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お茶の味はいれ方で変わる。 仕事も電話応対ひとつで変わる。市村 実加さん/株式会社伊藤園/新潟県出身

お茶の味はいれ方で変わる。 仕事も電話応対ひとつで変わる。市村 実加さん/株式会社伊藤園/新潟県出身

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基本的なことを大切に。電話応対で気持ちを伝える。

もともとお茶がすごく好きで、ちょっと自慢をすると、他社の商品と飲み比べても味の違いがわかるんです。入社する前からそんなことをしていました(笑)。そんなお茶好きの私が、学内で行われた説明会で「まずは知っている企業にいってみよう」と参加して出会ったのが今の会社です。
私は、電話応対や経費精算、業務データのチェックといったデスクワークを担当していますが、入社するまで、事務職は社内相手の仕事が大半だと思っていました。でも実際に働いてみると、想像以上にお客さまとの接点が多いことに驚きました。基本的には法人のお客さまがほとんどですが、自動販売機でトラブルが起きた時などは一般のお客さまからお電話をいただいて対応することもあります。
仕事では、基本的なことですが、電話応対を本当に大切にしています。顔を合わせない分、声のトーンや話し方でお客さまに気持ちがちゃんと伝わるように。お問い合わせの電話をいただいた際は、誠実に対応することはもちろん、お詫びとしてお客さまに商品をお送りすることもあります。私はこちら側の気持ちが誠意をもって伝わるように、一筆添えてお送りするようにしていますが、あるお客さまから「こんな丁寧な対応は初めて。これからも商品を買いますね」とわざわざお電話をいただいたことがありました。こちらの応対次第でマイナスの局面から、逆にお客さまに信用していただける結果につなげることもできる。また、そうした応対に営業の方からも「助かるよ」と言ってもらえると、より一層頑張るための原動力になりますね。

お客さまとのやりとりも商品提案もできる事務職。

当社の特色といえば、やはりお茶のいれ方へのこだわりでしょうか。「ティーテイスター(茶資格)制度」という社内の資格制度があり、有資格者を講師として、社内で勉強会が開かれています。お茶はいれ方ひとつで驚くほど味が変わるんです。私も資格取得をめざして研究の日々です。また、お茶関連の商品を主力として展開していますが、一般社員でも新商品を提案できる機会があり、私も働き始めてから毎月提案をしています。ちなみに最近発売された『ほうじ茶ラテ』という新商品のアイデアは私も提案しました。全国の社員が提案し、発表はまだこれからのため、私の案が採用されたかはわかりませんが、自分のアイデアが実際に商品化されたようでとてもうれしいです。職種に関わらず社内提案できるのも魅力だと思っています。
最近は「自分の業務がここにつながるんだ」という仕事の流れがわかり、よりやりがいを感じています。営業売上の数字を見ても、何が良いと業績に反映されるのか、もっと改善すべきことは何かなど、少しずつ分析できるようになってきました。当社には支店ランキングというものがあり、上位になると旅行に行けたりするので、モチベーションになります(笑)。仕事を10段階で評価するならば、今はまだ5の地点に達したところ。仕事の質を高めるとともに、新たな仕事にも積極的に取り組んでいきたいと思います。

※内容はすべて取材当時のものです。

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