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ゼミで学んだ「準備が命」を実感、実践しています。/外国語学部 英語英文学科から中学校教員へ。阿部 卓さん/横浜市立南高等学校附属中学校 勤務/愛知県出身

ゼミで学んだ「準備が命」を実感、実践しています。/外国語学部 英語英文学科から中学校教員へ。阿部 卓さん/横浜市立南高等学校附属中学校 勤務/愛知県出身

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恩師たちとの出会いに導かれ、駅伝と英語教員という2つの夢へ。

「授業は準備が命」。これは大学時代、ゼミの高橋一幸先生に何度も言われた言葉であり、私が今も大切にしている教えです。中学の英語教育を専門に研究する高橋ゼミでは、学生が先生役と生徒役に分かれて授業をする「模擬授業」をよくやりました。それを先生が評価してくれるのですが、「これをやる目的は何か」「この流れにした理由は」といった鋭い指摘がとんでくる。風格からもう背筋がピンとなる感じなのですが、常に僕たちのことを思って言葉をかけてくれますし、豊富な知識と経験の中から、これ!というアドバイスをしてくれる。知識と実践をつないで教えてくれる本当にすごい先生だと思います。
私は中高とずっと陸上をやっていて、そのときお世話になった先生方の影響で教員をめざすようになりました。神奈川大学を選んだ理由も「箱根駅伝と英語教員」という2つの夢をめざすため。箱根をめざして部活の仲間とトレーニングに励み、その傍ら空き時間や休み時間にゼミの仲間と模擬授業に向けての準備を進めて、という忙しい日々の連続でしたが、その分充実感もありました。そして、実際に教壇に立つようになった今は「準備が命」という教えの大切さを実感する日々です。準備不足だと本当に子どもたちはついてきてくれないし、準備すればちゃんと反応が返ってくる。生徒が「もう終わりか!」と感じるくらい、英語の世界に夢中になれる授業をつくることが目標で、そんなときに見せてくれる生徒の笑顔や言葉が僕のやりがい。これからもしっかり「準備」してやっていきたいですね。

※内容はすべて取材当時のものです。

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