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教員免許状更新講習

新教育課程に対応する英語授業設計と指導能力・評価能力・授業改善能力の育成

※受付を終了しました

期間

2017年8月1日(火)・8月2日(水)・8月3日(木)の3日間(18時間)

受講対象者

中学校・高等学校の英語科教諭
※受講時に就業中である方に限らせていただきます。専任・非常勤は問いません。

職種

教諭

場所/募集人数

横浜キャンパス/32名

料金

18,000円

概要

次期学習指導要領の趣旨もふまえ、4技能のコミュニケーション能力を育成する授業設計と指導、CAN-DOも含む評価の理論と実践を学び、アクション・リサーチによる授業改善の具体的視点を提供します。プロの英語教員としての更なる成長(professional development)をめざし、自分の授業実践を内省し、教師としての自己、勤務校の生徒達や環境と関連付けながら、現場で生きて働く指導力と授業改善能力を高める講義、グループ討議や演習を行い、2学期以降の授業改善のアクション・プランを各自が作成します。

内容

  • 表が見にくい場合はPCまたはタブレットよりご確認ください。
  1日目 8月1日(火) 2日目 8月2日(水) 3日目 8月3日(木)
1限(90分)
8:50-10:20
1.開講式・講義①と討議
「生徒の学力の現状と授業改善の指針―指導要領改訂の趣旨もふまえて」
講師の自己紹介と講義概要説明、グループ別受講者自己紹介。
文部科学省全国学力調査(教育課程実施状況調査)の結果分析を基に、生徒の学力の現状を分析し、その裏返しとしての我々教師の授業実践の問題点を内省し、改善の方向性を把握するとともに、新学習指導要領改訂のポイントと求められる授業像を整理します。
(髙橋 一幸)
5.マイクロ・ティーチングによる実技演習「教科書本文の口頭導入―英語で授業を進めるために」
この時間はグループ別に2部屋に分かれ、実技演習として第1日目の課題とした中学校または高等学校教科書本文の口頭導入(oral introduction / interaction)を一人ひとりが他の受講者を生徒に見立てて実演し、講師からの助言も交えて学び合います。
〔※この演習は、評価対象となる実技試験を兼ねます。〕
(第1室:髙橋 一幸、第2室:久保野 雅史)
9.講義⑧と討議
「到達目標準拠評価(CAN-DO)とテスティング―指導と評価の一体化をめざして」
指導が変わればそれを評価するテストも変わる。テストを変えれば教師の指導、生徒の学習も変わります。生徒の知識・技能を正しく測り、自律的な学習意欲や授業への積極的参加を促す波及効果があり、入試にも対応できるテスト問題とは?講師作成の定期考査問題も例示して考察し、学習到達目標に準拠した指導と絶対評価の進め方、「CAN-DOリスト」の作成と活用についても解説します。
(久保野 雅史)
2限(90分)
10:30-12:00
2.講義②と討議
「授業改善の方法―アクション・リサーチのすすめ方」
自分の生徒を見つめ、授業をふり返り、省察しながら授業改善を図るAction Research(AR)の理念と方法を解説するとともに、講義①の問題提議もふまえて、「内省による問題点の特定→仮説の設定→新たな授業実践→効果の検証」の手順(reflective cycle)を具体例に沿って解説します。
参加者は自分自身の授業実践をふり返って省察し、授業改善のポイントを具体的に抽出し、グループで情報を共有します。
(髙橋 一幸)
6.講義⑤と討議
「コミュニケーションに資する文法指導―教師のための文法理解」
指導要領でも指摘されている通り、文法指導とコミュニケーション重視の指導は本来二者択一すべきものではありません。単に文法用語を覚えさせ用法の区別などの問題演習に終始するのでなく、「コミュニケーションに生きて働く文法指導」のあり方について、中・高の具体的な文法事項を取り上げて参加者とともに考えます。
教師として座右に置きたい文法書も紹介します。
(久保野 雅史)
10.講義⑨と討議
「小学校英語と小中高の連携―今後の学校英語教育を展望する」
2020年度より小学校高学年の領域「外国語活動」を3,4年生に下ろし、5,6年生では「外国語(英語)」を必修教科として導入し、わが国の学校英語教育は「小中高を通じてコミュニケーション能力を確実に養う」新時代に入ります。中高英語教員も小学校英語教育の動向を正しく理解し、小中・中高の連携を図ることが求められます。小学校英語導入の経緯と現況、高学年での「教科化」を展望します。
(髙橋一幸)
3限(90分)
13:00-14:30
3.講義③と演習
「教師に求められる英語力と指導力 ―発音指導,範読,口頭導入の力を伸ばす」
「教師」に求められる英語力や指導力は外部試験のみで測れるものではありません。本講義と演習では、教師自身の発音能力や範読(model reading)能力、生徒への発音指導能力(個々の音素以上に伝達上重要な強勢や抑揚などのプロソディ、自然なspoken Englishに見られる音変化などの指導力)の向上を図るとともに、「授業を英語で進める」中核となる教科書本文の口頭導入(oral introduction / interaction)を取り上げて解説し、中・高の検定教科書本文を使って演習を行います。
