JINDAI CAREERS|神大OB・OGを定期的にご紹介。先輩たちのキャリアが、あなたの「道しるべ」になる。 JINDAI CAREERS

就職のための大学院から、 もっと学ぶための大学院へ。時田 遊さん/セメダイン株式会社/群馬県出身

就職のための大学院から、 もっと学ぶための大学院へ。時田 遊さん/セメダイン株式会社/群馬県出身

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驚かれるほど恵まれた環境で研究にハマっていった。

大学院へ進学しようと思ったのは、化学メーカーの研究開発職に就きたいと考えていたから。でも、4年生になり卒業研究を進めてみると、その難しさや奥深さ、面白さに魅せられ、「この研究室でもっと研究したい」という気持ちが大きくなり進学しました。横澤先生は高分子の長さを制御して合成する方法を発見された著名な研究者。研究室では消費者が使う「モノ」を開発する研究ではなく、その根っことなる新しい「概念」を作るような研究をしていました。設備や制度など、神大の環境は本当に恵まれていて、学会などで他大学の先生方や学生にもよく驚かれました。海外の学会への参加や、英語の査読付きの学術論文を提出し、“化学の最先端”の世界に足を踏み込めたのも、大学のサポートがあったからです。
就職活動では、すぐには商品化に結びつかない基礎研究に力を入れている企業と、実際に消費者が求める商品開発を行っている企業の2つの方向性で迷いました。しかし前者の道は、この研究室でそういう研究を存分にできたし、自分の能力に限界を感じたのも正直なところです。最終的にはモノづくりがしたいという気持ちから後者の道を選びました。今後は企業の研究職として、消費者の役に立つモノづくりに携わります。大学の研究分野とは全く違いますが、実験をして、結果を考察して、ダメなら次の一手を考えて、というサイクルは同じ。この6年間で身についたものがあるので、そこまで心配はしていません。いつか「あの製品は自分が開発したんだ」と言える日が来るように頑張ります。

※内容はすべて取材当時のものです。

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