お知らせ

2022.11.16

横浜キャンパス23号館機械工作センターにて「ふいご祭り」が執り行われました

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2022年11月11日(金)、横浜キャンパス23号館機械工作センターにて、本学工学部機械工学科の開設から連綿と続く行事「ふいご祭り」が執り行われました。

「ふいご」とは、金属を溶かすために、炭を燃やして高温を得るときに空気を送る装置です。溶けた金属を型に流し込む作業は非常に危険で、砂型の湿り具合によっては金属が飛び散って、古来の製鉄や鋳物工場では大きな事故を引き起こすことがありました。「ふいご祭り」は、このような事故を防ぐ目的で、元来、鍛冶屋や鋳物師、石工など鞴(たたら)を使う職人がその守護神に一年間の安全と仕事の繁栄を祈願する祭りでしたが、現在では安全祈願の行事として馴染まれています。

昨年度に引き続き新型コロナウイルス感染防止のため、参列者を最小限に留め、ソーシャルディスタンスを保ちながらの開催様式となりましたが、熊野神社宮司によるご祈祷の後、石渡卓 理事長、小熊誠 学長、中尾陽一 工学部長、花嶋とみ子 事務局長、由井明紀 機械工学科主任、高野敦 機械工作センター所長、岡林千里 機械工作センター主任による玉串奉納を行いました。

機械工作センターでは引き続き感染対策を徹底しながら実習等を行っていますが、そのような状況下において、機械工作センターの一年の無事故を感謝し、また新たな一年の安全を祈願しました。