
挿絵と聞くと、子供の頃に楽しく読んだ物語の本を思い浮かべるかもしれません。文学作品において挿絵は本文の添え物であり、あくまでテクスト(文章)が主役だと思われがちですが、かつては挿絵が作品の主役で、テクストは挿絵の添え物だった時代もありました。また、一つの作品が完成するまでの挿絵画家と作家の関係にも様々な出来事や変化がありました。
展示では、挿絵が大衆の大きな人気を呼んでいた英国ヴィクトリア時代の文学作品を中心に、魅力的な挿絵と物語で当時の読者達を楽しませた本を紹介いたします。
場所
横浜図書館 2階ギャラリー
展示期間
2024年12月10日- 2025年3月11日
展示風景



