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派遣交換留学生の進路インタビュー

菊川 真央さん

出身学部・学科
外国語学部スペイン語学科(2015年卒業)
留学国・大学名
スペイン・サラマンカ大学(長期)
在籍企業名
ANAスカイビルサービス株式会社 羽田空港国際線ANAラウンジ

就職先企業の選考時に留学経験についてどのようにPRしましたか?

どの企業の面接でも「留学を通して何を学んだか」を聞かれることが多かったです。
私の場合はなぜスペイン語を選んだのかを明確にし、現地でのスペイン人学生との共同生活から学んだことやスペイン人学生へ日本語を教えるボランティアに参加した話をしました。留学中には積極的にイベントに参加すると良いと思います。また、留学先でのエピソードを具体例としてお話しする際に、留学中につけていた日記がとても役に立ちました。留学中には新しい自分の一面に気づくことも多く、慣れない環境で成長する機会が多いため自己分析の方法としてお勧めです。帰国後に読み返すことで留学中には気付かなかったこともあり、新たな発見がありました。

実際に就職をして留学の経験はどのように活かされていると感じていますか?日々の業務の中で留学経験としてどのような能力を会社に求められていると感じていますか?

職場が羽田空港の国際線ターミナルということもあり、外国からのお客様がたくさんいらっしゃいます。スペイン語圏のお客様に英語ではなくスペイン語で対応するととても喜んで頂けます。スペイン語を学んできてよかったと思える瞬間です。また、同僚も国際色豊かで留学経験で培った国籍を超えて理解し合うためのコミュニケーション能力が活かされていると感じます。語学力ももちろんですが、グローバルな視野で物事を考え、行動できるかどうかを求められていると感じます。

留学の経験を活かし就職された現在、スキルアップのために行っていることなどはありますか?

スペイン語圏のお客様もたくさんいらっしゃるため、語学力を衰えさせないよう留学時代のスペインの友達と連絡を取ったり、スペイン語の音楽を聴いたりと、できるだけスペイン語に日々の生活の中で触れるよう心がけています。また、英語力を高める為に通勤時間を活用して文法学習や単語を覚え、能力を測るため定期的にTOEICを受験しています。少しでも業務に役立つよう、サービス接遇検定の資格の取得や、ワインや盛り付けの勉強にも取り組んでいます。日々の業務一つ一つを意識してお客様や先輩方から学ぶ姿勢を大切にして初心を忘れず、”小さなことほど丁寧に”を心がけて業務に取り組んでいます。不規則な勤務のため、意識をしてバランスの良い食事をとり、休日には運動をする等の自己管理にも気をつけています。

就職活動に出遅れてしまうのでは…と留学に悩んでいる在学生にアドバイスがあれば一言(もしご自分の失敗談などもあればそちらも含めて教えてください)

私も帰国後の就職活動の時期を心配し、長期留学を決意するまでとても悩みました。きっとあの時留学を諦めていたらずっと後悔していたと思います。たとえ就職活動に出遅れてしまったとしても、大丈夫です。留学生対象の就職説明会も採用試験もあります。これは留学した人しか受けられません!学生生活は一度しかありません。留学の経験は今しか味わえないものです。もし留学か就職か迷っている方がいたらぜひ一歩勇気を踏み出して留学に挑戦して欲しいです。
ある面接で「大学時代完全燃焼している人は社会でもやっていける」というお言葉を頂きました。留学に本気で取り組んだ経験はきっと社会に出てからも役立つと思います。今、やりたいことに本気でぶつかってみてください。たとえ失敗してしまったり、上手くいかないとしてもその過程で得られるものはたくさんあります。すべての経験は無駄ではない、色々なところでためになっていると留学を通して学ぶことができました。

留学から帰国後、就職するまでにやっておいた方が良いこと、アドバイスなどはありますか?

