問題意識を持って主体的に学び
違いに触れて、深く考える過程を大切に

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みなさんは大学生になったら、どのように学んでみたいですか。

大学での学びとは、自分自身で問題意識を持って、課題を見つけ、答えを探っていくことです。そのために資料にあたり、街に出てさまざまな体験をし、仲間や先生と議論をしながら、自分の考えを深めていきます。

その過程こそが、大学における「学問」なのです。

授業ではディスカッションを重視しますが、そのなかで、価値観の違いに直面して、自分の価値判断が揺らぐこともあるでしょう。それこそ「異文化交流」の体験なのです。そこであらためて自分を見つめ直し、深く考えることが大切なのです。

ぜひ、さまざまな方向へアンテナを張って、興味のあることについての情報を収集し、問題意識を持って主体的に学び、自分のフィールドを広げていきましょう。

国際文化交流学科では少人数教育によって、教員と学生のあいだにフラットな関係性を築くことを目指しています。教員も学生もともに切磋琢磨し、学び合う関係。それこそが、学科が目指している「共生」にも通じるのです。

さまざまな「交流」の機会を持ち
学びを社会に伝えられる人に

「国際文化交流」という学科名からみなさんがイメージするのは、国際交流かもしれません。もちろん、留学生との交流、街での外国人との交流、留学先での現地の人々との交流という場面はあります。

しかし、交流の場面はそれだけではありません。インターンシップや横浜の街での体験を重視した学びを通じた交流もあります。もっと小さな範囲で言えば、教室内での教員と学生、学生同士の交流もあるでしょう。

全国各地から学生が集まる神奈川大学だからこそ、教室でともに学ぶ仲間の出身地域による文化の違いに触れ、地域間という視点でも交流をとらえることができます。

国際文化交流学科では、教室での学びに限らず、街へ出て行き、現場での実習などの体験学習をする機会もあります。

さまざまな「交流」の体験を通じて国際社会の一員としての意識を持ち、学んだことを国際交流や多文化共生に役立てることのできる力を育てていきます。

国際文化交流学科の教員紹介、
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国際文化交流学科の特徴

Feature 1

世界の文化的多様性を広く理解

文化交流にはさまざまな地域の理解も不可欠。そこでアジアや欧米、中東、ロシア、アフリカなど世界の文化を広く学び、多様な文化の人たちと語り合える知識や教養を養います。

Feature 2

日本文化を深く理解し世界に伝える

国際的な文化交流には、日本文化を深く理解し的確に伝える力が重要です。伝統芸能から現代社会まで日本文化をさまざまな側面から学び、「日本」を内と外から見つめます。

Feature 3

少人数授業で確かな外国語運用能力を養成

英語の他に「地域言語」としてイタリア語、韓国語、スペイン語、中国語、ドイツ語、フランス語、ロシア語の7つの言語から1言語を選択します。 実践的な英語とともに、国際人として必要な多言語話者をめざします。

Feature 4

短期から長期まで多彩な留学プログラム

留学をしても、4年間で卒業可能な留学単位認定が充実。コースによっては海外でのインターンシップを体験できるなど、実践的な学修環境がしっかりと整っています。

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4つのコース

文化交流コース

世界のさまざまな文化を的確に理解し、比較によって自文化を相対化しながら、国際的な文化交流ができる人を育成します。

国際的な文化交流に
携わる力を持つ人に
観光文化コース

観光が生み出す文化とそれに関わる人々との関係を理解し、その知識を観光関連産業や国際的な相互理解の場で活かせる人を育成します。

観光から学び、
観光で世界をつなぐ人に
言語・メディアコース

ことばとコミュニケーションに関する知識と洞察力、そしてメディアに関する実践的な知識と分析力で新時代を切り開く人を育成します。

「ことば力」を身につけて
活躍できる人に
国際日本学コース

国内外の専門家とともに、内と外から「日本」を見つめ直し、日本文化を複眼的に理解。日本でも世界でも活躍できる人を育成します。

日本文化を内外から見つめ、
世界に的確に伝える人に

取得可能な資格・免許状

所定の科目の単位を修得することで卒業と同時に(または実務経験・国家試験合格を経て)資格などが得られる
  • 学芸員
  • 社会教育主事・社会教育士 ※
所定の科目の単位を修得し卒業することで一部試験、実習の免除が受けられる
  • 登録日本語教員
在学中の学修により資格試験に向けた準備ができるなど学科との結びつきが強い資格
  • 実用英語技能検定、TOEIC®、TOEFL®、観光英語検定などの
    各種外国語検定
  • 全国通訳案内士
  • 旅行業務取扱管理者
  • 世界遺産検定