのつながりに目を向け、キャンパス内だけでなくキャンパス外においても大人としてのルールやマナー、そしてモラルを守り行動することを心掛けましょう。
上記の事項以外にも数多くの苦情が寄せられています。神奈川大学の学生としての自覚を持ち、そのような行動を行わないように注意してください。
本学は、学生の通学手段を徒歩もしくは電車・バス等の公共交通機関に限定しており、加えて横浜キャンパスのみ自転車通学を許可しています。
本学が公共交通機関を利用して通学できる環境にあること、また、横浜キャンパスは住宅地に立地、かつ幼稚園や小中学校も近辺にあり、みなとみらいキャンパスはビル群が林立する商業地区にあるため、敷地的に駐車場・駐輪場を設けられないこと、かつ、どちらも交通量が多く、交通事故の懸念があることから、許可された通学手段以外による通学は禁止としています。
大変残念なことに、本学には学生の通学中のマナー違反に関する苦情が多く寄せられています。主な内容として、電車の利用については乗車中に大声で会話する、座席を余分にとって座っている、乗車時に割込をする、通学路を広がって歩く、などが挙げられます。 皆さんに意識がなくても、周りの人が迷惑と感じれば、その行為は迷惑行為となります。公共機関の利用中や登下校の際は、自分が思っている以上に多くの人の目に触れていることを意識しましょう。特に大学名の記載されたジャージ、かばんなどを身につけている時は、ふるまいにより一層注意してください。
自転車による死亡・重傷事故の増加を背景に、道路交通法に新たな罰則規定が追加されるなど、自転車運転に関わるルールが厳格化されています。当然ながら、違法行為は処罰対象となり、知らないことを理由に逃れることはできません。自転車を運転する際は法令遵守のもと十分注意してください。
インターネットで発信した情報は世界中、誰でも見ることができ、その情報がデジタルコピーされてしまえば二度と消すことができません。特にX(旧Twitter)、Instagram、Facebook などで個人が特定できる情報を開示している場合には、学生本人( 個人)の責任だけではなく、大学の社会的責任も問われる事態となります。X(旧Twitter)、Instagram、Facebook などは友人同士だけの便利な連絡ツールではありません。世界中の誰もが見ることができることを念頭に置き、個人情報の安易な開示を行わないよう留意しましょう。
また、インターネット上に発信する内容については十分吟味し、20歳未満の者の飲酒を連想させるなどの犯罪及び社会的モラルを逸脱した内容や個人への誹謗中傷といった書き込みを決して行わないようにしてください。
自分が情報の発信者となることを自覚し、軽い気持ちで書き込んだものが、思いもよらない批判にさらされ、法的処分(犯罪行為)を下されることもあります。インターネット上に残った個人情報により、将来の進路や就職に悪影響を及ぼす可能性も考えられます。
インターネット上の情報発信には責任が伴うことを自覚し、発信する際には十分な注意を払ってください。
喫煙は周囲に対し健康上・精神衛生上の被害をもたらす有害な行為です。喫煙に起因する健康被害は重篤なものであり、特に受動喫煙による非喫煙者の健康被害は大きな社会問題となっています。喫煙や受動喫煙防止に関する法律が定められるなど、日本のみならず、国際的な潮流として世界各国で進んでいます。
このような状況から、本学ではスモークフリー(無煙化)推進宣言のもと関係法令を順守し、グローバル・スタンダードにあった受動喫煙のないキャンパスを目指し、学生が大学生活の中で喫煙習慣を身に付けないよう(喫煙者は“卒煙”して社会へ巣立っていけるよう)、学内での禁煙啓発・卒煙支援活動を組織的に推進します。
喫煙行為については、キャンパスで共に学ぶ在学生からも多くの改善要望が出ています!
学生生活を通して喫煙をしない健康な生活習慣を身に付け、生涯にわたり自らの健康状態に関心を持つよう心掛けていきましょう。
20歳未満の者の飲酒は違法行為であるばかりではなく、心身に悪影響を及ぼします。20歳未満の者の飲酒を知りながら制止しないこと、酒類を提供することも違法行為となります。
また、新勧コンパ等でイッキ飲みを強要し、その人を死なせてしまった場合、飲ませた人は、刑法上の過失致死罪(刑法210 条)や傷害致死罪(刑法205 条)が成立する場合もあります。さらに、民事上の損害賠償として遺族に莫大な金額を請求されることもあります。更に、その場でイッキ飲みをあおった人にも、傷害現場助勢罪(刑法206 条)が成立してしまうことがあります。
また、コンパ等の終了後に、お店の玄関付近やコンビニ等でたむろする行為は近隣住民への騒音被害やその他の利用者への迷惑につながりますので注意しましょう。
上記の内容は、ほんの一例に過ぎません。
自分が生活している環境は、自分だけのものではなく、そこで生活する人全員の共有空間であることを忘れてはいけません。
特に、横浜キャンパスは住宅街の中に位置しています。騒音に限らず近隣の方々への配慮を忘れてはいけません。
自分が暮らす地域の一員として、近隣の方々に不快感を与えないように心掛けましょう。
ルールを守らない学生のゴミ出しによりゴミが収集されない等、地域の生活環境を悪化させる事例が多発しています。収集場所は収集日ごとに地域住民の方々が当番制で清掃されていることをよく理解し、ルールをよく確認して利用してください。
※分別区分や排出方法に従うことが条例により義務付けられており、ルールを守らない市民・事業者に対しては罰則が科されます。
ゴミを出す際は個人情報の流出に注意してください。個人が特定できる状態の通知書などが、ゴミ集積場所から大学に届けられたり、路上に投棄されたりする事例が発生しています。大学からの郵送物、各種DM、宅配便の伝票などは、シュレッダーにかける、あるいはハサミで細かく刻んでから捨てるなど個人が特定できる情報の扱いに注意しましょう。
詐欺の被害も目立ちます。町内会費と言ってお金をだまし取るものや、インターネット上のワンクリック詐欺などがあります。よく確認し、被害にあわないようにしましょう。
自分では交際していると思っていてもストーカー行為となっていることが多くあります。恋人同士でもストーカーになり得ます。
男女交際は「相手が嫌がることをしない」のが基本です。以下のような行為はストーカー規制法に抵触する恐れがありますので注意しましょう。
男女交際で困ったことがあったら、すぐに学生課に相談してください。