留学先で学んだ語学力が衰えてしまう前に、帰国後すぐに語学の資格を取ることをお勧めします。個人的には就職するまでの間にたくさん旅行をしておけば良かったなと後悔しています。社会人になると長期間の休みを取ることが難しく大学時代の友人と予定を合わせにくくなるので、大学の友達との時間を大切にして欲しいです。また、勉強や趣味、アルバイトでも何か一つのことに思いっきり取り組んでください。一人でも多くの方が留学に興味を持ち、留学すべきか悩んでいる方の後押しになることができたら幸いです。

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五十嵐 郁香さん

学部・学科
外国語学部国際文化交流学科(2017年3月卒業)
留学国・大学名
ドイツ・デュースブルク-エッセン大学(短期)
内定先企業
食品加工機械メーカー

就職活動はいつ頃からどのように始めましたか?

3年生の6月くらいから就職活動を始めました。当時、興味のあった職種のインターンシップに参加をしたり、就職課へ企業研究や自己分析の仕方を聞きに行きました。

留学が決まる12月より前に就職したい業種や企業は決まっていましたか?また留学が確定したことによって進路へ影響はありましたか?

当時はまだ決まっていませんでした。3月に大学で開かれた学内合同説明会に参加をして、実際に様々な企業の方の説明を聞いてから就職したい業種や企業が分かってきました。留学が確定したことによって進路に大きな影響はありませんでしたが、世界を舞台に活躍している、または今後活躍していきそうな企業に入りたいなという気持ちは以前より強まりました。

留学前に就職活動をする予定で4年生後期の留学を考えていましたか?

最初から予定はしていませんでした。元々は3年生に英語圏に留学をしたいと考えていましたが、選考の結果、補欠合格となり一度留学を諦めていました。そんな時に国際文化交流学科の英語海外研修でカナダに2週間行った時に、思っていた以上にコミュニケーションができたことが自信につながり、またどこかでチャレンジをしようと思えるようになりました。その後、両親やドイツ語の先生、就職課の方の後押しもあり3年生の9月にドイツ留学へ応募することを決断しました。当初の計画とは変わっていますが、私の場合は目の前のことを一所懸命に取り組んでいたら留学することにつながって、今まで取り組んできた頑張りが就職活動に活かされて留学前に内定を頂くことができたのだと思っています。
同じ企業の内定者に話を聞いてみると、留学経験者は全員“英語圏”ばかり。ドイツに留学をして英語に加えてドイツ語を学ぼうとしていることもアピールしやすいことだったと思います。結果的に、ドイツに留学をすることになったことがプラスになっていると感じています。

留学前に就職活動を終えるというのはプレッシャーがあったかと思いますが、留学後の就職活動も同時に検討されていましたか?

万が一、留学前に就職先が決まらなかった場合は帰国後の就職活動も検討しようと頭の片隅では思っていましたがそれまでに決まるよう目の前のことに全力を尽くしました。

留学前に就職活動をすることについて不安になったこと、デメリットがあると感じたことはありますか?それを克服、カバーする方法はありましたか?

特にデメリットと感じる部分はありませんでしたが、留学に必要な書類の準備や渡航前説明会などと同時進行で就職活動を行わないといけない分、周りの就活生よりは少し忙しく動いていたとは思います。そのため、スケジュールの管理にはかなり気を付けていました。

インターンシップは事前に参加していましたか?参加している場合にはその職種と内容を教えてください。

3年の6月頃から積極的に参加していました。就職活動が始まる前の夏、当時はサービス関係の仕事に興味があったので、主にホテルやブライダル、旅行会社や商品小売関係のインターンシップに参加し、できるだけ多くの企業研究がスムーズにできるよう努めました。具体的には仕事体験型のワークショップをするような1日か2日開催の短期的なものを選んで参加していました。これらの経験を経て、自分が希望している働き方のイメージが具体的になり、企業選びの参考にしました。

就職活動時に留学が確定していることをどのようにPRして、どこが評価されたと思いますか?