(久保野 雅史)
7.講義⑥と討議
「文法事項の口頭導入と言語活動の再検討」
新文法事項の指導は、教科書本文の指導とともに英語授業の中核です。生徒に新しい文法事項の意味と構造、及びその使い方(meaning, form, function)に気づかせる帰納的アプローチ(inductive approach)による導入の手順を確認します。
また、現在、中・高の教室で実施されている「言語活動」をコミュニケーションの視点から質的に分析し、その問題点を明らかにして、言語活動改善への課題を整理します。
(髙橋 一幸)
11.個人の省察と相互助言
「自分の授業実践をふり返り、アクション・リサーチによる授業改善を構想する」
新たなインプットを自分に引き寄せて考え行動した時に「真の学び」が生まれます。この時間は、本日午前の講義について「ポートフォリオ③」を書いた後、3日間の講習をふまえて自己の授業実践をふり返り、より良い授業をめざして具体的課題を抽出し改善のためのアクション・プラン(2学期に行いたい新たな実践)を構想します。講師が「AR企画レポート」の書式を配布し、必要に応じて個別に助言します。グループ内での相互助言も行いましょう。
(第1室:髙橋 一幸、第2室:久保野 雅史)
4限(90分)
14:40-16:10
4.講義④と討議
「教科書のコミュニカティブな活用法―音読・暗唱からプレゼンテーションまで」
教科書本文は訳すためだけの題材にあらず。表面的な理解に留まらず、生徒に無関係と思われがちな本文題材を「自分自身に引き寄せて思考させて理解を深め」、最終的には「自分の体験や考えを英語で表現し発信する」ことに結び付けてやりたいものです。具体的な指導法として、段階的な音読練習から最終的には自分の言葉で内容を再生し発表できるまでの、基礎・基本をふまえ創造的活用へと導く指導プロセスを例示します。
(久保野 雅史)
8.講義⑦と討議
「言語活動高度化への視点―ルーティン・ワークとプロジェクト・ワークの事例」
講義⑥の視点に基づき、生徒のコミュニケーションへの積極的態度と実践的な運用能力を養うための活動の設計と指導の要諦について、実践例の紹介も交えて具体的に解説します。
学習指導要領で求められている4技能の統合(integrated activities)や既習事項の「総合的活用」についても授業実践に即して考え、今後の中・高英語教育に求められる「言語活動の高度化」への視点を定めます。
(髙橋 一幸)
12.発表と協議
「授業実践の省察と授業改善アクション・プランの発表」
各自の①授業実践上の問題点や課題、②授業改善仮説(2学期に実践したい授業改善アクション・プラン)を発表、共有し、講師からの助言も含めて必要に応じて修正しましょう。
「AR企画レポート」は本時限の終了時に提出を求めます。
〔※なお、このレポートは、本講習の主要な評価対象とします。〕
(第1室:髙橋 一幸、第2室:久保野 雅史)
まとめ・諸連絡
16:10-16:30
第1日目の研修を通じて感じたこと、気づいたこと、疑問に思ったことなどをふり返り、「ポートフォリオ①」にまとめて提出いただきます。また、2日目への課題などを連絡します。
(終了後17:00まで個人的なご質問・ご相談などに応じます。)
第2日目の研修を通じて感じたこと、気づいたこと、疑問に思ったことなどをふり返り、「ポートフォリオ②」にまとめて提出いただきます。また、最終日への課題などを連絡します。
(終了後17:00まで個人的なご質問・ご相談などに応じます。)
「AR企画レポート」のコピーを取り返却します。このアクション・プランは2学期に実行し、授業改善への最初のサイクルの出発点としてください。閉講式では、3日間の研修全体をふり返り、文科省指定の「アンケート」に回答いただきます。

講師

担当講師 講師の主要職歴 主な専門分野・業績
髙橋 一幸 神奈川大学外国語学部教授 「コミュニケーション能力を育成する英語指導法、授業分析、教師教育」 関連単著2冊、共編著5冊、主要な共著6冊、CDブック単著1冊,共著2冊、主要論文13編。1992年度 パーマー賞受賞。英語授業研究学会 理事(前会長)、日本教育アクションリサーチ・ネットワーク 副代表、日本児童英語教育学会 理事。平成14~16年度NHKラジオ「新基礎英語1」講師。
久保野 雅史 神奈川大学外国語学部教授 「中高6年間を見通した指導と評価の改善、特に音読指導、中高の接続、文法指導、テスティング、英語教育史など」 関連共編著1冊、共著26冊、CDブック(共著)2冊、主要論文25編。英語授業研究学会 理事・関東支部長。文部科学省検定中学校英語教科書 著者。文部科学省・学習指導要領「高等学校・英語」作成協力者。

履修認定の方法

実技考査、ポートフォリオ、課題シート(自己の授業実践の省察と授業改善アクションプラン)

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