銀行員は、お客さまのコアな部分に関わる仕事。自営業のお客さまの相続を以前に担当させていただいたのですが、その方は、誰を後継者にするか、ご自身の中では決まっているけれど、なかなかご家族に言い出せないという悩みをお持ちでした。銀行員はこのようなプライベートな部分にまで踏み込むことがあるんです。実際に私も依頼者とご家族との間に立ち、お気持ちを代弁したり、お金に関わることは法律や税制を確認したりと、スムーズな承継ができるように手続きを進めました。結果的に依頼してくださったお客さま、ご家族の皆さんからも「ありがとう」と言ってもらうことができました。その仕事が今までで一番印象に残っていますね。
神奈川大学に入学したのは、奨学金が給付される給費生として合格したからです。高校の友人が受験するのを知って自分も挑戦したのですが、幸いにも合格することができました。学費のこともあり、もともとは国立大学をめざしていましたが、私立大学に進学する選択肢を与えてもらい、一人暮らしの機会まで得られたのは、この制度のおかげです。その結果、いろいろな出会いや経験をさせてもらえたので、本当に感謝しています。
今の時代、企業は多様な人材を求めていると思います。採用面接でも大学名より個人一人ひとりの裁量や力量を見られていると感じました。神奈川大学は個人のチカラを伸ばすことのできる大学だと思いますし、給費生なら、費用面から留学の経験を積むことだって視野に入れやすくなるはずです。自分を磨くにはとても魅力的だと思うので、受験生の方には強くお勧めしたいですね。