「TOEICのスコアを○○点まで上げます!」や、「知らない人だらけの環境に身を置いて自立心を養います!」などの目標を挙げ、自分が新社会人になる来年の4月にどのような人間になっていたいのか、そのために留学先でどのように過ごすのかという具体的なプランを話すことで向上心の強さをPRしました。本当に海外進出に積極的な企業であれば、必ずそういった学生の話に興味を持ってくださいますし、他の学生との差が少しはつくのではないでしょうか?それと同時に、企業側がこちらの留学の話をしっかり興味を持って聞いてくださるかどうかは、本当に海外志向のある企業なのかを見分ける良い判断材料にもなりますよ!(笑)

様々な業種を検討していた中で内定先企業が第一志望となった理由を教えてください。

“グローバル”など、自分の興味のあるキーワードを就職情報サイトで検索をした時にトップに表示された企業名を見て、3月に学内で実施された合同企業説明会でお話を伺ったことがあることを思い出し、改めて興味を持ちました。業界を知っている父の勧めもあり、テレビでも特集をされていたりと身近なところから情報が集まり、「ここしかない!」と確信しました。

就職活動に出遅れてしまうのでは…と留学に悩んでいる在学生にアドバイスがあれば一言

就職活動と留学試験や留学準備の同時進行は確かに大変でしたが、しっかり準備をすれば出遅れるということはありません。授業やアルバイト、ゼミやサークルなど、大学生活の中で目の前のことに全力で取り組み続けていれば、自分のやりたいことが見つかるはずです。私にとってそれが留学でしたが、何か大学生活の中でやり残したことがある方は、自分に合うタイミングを見計らってみてください!行動あるのみです!

留学前に内定が確定したことによって気持ちや視野に変化はありましたか?また、留学中に成し遂げたい目標、取り組みはありますか?

内定後はやはり、仕事上で使えるようにドイツ語と英語をしっかり学んでこなければという良い意味でのプレッシャーが出てきました。さらに留学直前に出席した内定式では、「ドイツに留学行く子だよね」と周りから声をかけてもらい、期待されて応援して頂いていることが本当に嬉しかったです。旅行も含めて海外経験者が多かったので、就職直前の留学を後押ししてもらえました。話題が合う仲間とこれから働けることは本当に楽しみです。仕事で活かすために語学検定の点数を上げることはもちろんですが、それ以外にも積極的に様々な国の方々と関わることで、自分の視野を広げて内面的な部分を成長させ、生活面では親元を初めて離れるので、自立心も育んでいきたいと考えています。留学準備でもそうでしたが、何よりも目の前のことを一つ一つ、一所懸命がんばっていきたいと思います!

無事、内定は確定しましたが“もっとこうしておけば良かった“と感じていることはありますか?

SPIの勉強はいつからでもできるので、もう少し早い時期からテキストに目を通しておけば良かったかなと思います。 私は兄からもらったテキスト2冊を机の棚に放置し続けたことを後々後悔しました(笑)

担当者よりコメント:留学渡航2日前であるにもかかわらず、「留学前の就職活動を考えている後輩のために参考になるのであればぜひご協力させてください!」取材にご協力して頂いた五十嵐さん。「先のことを考えすぎて目の前のことを頑張らないのはもったいない」ということが伝わってくるインタビューとなりました。特にドイツ留学は10月開始ということもあり、4年生で留学する前に就職活動を完了させることは比較的余裕があるため、卒業前の半年間留学をするならドイツを考えてみても良いかもしれません。ドイツ留学はドイツ語に加えて英語で専門科目を履修することも語学学修をすることも可能。留学を様々な理由であきらめているみなさん、奨学金も充実している学内制度を活用して、五十嵐さんのように在学中に留学の夢を実現してみませんか?

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工藤 瑞稀さん

学部・学科
外国語学部英語英文学科(2017年3月卒業)
留学国・大学名
アメリカ・カンザス大学(長期)
内定先企業
日本航空株式会社

留学前に就職したい業種や企業は決まっていましたか?

高校1年生の時から客室乗務員になることを目指していて、そのための計画の一つに留学が含まれていたため就職したい職業は明確に決まっていました。迷いは全く無かったです!

就職活動はいつ頃から始めましたか?留学前に準備したことがあれば教えてください

私にとって大学生活そのものが就職活動でした。客室乗務員になるためには広い視野が必要だと考え、青森を出ることがその第一歩、そして留学制度が充実している神奈川大学を選んだこともその一つでした。交換留学を経験する前に大学2年生で海外インターンシップに参加するなど、一つ一つ何が自分に必要なことかを考えて行動しました。

留学中、就職活動について不安になったこと、デメリットがあると感じたことはありますか?それを克服、カバーする方法はありましたか?

