韓国語
안녕하세요!
こんにちは、皆さんを韓国語ランドへ案内します~。
皆さんは韓国のテレビドラマや映画を見たことがありますか?もしまだ見たことがなかったら、ぜひ一度見てみてください。できれば吹き替えではなく、字幕のものを選んでください。そうすれば生の韓国語(朝鮮語ともいいます)を聞くことができます。韓国の人が話しているのを実際に聞くと、おそらく皆さんは何か日本語と似ているなあ」という印象を持つはずです。それもそのはず、韓国語と日本語は実は非常に似ているのです。
日本語と韓国語
日本語と韓国語はまず語順が同じです。例えば「私は大学生です」という文を単語だけ変えればそのまま韓国語「저는 대학생입니다(チョヌンデハクセンイムニダ)」という文になってしまうのです。語順を引っくり返さなければならない英語より、その点ははるかに楽です。
また、韓国語の単語の半分以上は実は漢字語で、それも私たちが日々使っている漢字とほとんど同じなのです。
ただ、それが漢字で書かれておらず、ハングル(偉大な文字、という意味です)という見慣れない文字で書かれているために一見難しそうに見えるのですが、実は私たちにとって非常に身近な漢字語を韓国人も使っているのです。
また、日本語の文には、「は」「が」「に」「を」といった助詞が必要ですが、韓国語も同じように助詞で文をつないでいきます。つまり、日本語と韓国語というのは兄弟のように似ているのです。だから日本人にとっては非常に学びやすい、マスターしやすい言葉だと言えます。
韓国語を学んだら……
言葉は教室で学んだだけでは十分とは言えませんし、面白さや楽しさもさほど味わうことはできません。
やはり言葉は使ってみて初めて「使える喜び」が湧いてくるものです。
韓国語の良い点は腕試しできる場所、つまり韓国という国がすぐお隣にあるということです。韓国の首都ソウルは飛行機で東京から二時間で行ける距離にあります。
週末や休みを利用して行くことも可能なのですから、ある程度韓国語を学んで自信がついたら、一度韓国へ行って韓国人と実際に話してみたらどうでしょう。
韓国は日本と同じ社会体制の民主主義国家です。ソウルは東京とよく似た大都市ですし、田舎へ行けばまるで故郷に帰ったような懐かしさを感じることができます。
SA(スタディー・アブロード)プログラムに参加するなどして、私たちと姿形のそっくりな、でもまったく違う気質を持つ人たちとその国で話すという貴重な体験を、学生時代にぜひしてみてほしいと思います。おそらく韓国人の友人ができて視野も広がるでしょうし、皆さんの将来の仕事にも何らかの形で役に立つことがあると思います。
検定試験に挑戦しよう!
時間がたっぷりある大学生のうちに、取れる資格はなるべく取っておきたいものですね。
韓国語を学んだ皆さんがその努力を形にできる試験が今、日本に二つあります。
一つは「ハングル能力検定試験」で、準2級、2級、1級……と、6つのランクに分かれています。3級以上を取れば履歴書に資格として書けます。
もう一つは「韓国語能力試験」で、1級(初級)から6級まで6ランクあります。これは韓国の教育部(日本でいえば文部省)傘下の韓国教育財団が行っている試験なので、将来韓国に留学したいという希望がある人にはお勧めの試験です。ここで、検定試験について先輩のお話をきいてみましょう。
「韓国語検定試験」についての先輩の感想(経営学部生 Y・A)
【良かったこと】
- 単位が取得できること
- 自分の実力がちゃんと形になって証明できること
【困ったこと】
- 自分がちゃんと確認しなかったのも悪いですが、合格した際に受験料返金の手続きがややこしいこと(例:クレジットの場合学生本人じゃないといけないこと)。私は親名義のクレジットを使っていたので、返金を受けられませんでした
【後輩の皆さんへ】
試験を受験する前に合格した後にどのような制度があるかをしっかり確認して、必要な書類を用意したり、ちゃんと持っておくことが大切だと思います!
응원합니다!(ウンウォンハムニダ!応援します!)
韓国には「시작이 반이다(シジャギバニダ)始めることは半分だ」という諺があります。物事は始めさえすればもう半分は成就したも同じだ、という意味です。
まずは始めることが肝心なのです。皆さんの大学生活をぜひ新しい言葉、韓国語と一緒にスタートさせてみてください!
(経営学部 李 貞和 特任准教授)