横浜キャンパス

先進的な情報技術により、共創社会を実現

キーワード:
  • AI・データサイエンス
  • 数理モデル
  • アルゴリズム
  • プログラミング
  • セキュリティ

Feature 1

高度な情報技術を身につけ
社会の問題を解決する人に

現在の暮らしに欠かせない「情報」。その情報を扱うためには、技術はもちろん、正しく扱うための倫理観や表現力も必須です。情報学部では、これらを身につけ多様な視点から社会の問題を解決する人を育てます。

Feature 2

自分の興味に合わせて学ぶ
2学科1プログラム

「情報」と言ってもさまざまな分野があります。そこで、情報学部では「情報」を3つの異なる視点からアプローチした学科・プログラムを用意しました。あなたの目標や興味に合わせて選ぶことができます。

Feature 3

国際的な視野と感性も育てます

「情報」の世界は、まさにボーダーレス。「情報」の専門知識以外にも、国際的な視野や感性、コミュニケーション力を身につける科目も用意。今後、どこの世界へいっても活躍できるチカラを身につけます。
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何を学び、
何が身につけられるのか

多様な視点から情報技術を学び、
新たな時代のニーズに応える

現在の理学部情報科学科と、工学部情報システム創成学科を母体に、2023年4月、新たに「情報学部」を創設します。2つの学部が融合することで、理工学の垣根を超えた多様な視点から情報技術を活用した問題解決策を提案し、国際化にも対応できる素養を備えた人材の育成を目指します。キャンパスを構える横浜は、数多くの世界的な企業が集まり、起業やイノベーションの中心地です。国際色豊かな横浜での学びは、知的な刺激にあふれるものとなることでしょう。

情報学部は、「計算機科学科」と「システム数理学科」、「先端情報領域プログラム」の2学科1プログラムから構成され、同じ学問分野を学びながらも、それぞれ異なった視点から「情報学」を学んでいくことになります。大学での学びを通じて、「世の中を変える独自のシステムやプログラムを作ってみたい」と思えるようなモチベーションの高い学生へと成長してくれることを願っています。

移り変わりの激しい現代においては、確固たる知識が大切になります。情報学の基盤に関わる分野を深く学び、新しい時代のニーズに柔軟に応えていくことができ、情報のあらゆる分野に精通する専門家を養成していきます。

Column

多様な視点から情報技術を学び、新たな時代のニーズに応える

情報学部での学びを「自動運転の実現」を例に説明してみましょう。

まず、自動運転を行うためのプログラミングは計算機科学科で学ぶ、コンピュータサイエンス、プログラミングの技術が基本となります。さまざまな条件下で目的地まで安全に走行するためには、膨大な情報処理に対する効率的なアルゴリズムと間違いなく実行するプログラムが鍵となります。

多くの自動車が行き交う中で、事故や渋滞を起こすことなく自動運転を円滑に行うためには、自動車単体ではなく信号の制御や道路の状況など多くの交通に関係する情報を分析する必要があります。まさに先端情報領域プログラムで身につけることができる、ビッグデータを取り扱うデータセントリックな方法が重要な役割を担います。

こうして得たデータ分析結果をもとに、自動運転を社会の一部として運用するため、AIなどを活用したシミュレーションを通してのさまざまな課題を解決する手段として、システム数理学科で学べる数理モデリングの考え方が必要になります。
課題から導き出された施策は交通システムの構築へと落とし込まれ、自動運転のプログラミングにもフィードバックされていきます。

このように情報学部ではそれぞれの分野の学びが相互に関係し合いながら、よりよい共創社会の創出に貢献することができる人材を育成しています。

よくあるご質問

いま、高度IT人材が求められていると聞きます。この学部で学んだら、将来はどのような進路が望めるでしょうか。

ICT(情報通信技術)は日々進歩が激しい分野です。これからのICTは単なる作業の効率化だけではなく、私たちの生活そのものを豊かにしてくれることが期待されています。そのような観点からは、政策・方針を立てる官公庁や企業、その方針を理解し情報通信技術の専門知識を生かしてシステム等を構築する情報通信産業、データ等を分析して社会に役立てるシンクタンク(調査・分析機関)などが見込まれます。

他大学の情報学部と比べた、神奈川大学の情報学部の特徴はどこにあるでしょうか?