留学中は万が一に備えて他業種への就職についても考えましたが帰国後でも選考が間に合う業種は企業間で取引を行うものが多く、直接お客様(消費者)とコミュニケーションをとる仕事に就きたい私のイメージに合う企業を見つけることができませんでした。他業種の就職活動のことで悩むよりも、もともと私が目指している客室乗務員の選考に向けた準備(エントリーシートの作成、企業研究など)に集中しました。一番頑張りたい目標に向けてベストを尽くし、取り組むことが自分のためにもなると考え、就職活動についての不安を克服しました。

留学中にできる就職活動はありましたか?また、就職活動に備えて留学先に持参したものがあれば教えてください。

エントリーシートの提出期限が留学中に設定されていたため、その締切に間に合うよう前もって書類の作成をしました。また、エアラインスクールが無料で配信している動画を見て研究し、実際に客室乗務員として働いている卒業生との交流を通して事前にどのような準備が必要かを確認しました。留学先ではカンザス大学にてキャリアフェアへ参加し、現地生徒の就職活動に対するポジティブな考え方、チャレンジ精神に触発されて私自身も就職活動に対するモチベーションを高めることができました。ただし、日本独自の就職対策としてSPI対策本とエントリーシートのマニュアル本は参考になるので留学先への持参をおすすめします。

留学を経験したことによって進路が変わりましたか?進路が変わった場合はその理由も教えてください。

第一志望である客室乗務員になりたいという目標は変わらなかったのですが、留学前から興味があった接客関連の仕事(旅行や鉄道、ホテル業界)や留学経験を活かせる英語教育関連の業界への応募も検討しました。

インターンシップは留学前・留学中に参加していましたか?参加している場合にはその職種と内容を教えてください。

アメリカ、シアトルにある航空博物館で海外インターンシップ(ボランティア)を経験しました。業務内容は接客と展示物の説明を行い、この博物館のスタッフは航空業界での勤務経験者が多かったことが印象的でした。インターンシップを通して航空業界についても教えて頂き、当時お世話になった方々とは今でも連絡をとりあっているので最近では内定を頂いたことをご報告しました!

留学経験を選考時にどのようにPRして、どこが評価されたと思いますか?

語学力は一定以上のレベルは必要ですが、むしろ留学までにがんばったことや留学中のエピソードが重要であると聞いていたので、留学中の出来事を通じて異文化や他者理解の重要性を学んだことをPRしました。私が実際に話したエピソードは、友人と週末に遊びに行く計画をたてていた時のイスラム教徒の友人との出来事でした。 彼女は“ヒジャブ”(頭を覆うスカーフ)を被ったままで行くと目立ち、“場所によってはその場の雰囲気を悪くすることもあり、そうすると自分自身も楽しむことができないから”と禁止されているわけでも無いのに行けない場所があったことに驚き、とても悲しくなりました。この経験を通じて、様々な宗教や人種の方が窮屈な思いをせずに過ごせるような空間づくりのできる客室乗務員になりたい、とPRしました。また、多くの方に留学中支えてもらったことから“今度は私が誰かのためになりたい”という気持ちも高まりました。留学を経験し、就職活動を通じ、“留学した”事実が重要なのではなく、“留学して何を得たか”が重要だと再確認しました。このように留学中に深く考えさせられたことや気付きが評価されたのだと感じています。

