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モノとして残るものではなく 想い出に残るものを扱う仕事。沖野 晴香さん/名鉄観光サービス株式会社/神奈川県出身

モノとして残るものではなく 想い出に残るものを扱う仕事。沖野 晴香さん/名鉄観光サービス株式会社/神奈川県出身

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最初から最後までお客さまの旅行に寄り添う。

何よりも旅行が好きで入ったこの業界。現在は団体旅行を扱う旅行会社の営業として、学校の修学旅行や遠足、企業や団体の慰安旅行など、幅広いお客さまに旅の企画をご提案しています。大手の場合、営業・手配・添乗と担当が分かれているところもありますが、当社の場合は基本的にそれらすべてを営業が行います。行程や見積の作成、プレゼンや打ち合わせ、受注後の手配、そして当日の添乗。旅行の最初から最後までお客さまに寄り添い、より良いプランをご提案できるよう日々頑張っています。
決められたパッケージツアーをお勧めするような提案方法もありますが、私はそれだけでは終わらせたくなくて、やはり自分が考えたプランで喜んでいただきたいという想いがあります。また、お客さまと一緒にいろいろな土地に行けるのも魅力です。同行することでさまざまな体験ができますし、良いプランであれば、また次のお客さまへの提案にもつながります。よく訪れる土地では現地の方と仲良くなることもあり、プライベートで遊びに行ったときには、地元の人しか知らない場所や美味しいお店に連れて行ってくれます。全国に友人ができたようなうれしい気持ちになりますね。
社会人4年目になりますが、入社2年目に受注させていただいた学校の広島への修学旅行に、先日同行しました。修学旅行ともなれば、計画や準備のために長い期間お客さまとお付き合いさせていただきます。学校に出向いて生徒さんから直接希望を聞いたり、先生方と試行錯誤しながらプランを立てたり。終わったときには寂しさを感じるほど、達成感で満たされます。

10年後に思い出してもらえるそんな営業になりたい。

自分の人生で一番楽しかった想い出が、学生のときの修学旅行。そんな修学旅行をつくる仕事がやりたくて今の会社に入りました。旅行業はモノとして残るものを売るのではなく、心や想い出に残るものを売る仕事です。一つの旅行は、その人にとって一生に一度かもしれない。そういうものって、信頼できない人には任せたくないですよね。だからこそ、人と人とのお付き合いを大切にしています。お客さまとだけでなく、社内の人間関係、また仕事で関わる見学施設や宿泊施きの修学旅行。そんな修学旅行をつくる仕事がやりたくて今の会社に入りました。旅行業はモノとして残るものを売るのではなく、心や想い出に残るものを売る仕事です。一つの旅行は、その人にとって一生に一度かもしれない。そういうものって、信頼できない人には任せたくないですよね。だからこそ、人と人とのお付き合いを大切にしています。お客さまとだけでなく、社内の人間関係、また仕事で関わる見学施設や宿泊施設、バス・航空会社の方々とも積極的にコミュニケーションを取るようにしています。例えば、宿泊施設の方としっかり信頼関係を築けていると、繁忙期でなかなか部屋が押さえられないときでも、なんとか調整してくださったりします。そういう人間関係は、私たちの仕事にとってすごく大切なんです。少し前までは大きな仕事を受注したいという気持ちが先行していましたが、今は純粋に一人の営業としてお客さまに評価していただきたいと感じるようになりました。旅行の知識は、次から次に新しいトレンドや情報が出てきます。日々勉強することで「この人に依頼をしてよかった」と思ってもらえる営業になりたいと思っています。修学旅行にご一緒した生徒さんが、10年後に「あんな人いたな」と、思い出してくれたらうれしいですね。

※内容はすべて取材当時のものです。

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