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2018.10.04

工学部 小泉大輔さんが「第34回日本セラミックス協会関東支部研究発表会」において特別賞を受賞しました

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2018年9月27日(水)・26日(木)に開催された「第34回日本セラミックス協会関東支部研究発表会」において、工学部物質生命化学科4年の小泉大輔さん(機能性セラミックス研究室/本橋輝樹研究室)がポスター発表を行い、特別賞を受賞しました。
特別賞は、学部生でありながら非常に優れた発表・質疑応答をした1名に与えられるものです。

本学会は日本セラミックス協会の関東地方および長野、山梨、静岡の1都9県からなり、研究発表会は学術研究発表会を通じて、産学官の学術交流・技術交流を促進するとともに学生を中心とした若手研究者を育成する活気ある研鑚の場を提供するために開催されています。

小泉さんの研究テーマは「ナトリウムチタン酸化物の電気化学的結晶育成」です。
最も一般的な光触媒である酸化チタンには様々な構造が存在するため、新規機能性が期待されています。本研究では新たな合成方法を開拓し、新規構造の酸化チタンを合成することにチャレンジしています。
今後は、研究の応用として、リチウムイオン電池に代替として、ナトリウムイオン電池の実現を目指し、より安全性の高い電池を作れる可能性も視野に入れながら、日々の研究に取り組みます。

このたびの受賞について小泉さんは、「誠に光栄な賞をいただき、大変嬉しく思います。これも皆様の協力があったからこそだと感謝しています。今回の受賞を励みとし、これからの研究に対して、日々精進していきます。」と今後への意気込みを語ってくれました。

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