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語学だけでなく他の学びも。 視野をひろげて見つけた適職。石井 遼さん/株式会社みずほ銀行/神奈川県出身

語学だけでなく他の学びも。 視野をひろげて見つけた適職。石井 遼さん/株式会社みずほ銀行/神奈川県出身

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自分自身を営業する金融という仕事。

人に興味があり、人と話すのが好きなので、営業職に就きたいと思っていました。その中でも金融という仕事は、モノを売るのではなく、お客さまに信用していただけるように、ある意味で自分を売り込む仕事。それが魅力的で銀行員という仕事を選びました。今は富裕層・企業オーナー・地権者のお客さまの資産運用や資産承継のお手伝いをさせていただいています。この仕事は、お客さま一人ひとりとどうやって信頼関係を築いていくかがポイント。ライフプランのお話を伺っていると、その中にはさまざまなお悩みや潜在的なご要望も含まれています。例えば、ご結婚を何度かされてご子息が多いお客さまの場合は資産承継が複雑になり、しかもそのようなお悩みはお金のこともあるのでご家族に相談できない、というケースがあります。いろんな想いも含めて私たちにご相談いただけるのはうれしいですし、そういう仕事なんだなという責任を感じます。
お客さまには経験や発想豊かな方が多く、ご相談やそれ以外のお話にもしっかりついていくために、自らの発想の引き出しを増やし、ユーモアを持って対応できるよう、「話術」についてもより一層鍛えていかなくてはと考えています。

選んだのは他学部のゼミ。そこから見えてきた道。

大学での一番の想い出は、ゼミと就職活動。外国語学部でしたが、語学だけではなく別の分野も学びたいと思い、経済学部のマーケティング系のゼミに入り、企業がどう業績を伸ばしているのかというテーマを研究していました。新聞記事で気になった企業の取り組みを分析し、A4のレポート1枚にまとめるのが毎週の課題なのですが、当時はそれが苦手でした(笑)。でも今思うと社会勉強になりましたし、簡潔にまとめる力がついたと思います。
ゼミには金融業界に進む先輩が多く、業界の話をよく聞いていました。その流れで3年生の夏に大手損害保険会社のインターンシップに参加したことが、本格的に金融関係の仕事をめざすきっかけになりました。
外国語学部なので、航空関係など語学を生かせる仕事にも最初は憧れていましたが、他学部のゼミに入り、就職活動を進めていく中で「この業界が自分に合っている」と思うようになりました。何よりインターンシップや就職活動で出会った友人たちが素敵で、その多くが金融業界志望だったことも大きいですね。「金融業界をめざす人は意識が高い、私もそうなりたい」と思って。みずほ銀行を志望したのは「銀行・信託・証券を軸にグループ一体となって、お客さまのあらゆるニーズに応える」という企業姿勢に魅力を感じたから。実際にさまざまな商品をご提案していくことで、お客さまのお役に立てることがわかりますし、自身の成長にも繋がっていくことを実感できます。今は銀行員として働いていますが、やはりお客さまのニーズに幅広く応えるためには信託や証券の知識も必要です。そういった経験や知識をこれからもっと増やしていきたいですね。

※内容はすべて取材当時のものです。

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