就職活動に出遅れてしまうのでは…と留学をするか悩んでいる在学生にアドバイスがあれば一言

志望する業界がすでに決まっている場合には、募集開始時期を確認して留学を検討するのは最低限必要だと思います。募集が明らかに早い場合には3年生後期が始まるまでに帰国する留学を検討した方が良いと思います。
ただ、夢が決まっていない、なりたい仕事が明確になっていない場合には、留学中の一つの出会いが何かにつながることもあるため、就職活動を理由に留学を諦めたらもったいないと思います!
語学力向上のために留学を考える人も多いかと思います。私も初めはそのように考えていましたが、志望理由を書く際に“留学経験をその後の人生でどう生かしていくのか”という社会貢献的な考え方を盛り込むことをアドバイスされたことをきっかけに、考え方が変わりました。実際に留学中、語学力向上だけでなく、素晴らしい出会いがたくさんあり、アメリカ人のポジティブな考え方を学び、内向きでネガティブ思考だったところから大きく成長したことを実感しました。また、コミュニケーション力は語学力だけでは無いことも学びました。積極的に話しかけたり、主体性を持って行動をしたり、何よりも笑顔でいないとコミュニケーションは始まらず、通じ合うこともできません。自信がない時や困った時は、“助けて!”とSOSを出せば周りの人は本当に親身になって助けてくれます。きっかけさえ掴めればコミュニケーションがとても楽しくなって自信もつきました。留学を通して、人として大きく成長できたのだと帰国してから実感しています。
留学期間は、たったの10カ月でしたが、全てを鮮明に覚えていて、大切で、今しか経験できなかったことだと感じています。留学は社会人になってもできますが、学生の今だからこそ感じられること、経験できることをぜひ体感してきてください!

出発前と帰国後の気持ちや視野に変化はありましたか?

出発前からアメリカは多民族国家で人種差別問題があることを聞いていました。頭では理解したつもりで留学へ行ったのですが実際にアジア人と話すことすらも拒否する人に出会ったりするなど、はじめてマイノリティ側で生きている人としての経験をしたことは衝撃的でした。日本ではマジョリティとして生きていてこのような経験をすることはありませんでしたが、留学して初めて気づいたことがたくさんあり、新しい世界を知ると同時に視野が広がりました。誰もがありのままの自分でいられることの難しさと大切さを実感し、人と向き合い、受け入れたいという気持ちが帰国後に一層強くなりました。

無事、内定は確定しましたが“もっとこうしておけば良かった“と感じていることはありますか?

エントリーシートは海外からでも送ることができたのですが、思っていた以上に文章をまとめるのに時間がかかり、もっと早めに取り組んでおけば良かったと反省しました。それぞれの苦手分野には意識して時間をかけ、準備をした方が良いと感じました。

工藤さんが留学中に励まされた言葉

“Please try!(試してみて!)”―留学して間もなく、ブラジル人の友人と話していた際に自分の考えが思うように伝えられず諦めようかと思った時に言われた言葉です。その後、言い方を変えて何度も伝えたところ話がやっと通じてとても励まされ、自信がつきました。どんな状況でも、できないことなんてない!諦めない!と困難に立ち向かえるようになりました。

“I wanna be a flight attendant.(客室乗務員になりたい)” “You should say ‘I will be a flight attendant’! (客室乗務員になる、って言わなくちゃ)”
-就職活動に不安を感じていた時、言葉は自信につながると実感したエピソードです。夢や目標はどんどん言葉にしていくようになりました。

“Something is better than Nothing (やらないよりはやった方が良い/無いよりはあったほうが良い)”
-レポート提出期限直前に体調が悪くなり、レポートを完成できず悩んでいた時ルームメイトに言われた言葉です。できたところまででも提出すれば取り組んだ姿勢をきっと評価してくれるから、事情を教授に説明したほうが良いと言われて励まされたエピソードです。諦めて何もしないのではなく行動することの大切さを学びました。この言葉は他のシチュエーションにも使えて、小さなことにも感謝しようという考え方にもなります。

担当者よりコメント:取材中ずっとキラキラした笑顔で答えてくださった工藤さん。留学から帰国後の現在は、アメリカ留学を考えている後輩にアドバイスをしたり、相互学習のサポーターとして外国人留学生との交流の場を盛り上げたりと、まさに一人一人に寄り添ったおもてなしのプロを目指す意識の高さを常に感じていましたが、今回の取材を通じて留学前後の変化を具体的にお伺いすることができました。語学力以上に得ることの多い海外留学。アメリカ留学を悩んでいるみなさんも、ポジティブ思考を体感し学ぶ、など“今しかできないこと、やってみたいこと”が留学であればぜひ語学能力向上以外のモチベーションを見つけて留学へ一歩踏み出してみてくださいね!

