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2011年度神奈川大学第2回FD研修会報告
「大教室での授業実践報告~多様化した学生に対する効果的な授業の創造」実施報告

2012.1.17

日時: 2012年1月17日(火)15:00~17:00
場所: 横浜キャンパス1号館804会議室、湘南ひらつかキャンパス11号館第1会議室<TV会議システム>
対象: 教育職員、事務職員、学生 参加者30名
主催: FD全学委員会
目的: 高等教育のユニバーサル・アクセスの時代を迎え、昨今大学生の学力や関心の多様化が叫ばれるなか、大教室で教員と学生がどのような学びの空間を創造すればよいのか。今回のFD研修会では、こうした大教室での授業実践の取り組みを紹介し、学生を交えて効果的な授業の創造について議論を深めることを目的とした。

事例報告

〔第一部〕

事例報告Ⅰ「大講義室における民法の講義の取り組み」法学部 篠森 大輔 准教授

履修者が280~600名という非常に多い授業では、科目の特性から講義形式の授業を行っている。授業では、講義や教科書の補足・発展的内容に関する資料などを盛り込んだ詳細な「講義資料」(30~40ページ)を配付し、学生の関心を引き出すような説明の仕方を考えるなどの常に熱意をもって取り組まれている事例があげられた。

また、講義を充実させるには、研究者として研究面も深化させていくことの重要性についても報告がなされた。

事例報告Ⅱ「大教室での双方向授業の試み-グループ研究発表報告を含む-」経営学部 海老澤 栄一 教授

600人の履修者を二つのクラスに分けて開講している授業において、教員からの一方向的な授業ではなく、Webを活用し、パワーポイント画面で授業中に穴埋め問題を実施し、4~5名ずつのチームを作って話し合わせた結果をQ&Aシートで提出させるなどリアルタイムの双方向コミュニケーションに取り組んでいる事例があげられた。 また、コミュニケーションペーパーの活用や自主課題としてのグループワークとプレゼンテーションを通して、学生の自主性、提案能力が引き出され、就職活動にも役立っていることが報告された。

〔第二部〕

パネルディスカッション16:10~17:00

  • コーディネーター:鳴瀬 成洋 教授(FD全学委員会経済学部委員)
  • 法学部 篠森 大輔 准教授
  • 経営学部 海老澤 栄一 教授
  • 【学生からみた大教室講義】
    相川 木綿子(経済学部現代ビジネス学科2年)/北村 友樹(経営学部国際経営学科2年)

第二部では、第一部で事例報告のあった二人の教員と学生を交えてのパネルディスカッションが行われた。会場の教職員も積極的にディスカッションに参加し、大人数の授業で双方向型に近づけるための工夫や、学生のインセンティブを引き出す授業方法についてなど、日ごろのそれぞれの取り組みを元に話し合いがなされた。教員側からは、「勉強の仕方を身につけること」や「噛む力」を伝えることを授業の根本においていることが述べられ、一方の学生からは、学生にとっての「良い授業」とは何かについて、具体的な例を挙げながら率直な意見が出されるなど、活発な意見交換がなされた。

横浜キャンパスのSA学生

湘南ひらつかキャンパスSA学生

*詳細は、NEWS LETTER No.5をご覧ください。

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