日本常民文化研究所

日本常民文化研究所 概要

日本常民文化研究所は、日本民衆の生活・文化・歴史を多様な領域において調査・研究する学際的研究機関です。
1921年に経済人・渋沢敬三が創設した“アチックミューゼアムソサエティ”を前身として、日本各地の生活文化、中でも民具や水産史の研究を中心に活動を進め、戦前・戦後の日本常民文化研究所を経て神奈川大学に招致され、2021年で創立100周年をむかえました。渋沢敬三の「ハーモニアスデヴェロープメント」の精神を受け継ぎ、開かれた研究所として学内外の研究者にも研究交流の機会を提供すると同時に、博物館機能の強化を図る観点から、2023年度より常民文化ミュージアムを開設し、研究所全体が博物館法第29条にもとづく「博物館に相当する施設」に指定されるとともに、これらの諸分野に関わる教育活動も行っています。