お知らせ

2018.02.22

2017年度「神奈川大学教育貢献表彰」表彰式を開催しました

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2018年1月26日(金)、横浜キャンパス1号館8階804会議室にて、受賞者ならびに推薦者をお招きし、2017年度「神奈川大学教育貢献表彰」表彰式を行いました。

教育貢献表彰制度とは、神奈川大学の教育理念および各学部の教育目標に基づき、本学の教育活動における教育職員の特に優れた貢献に対して表彰する、2011年度から始まった制度です。
7回目となる2017年度は以下のとおり1名のベストティーチャー、4名のグッドティーチャーが選ばれました。

これまでの受賞者、および一部の授業のWeb公開は下記よりご覧ください。

2017年度神奈川大学教育貢献表彰

◎ベストティーチャー賞(1名)

経済学部 稲津 一芳 教授

○グッドティーチャー賞(4名)

外国語学部 鈴木 陽一 教授
理学部 海谷 治彦 教授
工学部 寺島 岳史 准教授
工学部 米田 征司 准教授

表彰式では、兼子良夫学長からお祝いの言葉が述べられた後、受賞者に「表彰状」および「副賞」が贈呈されました。受賞者を代表して、ベストティーチャー賞受賞の経済学部稲津教授からご挨拶をいただきました。

【ベストティーチャー賞を受賞した稲津教授の挨拶】

一昨年、昨年と連続して経済学部の教員が受賞しており、まさか自分が受賞するとは予想していませんでした。また、このような盛大な会で驚いております。ここ数年、ビデオを活用した授業方法が効果的であり、自分なりに自信を持っておりましたが、このような賞に選ばれたことにより更に自信が湧きました。経済学部の講義は大教室で行われるのが一般的で、私の担当科目の「貿易コミュニケーション」も「英語」での理解が求められ、しかも200名以上の学生が受講しています。そこで、本講義では、学生の集中力を維持するために、休憩をはさみ、前半、後半と分けて授業を行っています。前半では、教師が講義内容に関する詳細な説明を行い、後半では、学生はビデオの視聴を通して、実際の海外取引で使用される表現、いわゆるビジネス英語の理解・暗記に努めるなど、熱心に参加しています。
年度末の最後のアンケートでは、多数の学生の「楽しく学べた」「退屈しなかった」「積極的に参加できた」というコメントに加えて、今年度の特に印象的なものとして、遠距離通学の学生の「毎朝、なかなか起きられず、授業には間に合わないと恐れていたが、先生の授業は非常に面白く、いつも楽しみで、朝起きるのが苦痛でなかった」というコメントに接し、自分の授業のやり方の正しさが認められた思いでした。正に教師冥利に尽きるということでしょう。

定年を迎える今年度に、このような賞をいただき、みなさまに感謝!感謝!です。


*表彰された先生方の授業を、一部公開いたします。
公開授業は、教職員、学生のみなさまが聴講できます。公開する授業日が指定されている場合があります。公開授業の詳細は、後日お知らせします。