お知らせ

2021.12.23

工学研究科 谷本 優斗さん、井口 翔太さん、林 眞太朗さんが『歴史的空間再編コンペティション2021 第10回「学生のまち・金沢」設計グランプリ』で入選・入賞しました

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2021年11月21日、『歴史的空間再編コンペティション2021 第10回「学生のまち・金沢」設計グランプリ』が開催され、工学研究科建築学専攻 博士前期課程1年の谷本 優斗さん、井口 翔太さんの作品が入選16位になりました。
工学研究科建築学専攻 博士前期課程1年の林 眞太朗さんの作品も9位に入賞しました(12月2日、大学HP掲載済)。第10回を迎える今回は、全国から139作品のエントリーがありました。
コンペティションは、「学生のまち・金沢」「歴史都市・金沢」に全国の学生が集い、歴史的な空間との対話を通して、学び合い競い合うことで、新しい価値が生まれる学びの場をつくろうとするものです。日本を代表する建築家らが審査員を歴任しています。

谷本さん、井口さんのテーマおよび内容

ハレとケを紡ぐガイドライン −清水銀座通り商店街における、防火建築帯に倣う通りと建築の継承作法−
防火建築帯は、災害から人々を守り、暮らしを守ってきました。老朽化による建て替えが進む今日において、歴史的価値のある建築の特徴を読み解き、新たなガイドラインを挿入します。歴史を継承するツールとなり、これからの生活様式を内包する器として街を見守っていくことを期待し、提案を行いました。

谷本さん、井口さんの受賞コメント

このようなコンペティションにおいて入賞を頂き、大変嬉しく思います。また、それと同時に自分たちの学びの至らなさについても、審査員方のご意見をいただき深く実感することとなりました。この結果をさらなる学びへとつなげられるよう、努力して行きたいと思います。

林さんのテーマおよび内容

生残る痕跡群― 品川浦に残る増改築の形態を継承した都市に現る開拓式水辺建築 ―

 

作品募集のテーマは「歴史的空間の再編」でした。私は先代が築き上げてきたあらゆる環境によって生まれた増改築の痕跡を手がかりに、建設の循環が激しい品川浦の状態から、街の風景を塗り替えてしまうまでの一連の時間軸の中で、再開発で取り残されてしまう街の風景を残しながら開拓していく“水辺の再生建築”を提案しました。

林さんの受賞コメント

今回、卒業制作を歴史あるコンペティションで評価して頂いて大変嬉しく思っています。ですが、上位に食い込めずとても悔いが残る結果となりました。この悔しさをバネに今後レベルアップできるよう日々精進していきたいと思います。

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