お知らせ

2019.07.22

工学部高野研究室が、神大ロケット×下町ボブスレーによるハイブリッドロケットの高度日本記録に挑戦!

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本学工学部機械工学科 高野 敦 准教授を中心にハイブリッドロケットの開発・製作に取り組んでいる高野研究室の開発チームが、秋田県能代市旧落合浜海水浴場において、ロケットの打ち上げ実験を行います。

今回のロケットは、平昌オリンピックで話題となった「下町ボブスレー」を初め、各協力団体より部品を共同開発したハイブリットロケットになります。
またハイブリッドロケット到達高度の日本記録更新にも挑戦します。

【ロケット打ち上げ試験の目的】
●下町ボブスレープロジェクトと分離機構およびテレメトリ・データロガーを共同開発、飛行実証
●3Dプリンタ製の星形フラクタル旋回形状燃料を搭載したカーボン繊維強化超小型ハイブリッドロケットエンジンの開発、飛行実証
●ハイブリッドロケット到達高度の日本記録更新:目標高度 15 km (現在の日本記録:8.3km、北海道大学・植松電機)
●2022年の高度100 km(宇宙空間の下限)到達に向けた基礎技術の修得

試験概要

実施団体

神奈川大学航空宇宙構造研究室、宇宙ロケット部

協力団体

下町ボブスレープロジェクト((株)フルハートジャパン、(株)マテリアル)、(有)里中精機、丸紅情報システムズ(株)、防衛⼤学校熱⼯学研究室

打上質量

58kg

エンジン

3.5 kN級、軽量ハイブリッドロケットエンジン

目標到達高度

15km(最大)

打上予定場所

秋田県能代市旧落合浜海水浴場

打上機数

最大2機(綿貫丸、星丸)