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2018.09.03

本学卒業生を描いた感動の実話 松田龍平さん主演映画「泣き虫しょったんの奇跡」が公開されます

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本学卒業生のプロ棋士、瀬川晶司さん(2001年第二法学部法律学科卒)の実話をもとにした映画「泣き虫しょったんの奇跡」が、この秋公開されます。

瀬川さんは、小学校からプロ棋士を目指していましたが、新進棋士奨励会(日本将棋連盟のプロ棋士養成機関)の規定による年齢制限を迎え、プロへの道が閉ざされました。その後、プロを諦め新たな道を模索するため26歳で神奈川大学第二法学部(夜間部)に入学。将棋からは離れた学生生活を送っていたものの、ある日アマチュア将棋大会で敗戦したことをきっかけに、封印していた将棋魂に火がつき「負けない将棋から攻撃的な将棋」へと棋風が変化。卒業後もサラリーマンをしながら勝率7割以上の驚異的な強さを見せました。

「ダメだったら今まで通り将棋を楽しめ、合格できたらプロとして頑張れ」。特例として臨んだ史上初のプロ編入試験では、みごと合格。26歳までという枠を超え、35歳にして新人という異例中の異例としてプロ棋士となりました。従来は奨励会を経なくてはなれなかったプロ棋士への道も、瀬川さんの編入で将棋界の歴史が変わったのです。この映画は、そんな夢を諦めない瀬川さんの姿勢を丁寧に描き、苦難と奇跡の道を映画化した感動の実話です。
瀬川さんは「JINDAI Style 257号(2006年3月)」の取材で、「神奈川大学での色々な出会いが僕にとって大きな財産。自分は本当に将棋が好きなことを再確認できた4年間だと思っています」と語っています。

映画は、瀬川さんが通った本学横浜キャンパスでも撮影され、9月7日(金)より全国ロードショー公開となる予定です。