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市田 華純さん

出身学部・学科
法学部自治行政学科(2016年卒業)
【神奈川大学在学中】留学国・大学名
アメリカ・カンザス大学(長期)
進学先大学院名・専攻
イギリス・ブラッドフォード大学大学院・社会科学部平和学科紛争解決学専攻

日本の大学院ではなく海外の大学院に進学しようと思ったのはいつですか?また、どうしてですか?

小・中学生の頃から難民問題や紛争解決に興味があり、国連機関で働いている方々の経歴について調べていました。その過程で平和学や国際関係学を学ぶため、自然と海外の大学院進学を考えるようになりました。 その前にまずは日本で基本的なことを学ぼうと考え、神奈川大学へ進学し、在学中には様々な先生から進路決定についてのアドバイスを頂いたり、NGOでのインターンや国際ボランティアを通してより具体的な情報の収集を行いました。

日本ではなく海外の大学院に進学するメリットは多くあると思いますが、私の学びたい分野が平和学であったため、日本国内の大学院よりも平和学の研究が世界一進んでいると言われるイギリスの大学院への進学を決めました。海外の大学院は日本のように新卒で入学する人が少なく、さらに知識を深めるためにその分野である程度キャリアを積んでいる社会人が大半なため、クラスメートも20代から60代まで幅広く、彼らからも様々なことを学べるというのも大きな魅力でした。

進学の準備はどのようにしましたか?(語学試験対策など)

語学試験対策に関しては国際センターで対策本を借り、アメリカ留学中の期末試験のレポートなどを見返して、アメリカ式レポートの書き方や自分がよく犯すミスについてもチェックしました。
私が受験したのはイギリスの大学院3校でしたが、語学証明書の他に教授2名以上からの推薦状、学部の成績証明書、卒業見込み書、志望動機書、過去の活動などを記入した履歴書などが必要でした。教授やインターン先に推薦状を依頼する前にはどういった活動をして来たか、自分はどのような人間かなどをまとめるなどの事前準備を行いました。また、海外大学院受験を早めに考えていたので、大学4年間で国際ボランティアやJICAのプログラムなどに積極的に参加していたことも、履歴書や志望動機書の作成に際してとても重要なものとなりました。

学部生時代に留学したことは海外進学にどのように影響していますか?

1年間アメリカのカンザス大学に留学したことは、海外大学院への進学にあたって大きな自信となりました。 アメリカの大学は日本とは全く異なり、毎週課されるリーディングの量がかなり多く、授業では内容を理解した上で自分の考えや疑問などについて発言しなければならないため、全ての文献に目を通しておかなければ授業に参加できず、本当に大変でした。しかし、それらを達成し評価されたことは大きな自信となりました。また、ディスカッションや試験で求められることも日本とは全く異なったため、海外での授業の大変さを身近に感じるようになりました。

現在の大学での勉強内容を教えてください。また可能であれば一週間のスケジュール例を教えてください。

現在、平和学の紛争解決コースに所属していますが、他の開発・国家安全保障コースやアフリカ政治コースなど他のコースの授業も選択できるため、幅広い選択肢から授業を選べます。今期では、紛争解決理論や、平和学基礎、アフリカ政治基礎、平和維持・平和構築・国家構築学などを学んでいます。これらの授業に加えてチューター(個別指導教官)とのミーティングでは文献を元に毎週ディスカッションを行い、知識を深めています。
例えば、紛争解決理論では、紛争解決のための具体的な紛争構造の分析や交渉の仕方について学んだり、紛争調停のシミュレーションなどを行ったりします。
週末は、博士課程のパレスチナ人のルームメイトと朝から公園でリフレッシュをし、午後からお互い部屋に戻って文献を読んだり勉強したりしています。
私は平和学サークルと国連モデルサークル(疑似国連)に入っており、土日平日問わず週2日ほどイベントがあるのでそちらにも参加しています。また、ほぼ毎週アフリカ研究センターの講演会があるため授業以外の予定も毎日のように入っています。 (1週間のスケジュール例としては月曜日と火曜日が一番忙しく、金曜日は比較的楽しんでいるので、それらを分かりやすく表にまとめました。)

