お知らせ

2020.05.08

経営学部 山岡義卓ゼミの学生が自宅で過ごす小学生を対象としたオンライン交流活動を実施しています

  • LINEでシェア
  • Xでポスト
  • Facebookでシェア

経営学部 山岡ゼミでは、子育て支援を行う認定NPO法人びーのびーの(横浜市)と、同じく中間支援を行うNPO法人アクションポート横浜(横浜市)と連携して、自宅で過ごす子どもたち向けのオンライン交流活動を実施しています。

新型コロナウイルス感染拡大の影響による休校と外出自粛により、子どもたちは友だちと自由に会うことができず、家族以外の人と話す機会はほとんどなく、自宅で過ごすことに退屈している状況が続いています。他方で学生たちも授業開始の延期、アルバイト先の休業、サークルやボランティア等学外活動の自粛により、平時のように社会とのつながりを持つことができません。そこで、山岡ゼミとびーのびーの、アクションポート横浜の三者で連携し、4月27日(月)より、オンラインにより大学生と小学生のいるご家庭をつなぐ交流活動を開始しました。

絵しりとり、歌、ゲーム、柔軟体操等、ゼミ生がこれまでの地域連携活動の経験等をいかしてさまざまなプログラムを企画し、遠隔会議システムを通じて約1時間にわたって子どもたちと楽しい時間を過ごしました。オンラインとはいえ、家族以外の人たちと交流することは子どもたちにも刺激になっているようで、毎回の楽しみに待ってくれています。学生たちにとっても貴重な学外活動の機会であると同時に、子育て中のご家庭や地域のNPOの活動について学習する機会となっています。

今後も休校や外出自粛が続く間は定期的に開催していく予定です。

<ご家庭側の感想>

・今日の大学生さんとの交流は、この自粛の中でとても刺激になりました。
・息子はあの後、絵しりとりで描いた恐竜を書き足し完成させて、満足げに部屋に貼っていました。
・昨日終わった時点で、「次はいつ?」と期待して聞かれたので、みなさんの負担にならない範囲で開催が決まると嬉しいです。親子ともにとても有意義な時間をありがとうございました!
・すごい楽しんでいた。「みんなどう?」のあとに名前を呼んで声をかけてくれたので発言しやすかった。
・恥ずかしいから参加しようか悩んでいたが、楽しんで参加していた。
・音楽が楽しかった。体操もよかった。連想ゲームも参加しやすく、発言しやすかった。
・宝物が出せるのは友達が会えない中よかった。楽しそうに準備していた。

<ゼミ生の感想>

・外出自粛で外部との関わりが薄くなっている子供たちのため、お母さんたちのためと思い始めたボランティア。しかしボランティアを終えてみると、私の方が親子から元気を貰っていました。大学生で1人暮らし。実家に帰ることもできず、バイトを除けば人とリアルで話す機会は8割減どころかほぼ0に近くなっていました。確かに一人は楽ではあります。しかし、自粛期間が伸びるにつれてふと寂しくなったり、心にぽっかり穴が空いたような感覚によく陥ったりしていました。第三者との関わりが、ここまで自分を支えているものだと実感させられました。オンライン上で子供たちと遊ぶのは初めての試みで不安で仕方がなかったけれど、子供たちの笑顔や、楽しそうに話してくれる姿を見ていたら、たくさんの元気を貰えました。今は自分にとっても、相手にとっても笑顔になれるこの活動が素敵だと感じています。
・オンライン上でも、ゼミ生同士で話し合ったり、子供たちと交流したりすることで、自粛生活に張りがでると感じています。人と関わることの大切さを痛感する今だからこそ、この活動が広まってほしいです。

関連リンク