工学部物質生命化学科松本太教授が、中国山東省科学技術庁から優秀協力賞を受賞しました。今回の受賞は、中国科学院青島生物能源と過程研究所の武建飛教授のグループと神奈川大学松本太研究室の長年に渡る研究協力による研究成果に対するものです。武先生とは大学院の出身研究室が同じであることから、この20年間研究の交流を続けてきました。武先生が中国科学院青島研究所に赴任してから本格的な研究交流が始まりました。

今回は、中国山東省の方々が、中国山東省青島研究所とJST中国総合研究所・さくらサイエンスセンターの間で“電気自動車パワーシステム協力ネットワーク”協定の締結と東京インキュベーションセンターの開設のために来日。この締結を記念して第一回日中新エネルギー自動車動力電池技術フォーラムが開催され、その中で授与式が行われ、トロフィーと賞状が山東省科学技術庁長から授与されました。

また、松本教授は、始動した“電気自動車パワーシステム協力ネットワーク”の第一期顧問委員会メンバーにも選ばれました。