  • 月曜日
    6時 起床・朝食
    文献読む
    9時~10時 文献検索・論文の書き方等の授業
    10時~11時 ランチ・チューター
    ミーティング準備
    11時~12時 平和学サークルのミーティング
    12時~13時 チューターミーティング(授業)
    13時~16時 一旦寮に戻り
    仮眠・文献読む
    ディスカッションの準備
    16時~17時 アフリカ政治基礎の授業(セミナー)
    17時~20時 お風呂・晩ご飯
    自由時間
    20時~24時 文献読む その日の授業復習
  • 金曜日
    6時 起床
    9時~11時 平和維持・平和構築・国家構築の授業
    11時~14時 寮でランチ・文献読む
    14時~15時 アフリカに関する講演会出席
    16時~20時 イタリア人の友人とパブへ
    20時~26時 文献読む、期末レポートの下書き、インターン探し 等

大学院卒業後の進路について何か計画があれば教えてください

帰国後は、外務省専門調査員の試験とJICAの青年海外協力隊の試験を受けようかと考えています。しかし、もしチャンスがあれば、日本だけでなくヨーロッパやアフリカなどへ渡航して仕事を行えたらと思います。

海外大学院進学希望者にアドバイス、特に注意すべきことなどがあれば一言

アドバイスと言えるほどではないかもしれませんが、“準備は早め早めに”です。特に奨学金などの下調べは最低でも1年半以上前には行っておくことをお勧めします。私の場合は、大学4年の夏までアメリカにいて、帰国した際にはほとんどの奨学金の申請は締め切られていました。 また、海外の大学院受験は、ローリング審査と呼ばれ、受付期間などはなく、一年中受け付けをしているので、大学側は早く学生を囲い込もうとする一方で受け入れに定員があるため、書類提出が遅くなるほど不利になるかと思います。卒業後すぐに進学するのであれば大学4年の9月から12月、遅くても1月までには受験に必要な書類を提出することをお勧めします。

留学時と現在で比較して環境や勉強への姿勢の違いがあれば教えてください

環境の違いとして、学部留学時はある程度”留学生”という立場で見てもらえていましたが、大学院は世界中から様々な境遇の人が来ているため、ネイティブと同じことができて当たり前という認識でした。また、大学院では様々なコースやカリキュラムの中から選択し、最先端の研究や情報に触れることができるため、本当に自分の学びたいことをより深く学べていると実感します。毎日の課題は本当に大変ですが、自分の学びたかったことをより具体的・専門的に学べるためにあまり苦にならなくなったのは、学部留学時とは異なる点かもしれません。

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大崎 祐輔さん

出身学部・学科
経営学部国際経営学科(2016年卒業)
留学国・大学名
中国・東北財経大学(長期)
在籍企業名
株式会社ハイシンクジャパン

就職先企業の選考時に留学経験についてどのようにPRしましたか?

留学では様々な体験をし、それに比例する成果を得ることができました。その中でも私は留学経験により自分自身の視野を広げることができた点を大きな軸としてPRしました。派遣先には派遣先国の人だけでなく、多種多様な人々がいました。こういった人々と触れ合い、文化や価値観の違いを目の当たりにする中で、これまでの自分自身の物事に対する視野がいかに狭く偏屈であったかを痛感できました。
選考時にはこのような留学中の貴重な環境、成果を得ることのできた経緯を説明し、そして、それを仕事にどう活かすことができるのかを伝えました。

留学中の経験で、最も評価されたと感じている経験やエピソードがあれば教えてください。

留学前期の秋学期にプレイスメントテストの結果、運良く私は1番上級から2番目のクラスに編成されました。クラスの大半はすでに長期の在中歴があり、その内半数以上はすでに中国で1年以上勉強している現地の大学院または本科に入学をする予定の人達ばかりでした。開学初日、周りの学生と比べて私の中国語力は劣っていたと感じ、成績もクラスメイト15人位いる内恐らく下から2、3番目でした。そこで私は教科書の本文が見えなくなるぐらい予習復習自習をし、授業中も積極的に発言をするようにした結果、前期の期末テストではクラスで1位を取ることができて表彰もされました。留学後半の春学期、留学先の漢語学院では学期の初めに始業式があるのですが、学院の院長、先生の中から1人、留学生の中から1人が壇上で毎回話をします。先生代表スピーチでは私の前期のクラス担任が選ばれ、その先生が全学期クラスで下の成績だった生徒が学期終了時に1位をとった私のストーリーを話してくれました。留学中勉強していたことが結果に表れ、評価されたことが非常に嬉しかったエピソードです。