理学分野と工学分野の情報学が一つになる、つまり基礎理論から応用技術、さらにはデータ分析技術までが、一つの学部の中で様々に絡み合いながら網羅されています。その中から自分の興味関心に合わせた学科・プログラムを選べることが特徴です。

SEになるには計算機科学科とシステム数理学科のどちらが良いでしょうか?

SEは、クライアントの要望・要求に基づいて、システムを設計することが主な仕事です。どちらの学科で学んだ知識やスキルもSEになるためには重要です。例えば計算機科学科では、SEに必要な技術的能力としての「プログラミング」の知識を身に付けることができ、システム数理学科ではシステムのあり方や作り方、モデリングを数理的観点から考え、問題解決を図ります。どちらの学科でもSEとして、自分の強みとなる分野を確立するのに役立つでしょう。

ITパスポートなどの資格を有していると、受験に有利でしょうか?

公募制推薦入試の出願資格の一つに、「情報検定(J検)」の情報システム試験合格者(1科目以上)または「情報処理技術者試験」のITパスポート試験以上などの情報技術に関する資格を有する者」という要件がありますので、有資格者は公募制推薦入試に出願することが可能です。
一般入試では、そのような要件はありませんが、入学後の基礎知識として役に立ちますので、積極的に勉強をされることをお勧めします。

数独などは好きですが、数学のテストではなかなか点数が伸びず、数学が苦手です。しかし、情報には興味があります。授業についていけるでしょうか?

情報学を学ぶための数学は、高校までの数学を土台にはしていますが、計算や解を求めることが中心の数学ではありません。現在、数学が苦手であっても、大学での数学にきちんと向き合えば、本学部での授業で情報学を学ぶことの楽しさをきっと得られると思います。
また、学生ケア・サポート課では、大学での学習を進める上で基礎となる数学について教育経験の豊富な学習相談員が基礎から「日常的継続的な学習支援」を行っていますし、学部独自の補助教材も提供されますので、苦手意識さえなくして気持ちを新たにして授業に臨んでください。

PCはどのようなものを準備すればよいでしょうか?

プログラミングやシステム構築、レポート作成、卒業論文、学会発表原稿などでも用いるPCが必要ですが、計算機科学科と先端情報領域プログラムでは性能などを指定したPCを購入いただきますし(入学前にご案内します)、システム数理学科ではPCとしてMacBookAirを入学時から4年間貸与します。このことで、PCの環境が統一化されることから学部の授業や演習では、教員による指導の高度化や効率化が図られています。

入試の特徴

情報学部では、情報学の基盤に関わる分野を深く学び、新しい時代のニーズに柔軟に応えていくことができ、情報のあらゆる分野に精通する専門家を養成していきます。パズルや数独などを解いていくことに楽しさを感じたり、とことん突き詰めて考えていったりすることが好きな人にとっては、論理的思考力を高めながら、成長していける学部となっています。

推薦系入試

情報各分野に強い関心を持ち、将来その分野で活躍することを希望する人

公募制自己推薦入試

全学科、プログラムで実施。将来情報関連の仕事をしたいという明確な自覚を持ち、高校時代、個性的な経験や資格等の取得などの学習をしてきた人を求めます。

一般入試・給費生試験

教科・科目の学習において基礎力を身につけてきた人、得意科目を生かした受験をしたい人に

一般入試 3科目型(A方式)
[計算機科学科]
外国語100点+数学①150点+理科100点(1科目選択)=総合350点
外国語

「英語」

数学 ①

「数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B(「確率分布と統計的な推測」を除く)」

理科

「物理基礎、物理」「化学基礎、化学」「生物基礎、生物」から1科目選択

  • 一部日程では「生物基礎、生物」は選択できません。
一般入試 3科目型(A方式)
[システム数理学科][ 先端情報領域プログラム]
外国語100点+数学①150点+理科100点=総合350点
外国語

「英語」

数学 ①

「数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B(「確率分布と統計的な推測」を除く)」

理科

「物理基礎、物理」「化学基礎、化学」から1科目選択

一般入試 得意科目型(B方式)
[計算機科学科]
外国語100点+数学②150点+理科100点=総合250点
外国語

「英語」

数学 ②

数学Ⅲを除いた「数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B(「確率分布と統計的な推測」を除く)」

理科

「物理基礎、物理」「化学基礎、化学」「生物基礎、生物」から1科目選択

外国語と理科から1科目選択し、数学②とあわせて2科目で受験する。

その他、一般入試 共通テスト併用型(C方式)もあります。
詳しくは神奈川大学公式サイト「学部入試のご案内」を参照ください。