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大学生活も仕事も 納得いくまで徹底的に。安藤 慶さん/三井不動産商業マネジメント株式会社/神奈川県出身

大学生活も仕事も 納得いくまで徹底的に。安藤 慶さん/三井不動産商業マネジメント株式会社/神奈川県出身

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運営だからこそ分かることを施設の設計段階から提案。

既存の施設より、1つでも多く「良くなった」と思ってもらえるように。私はショッピングモールなどの施設の運営管理を専門とする会社で、新規施設のオープン準備業務を担っています。三井ショッピングパーク ららぽーと湘南平塚は2016年10月にオープンしましたが、開業準備は約1年前から始まっており、私の部署は建物の設計段階からプロジェクトに携わるので、さらにそれ以前からオープン後の施設運営に関わる部分を事業主と協議していきます。例えば、従業員用の休憩室を設計する際、「PC作業のために電源が欲しい」といった従業員の声などを施設づくりに反映させるのが、私たちの大切な役割。時代のニーズに合わせた施設にするためにも、普段から研究は欠かせません。買い物に行っても、誘導サインは分かりやすいか、駐車場のマークはどうなっているのか、そんな細かい所をついつい見てしまいます。一緒に行く人はちょっと面倒かもしれませんね(笑)。
建物が完成してからは、店舗と一丸になってオープンをめざし、さまざまな準備をしていきます。店舗の方は一緒に施設を盛り上げていくパートナーですので、信頼のおける関係づくりが大切。私はファッションに疎かったのですが、仕事で関わるうちにセレクトショップのスタッフの方と仲良くなり、今では仕事の話の後に服のコーディネートを教えてくれるまでの間柄になりました。
この仕事で一番うれしいのは、最初にお客さまが来館されたとき。オープンの日は現場に出てお客さまをご案内しますが、お買い物を楽しまれているご家族の姿などを見ると感動しますし、それまでのプロセスを振り返って非常に感慨深い気持ちになります。

いろいろ経験することも大事。1つをやり遂げることも大事。

大学時代はアイスホッケー部中心の生活で、授業との両立は慣れるまで大変でした。アイスホッケーは練習場や用具の費用がかかるので、残った時間はアルバイトに充てていて、あまり家にいることがなく、とにかく動き回っていましたね。
スポーツ推薦で入学したので、部活動はもちろん頑張ろうと思っていましたが、他のことにも視野を広げたいという気持ちが強くありました。そんな私に先輩は「いろんな経験をすることも大事だが、一つひとつの事をやり遂げることがその後の強い自信になる。何事も自分が納得の行くまで徹底的にやれ!」と教えてくれました。その言葉を胸に、勉強でも部活でもアルバイトでも、今の自分ができる事を一歩ずつ、手を抜かずにやり遂げることを心がけました。そのおかげで、学生生活はすごく充実したものになったと思います。欲を言えばもう一つ、小売りのアルバイトを経験しておけば、もっと店舗スタッフの方の気持ちが汲み取れたかもしれないと思うことはありますね。
今後は当社が運営管理している施設の所長になることが目標です。ショッピングモールは、その施設ごとに多くの店舗が集まり、一つの大きな事業が成り立っています。その事業の現場責任者として、出店店舗やパートナー会社など、全てを包括的にマネジメントできるようになりたい。それが実現できる人間力とスキルを兼ね備えた人材をめざします。

※内容はすべて取材当時のものです。

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