実際に就職をして留学の経験はどのように活かされていると感じていますか?日々の業務の中で留学経験者としてどのような能力を会社に求められていると感じていますか?

現在、現場には多くの外国人がいます。日々、外国人と仕事をしていく中で、日本人と外国人の仕事に対する考え方などには、大きな差異があると感じています。私はこういった差異を弊害と感じることなく、共同作業に注力でき、実際に外国人の同僚から多くのことを学べています。この点は留学でたくさんの外国人と生活してきた事が大きく活かされていると考えています。しかし、日本人の社員の中には外国人とのコミュニケーションに慣れていない方も多く、そこで業務を停滞させてしまうことも少なくありません。前述の通り、留学したことで、私は外国人と交流を抵抗なく行うことができます。私には留学経験者として、現場で活躍する日本人と外国人の橋渡しをすること、それによって会社や社会により大きな利益を与えることが求められています。

留学の経験を活かし就職された現在、スキルアップのために行っていることなどはありますか?

社会人として日々の積み重ねが重要だと思っているので、現在就業している企業の業務に関わる勉強を毎日欠かさずにしています。
また、今年の5月に会社の研修で1ヶ月間中国に滞在し、入社後に日本と中国という仕事文化の異なる2カ国で仕事に携わりましたが、どちらの現場でも外国人と円滑にコミュニケーションを図れる人材は会社から非常に重宝されると感じました。その経験から社会人となった今でも語学の勉強と外国人との交流を継続し、スキルアップに努めています。

業務中に英語を使う機会はありますか?もし英語のスキルアップについても何か行っていることがあれば教えてください。

英語を使う機会は今のところありません。しかし、中国留学中に英語の重要性に気づき、帰国後から少しずつではありますが単語帳や参考書を見ています。私と同じように英語圏以外の国に留学して英語の重要性に改めて気付かされる人は本当に多いと思います。実際の現場には英語を話すことのできる外国人もいるので、英語ができれば円滑にコミュニケーションが取れると実感しています。
今後の取り組みとして、まずは会社の戦力として1日でも早く認めてもらうために現在の業務内容に関係する知識や能力を身に付けたいと思っています。

就職活動に出遅れてしまうのでは…と留学に悩んでいる在学生にアドバイスがあれば一言(もしご自分の失敗談などもあればそちらも含めて教えてください)

留学中にできる就職活動はたくさんあります。希望する企業や職種について徹底的に調べ、プレエントリーすること、資格やSPIの勉強をすることなど。また、留学中、必ずどこかで自分の強みが何かを理解できる時期が来るので、それらを帰国後の面接で自信を持ってPRできれば、他の就活生に負けない大きな武器になると思います。
私も留学中に時々、就職活動に対して大きな焦りを感じていましたが、このような時はやはり勉強に熱が入りませんでした。就職活動も大切ですが、留学本来の目的を忘れないようにすることが重要だと思います。

留学から帰国後、就職するまでにやっておいた方が良いこと、アドバイスなどはありますか?

どのような企業に就職しても、その仕事の分野に関する知識や社会人としてのマナーなどは必ず求められると思います。どちらも日々の業務を行っていく中で少しずつ覚えていくことはできますが、在学中に図書館で本を読むなどして事前に勉強しておくことも大切だと感じました。また、交換留学の場合は帰国から就職までの期間が半年から1年しかない人が多く、時間に追われることが多いと思いますが社会人はそれ以上に自由な時間が少なくなるので学生時代の時間を上手に活用して旅行や遊びなども楽しんだ方が良いと思います。

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