日本学生レスリング界の個人戦の最高峰大会である「文部科学大臣杯 2018年度全日本学生レスリング選手権大会」が、8月28日（火）～31日（金）の4日間、駒沢公園体育館において開催されました。

本学からは、男子フリースタイル12名、女子フリースタイル2名、男子グレコローマンスタイル18名が出場しました。

男子グレコローマンスタイル87kg級でJOC杯1位（20歳以下の全日本選手権大会）の奈須川良太選手（国際経営1年）が全試合テクニカルフォールで完勝。見事、1年生チャンピオンに輝き、グレコローマンスタイルでは大会史上10人目となる快挙を成し遂げました。

男子グレコローマンスタイル72kg級で昨年のJOC杯1位の大賀遥選手（国際経営3年）が第3シードで今大会を迎え、準決勝では第1シードの北條良真選手（国際経営2年）と対戦し、北條が技を仕掛けたところカウンターの投げ技が決まり、4ｰ0で勝利し決勝に進出しました。決勝では1ピリオド目では最初にパッシブ（消極的な選手に対してのペナルティー）を取り1ｰ0と拮抗した戦いで、2ピリオド目にパッシブを取られ、下になり相手の技を守ることが出来ず1ｰ6で敗戦し２位入賞という結果になりました。

その他の選手では、男子グレコローマンスタイル77kg級の葛谷拳龍選手（国際経営4年）、男子グレコローマンスタイル72kg級の北條良真選手（国際経営2年）、男子グレコローマンスタイル67kg級の勝野亮希選手（国際経営4年）、女子フリースタイルの55kg級で齋藤遥花選手（国際経営3年）の4名が3位入賞し、過去最多となるメダルを獲得しました。また、男子フリースタイル86kg級の長谷川風河選手（国際経営4年）、男子フリースタイル97kg級の三浦庶宏選手（国際経営2年）が8位に入賞しました。

次の大会は、「福井国体」（おおい町総合運動公園体育館／9月30日～10月3日）、「全日本女子オープン選手権」（三島市体育館／10月13日・14日）、「全日本大学グレコローマンスタイル選手権大会」（駒沢屋内球技場／10月18日・19日）に出場します。

今後もさらなる躍進を目指すレスリング部への応援を、引き続きよろしくお願いいたします。

奈須川良太（1年） 【グレコローマンスタイル87kg級 第1位】

1回戦   ＢＹＥ
2回戦   F○4-0 田中（関西大学）
準々決勝TF○8-0大野（九州共立大学）
準決勝   TF○8-0岩田（大東文化大学）           
決  勝   TF○9-0松雪（専修大学）

大賀 遥（3年） 【グレコローマンスタイル72kg級 第2位】

1回戦   ＢＹＥ
2回戦   判定○4-0 辻（拓殖大学）
3回戦   F○4-0河部（中京学院大学）
準々決勝 判定○2-0下山田（日本体育大学）
準決勝   判定○4-0北條（神奈川大学）             
決  勝   判定●2-5前田（専修大学）

葛谷 拳龍（4年） 【グレコローマンスタイル77kg級 第3位】

1回戦   不戦勝
2回戦   TF○8-0荒川（国士舘大学）
準々決勝 判定○7-2赤萩（日本大学）
準決勝   判定●0-4桜庭（拓殖大学）                

勝野 亮希（4年） 【グレコローマンスタイル67kg級 第3位】

1回戦   TF○10-0 竹沢（明治大学）
2回戦   TF○8-0 田口（九州共立大学）
3回戦   TF○8-0安藤（大東文化大学）
準々決勝 TF○8-0佐々木（国士舘大学）
準決勝   判定●2-4 堀江（徳山大学）               

北條良真（2年） 【グレコローマンスタイル72kg級 第3位】

1回戦   ＢＹＥ
2回戦   TF○10-2一瀬(関西大学)
3回戦   TF○8-0澁木（山梨学院大学）
準々決勝 F○4-3菅原（日本文理大学）
準決勝   判定●0-4大賀（神奈川大学）             

齋藤 遥花（3年）　【女子フリースタイル55kg級 第3位】

1回戦   ＢＹＥ
準々決勝 TF○10-0岩渕（九州共立大学）
準決勝　 F●1-3水口（日本体育大学）